月光条例 7 (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 526
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091218865

作品紹介・あらすじ

▼第14条【通り雨】▼第15条【舌切り雀】▼第16条【フランダースの犬プラス】▼第16条【フランダースの犬プラスうらしま太郎】/(1)乙姫来襲/(2)「月打」の治療薬/(3)逃走/(4)ゼッタイヤダと月光サンは言った/(5)最低の人生のワケ/(6)おしゃべりのついでにファイト/(7)乙姫反撃

●主な登場人物/岩崎月光(「月光条例」の執行者に選ばれた少年。本心を話すのが何よりも苦手)、エンゲキブ(月光の同級生。演劇部所属。明るく活発な性格で、月光とは昔なじみ)、鉢かづき(「月光条例」の執行者に仕える、使者にして武器。呑み込んだ武器に変化する)
●あらすじ/ある日、新聞部の「夏直前!人気クラスメートにインタビュー!!」という企画で、インタビューを受けることになったエンゲキブ。本人は全然意識していないが、エンゲキブに憧れを抱く男子は多く、取材しに来た新聞部員・小竹もそのひとり。取材を通して、ますます彼女の魅力に引き込まれていく小竹だったが、そんなエンゲキブがなぜ超不良の月光を気にするのか理解できなくて…?(第14条)
●本巻の特徴/『フランダースの犬』と『うらしま太郎』が同時に月打? 天道&一寸&イデヤが「フランダース」の世界に行っている間、乙姫がおかしくなったと「うらしま太郎」が月光のもとに助けを求めてきて…!?
●その他の登場人物/一寸法師(有名なおとぎばなしの主人公。鉢かづきに連れられて読み手の世界にやってきた)、天道(月光の悪友。エンゲキブに夢中)、工藤(もう1人の「月光条例」執行者。月光たちと同じ学校の図書委員)、イデヤ・ペロー(工藤に仕える使者で、長靴をはいたネコ。人間の姿のときはアイドルグループ〈スプラッシュ〉のメンバー)

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。

  • 2010 4/7読了。WonderGooで購入(古書)。
    途中、飛ばして買っていたところの補完。
    月光の説教がいつになく暑苦しくていい感じ。

  • 事件は起こっているのだけれど、どうも前巻の「赤ずきん」のインパクトが強かったせいか、インターバルっぽい印象の巻。

    「舌切り雀」はまあいいとして、「フランダースの犬」「浦島太郎」のミックス状態は、ちょっとテイストが違いすぎて、まとまりがないような…次巻で収束するのかな? 

  • 今回は、浦島太郎とフランダースの犬のネロに、説教を。

    いやまぁ、強くなくてもいいかもしれないけれどね。自分の招いたことは、自分で受け止めるしかない。多分、そういうこと。

    玉手箱って、でも、いったいなんなんでしょうね?

  • うしとらの頃の藤田センセが帰ってきた!!!と自分は思いました。おとぎばなしのアレンジ具合、キャラクター、どれもが藤田節全開でたまりません

  • フランダースの犬+うらしま太郎の章が思った以上に長いですが、終わりに向かう序章ですか?
    自分で決めていいことと、悪いことがあると思います。
    自分の評価は自分で決められません。
    けれども、自分の人生の評価は自分で決めていいと思いました。

  • 単行本で一気に読むといい感じ!
    ものさしのくだりは少し同意しかねる部分もある。他人のものさしだって大事でしょ!ってのはもう大人になった人間だからかなぁ。
    けれどその後の
    >男は自分のものさしを杖にして、泣きながら強くなってかなきゃなんねえんだよ!!

    ここはがつーんとくる。説教臭いがこういうきらきらした台詞を吐けるあたり月光も正当な藤田作品の主人公だなと。

  • 不甲斐ないネロへの月光のセリフが熱いです。
    ネロの叫びにパトラッシュはどう応えるのか。8巻に乞うご期待、といったところです。
    「月打」されたキャラクターの治癒方法として、月光条例の執行以外でも対応できる方法がいくつか示唆されそうで、ターニングポイントにもなりそうな本巻かと。
    乙姫はもう少し綺麗でもよかったのでは?

  • エンゲキブが可愛いです(聞いてない。

    相変わらず、刺さる言葉を言う話だ。
    自分の価値は自分が決める。そうだよな。はい。
    へこたれて、自分なんか!とか言ってちゃいけない。
    過去に言われたことあるけど(笑。

    いつでも前向きにはなれなくても、自分で自分を決めなきゃ、だ。

  • 月光のセリフが長かったので流しよみしてしまった。
    面白かったよ。普通に面白かったよ。

    エンゲキブは他人から見ても丸わかりなくらい月光好きなのね。
    でも私はトショイインが好き。

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著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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