銀の匙 Silver Spoon (VOLUME1) (サンデーC)
- 小学館 (2011年7月15日発売)


- 本 ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091231802
作品紹介・あらすじ
日本中が大注目!荒川弘最新作!!
超ヒット作『鋼の錬金術師』の荒川弘の最新作!
大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。授業が始まるなり子牛を追いかけて迷子、実習ではニワトリが肛門から生まれると知って驚愕…などなど、都会育ちには想定外の事態が多すぎて戸惑いの青春真っ最中。仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘する、酪農青春グラフィティ!!
【編集担当からのおすすめ情報】
あの『鋼の錬金術師』の荒川弘先生がサンデーで週刊連載に初挑戦!その超話題作が早くもコミックスになりました!濃厚すぎる農業高校を舞台に、主人公の八軒勇吾が悪戦苦闘しながらも、命の大切さを学んでいく…汗と涙と土にまみれた青春物語です。前作のファンタジーとは、違った面白さが詰まっています。こんな時代だからこそ、絶対に読んでほしい。そんな作品です!
感想・レビュー・書評
-
たまーに読みたくなるんだよなぁ。
図書館で発見したから、最終巻まで少しずつ借りて読もう!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3巻までしか読んでいないが、食べて働いて、ただ生きるところにまで立ち返りたい、という願望を刺激される。
しかし、地の果てまで行っても人間は人間であり、つまらない悩みに振り回される。
その点もちゃんと描かれている。
村上龍「愛と幻想のファシズム」の主人公は、人間であることに嫌気がさし、動物に憧れる。この作品はそんなの無理だ、と言ってるように思える。
この作品は安易な自然讃歌ではなく、人間讃歌なのだろう。 -
-
2013/07/19
-
息子(大学生)と折半して買いました(^_^;)新刊は息子が買ってきてくれてます~図書館に置いてあるんですか!?羨ましい。うちのほうの図書館に...息子(大学生)と折半して買いました(^_^;)新刊は息子が買ってきてくれてます~図書館に置いてあるんですか!?羨ましい。うちのほうの図書館には、西原理恵子は揃ってるけど、ほかは見たことないな。2013/07/20
-
「図書館に置いてあるんですか!?」
はい。
多分、購入されているマンガは、リクエストされた分じゃないかな?「図書館に置いてあるんですか!?」
はい。
多分、購入されているマンガは、リクエストされた分じゃないかな?2013/07/29
-
-
昔読んだことがあって、あまり刺さらず全巻読破には至らなかった…が!!
2巻以降がどんどん面白さが加速していく。
1,2巻だけ読んで、切ってしまうのは勿体無い。
生き物の知識や、農業、酪農あるあるはもちろん、
素晴らしいのは、命を殺して食べることへの問題提起の描き方。さすが実家が荒川農園の荒川先生、重たくない!湿っぽくない!でも軽くない。
ここのバランス感覚が、実に素晴らしい。
中身がみっちり詰まってる感じ。
日常的に命を育て、そしてそれを殺し、食べ、次の命に繋げて来た人のどっしりとした、まさに地に足のついた気持ちの良い感覚。
私たちは、誰しも命を貰って生きている。
酪農、農家、畜産。
職業に貴賎はないが、やはり、命を育ててそれを頂く仕事は、尊く、残酷で、素晴らしい仕事の一つであるなぁと思った。
荒川先生の漫画は「漫画として普通に面白い!」ので、農業などに興味がなくても、かなりおすすめ。
食べた後は肉が食べたくなるので、可能ならば焼肉屋さんなどを予約してから読みましょう◎ -
アニメがよかったので買い始めました。
子供も大人も勉強になる内容なのに、アニメの放送時間が深夜っていうのが残念な気も。夕方とか子供も見やすい時間にやればいいのになーと思います。 -
無性に卵かけご飯が食べたくなった!
-
ホテルに置いてあって読んでる。面白い。
-
本屋さんの一話ためし読み作戦にまんまと嵌って購入した一冊です。
農業高校が舞台ですが、面白い。
主人公には夢が無い設定でその葛藤です。
同級生には獣医になる夢を持っているが、
その課題を本人は気づいている。
主人公が獣医にその課題と聞いてみた。
「獣医になる夢をかなえるために必要なことはなんですか?」
大切なものは
「やれるかどうか」(殺れるかどうか)
この気持ちで獣医を断念する人もいるのだとか。
しかし、ここで獣医がいう一言がフカイイ(笑)なのです、
(あの番組面白くないけど、笑)
「どんな事でもね、
叶うにしろ、叶わないにしろ、
夢を持つという事は、
同時に現実と
闘う事になるのを
覚悟する事だと思うよ」
この、叶う叶わなくても覚悟することだというのがいいですね。
夢がないという若者がたくさんいると思います。
また若者でなくても夢がないといいます。
それは覚悟がないことなんだなと思います。
成功失敗ではなく受け入れるということです。
失敗が嫌だということではなく
失敗を失敗のまま受け入れる覚悟があれば
何だってできるのではないでしょうか。
(そうえば叶ってかいてて叶姉妹を思い出した、どこにいったんでしょうね、笑)
著者プロフィール
荒川弘の作品





