からくりサーカス (11) (少年サンデーコミックス)

  • 小学館 (2012年4月18日発売)
4.29
  • (7)
  • (5)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 85
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・マンガ (354ページ) / ISBN・EAN: 9784091230492

作品紹介・あらすじ

藤田和日郎が描く、からくりサーガ!

200年前に起こった悲劇を因縁として繰り広げられる「自動人形(オートマータ)」と人形破壊者「しろがね」との戦いを描く大冒険活劇。

【編集担当からのおすすめ情報】
等身大「しろがね」人形、中扉に登場!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人生はそういうものだよ・・・
    生まれた時、人は白い画用紙と色とりどりのクレヨンを渡されて、
    何でも描いていいよと言われる・・・
    さて何を描こうか・・・
    考えているうち・・
    たっぷりあったはずの時間は過ぎてゆく・・
    ようやく描きたいものが決まった時には・・・
    もう帰る時間さ・・・
    描きかけの紙とクレヨンは・・・
    取り上げられてしまうんだ・・
    あんたは・・私には、なるんじゃないよ・・・
    ちゃんと・・良い絵を・・クレヨンをしっかりにぎって・・
    真直ぐに紙を見て迷わず・・お描き・・
    自分の絵を・・・さ。
    「ルシール最後の言葉」

    ああ、なんて愛しいのだろう、人間という生命は、
    いくら年を経ても赤子のまま・・・・
    はかなく、たよりなくて、
    他人がいなければいきてゆけないのだ。

    弱き者のため 血を流し、痛苦に耐える人間が・・・
    私にはあの人形より、幾倍も美しくみえたのだから。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤田和日郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×