ちろり 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 362
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091235862

作品紹介・あらすじ

小さな四季を彩る極上の日常譚、あります。

時は大開港時代。港町・横濱の小さな喫茶店・カモメ亭。
そこで働く小さな女の子・ちろり。
移ろう季節の中で精一杯生きていく
小さな女の子の小さな四季の物語。
待望のコミックス第1巻がついに発売!
大判サイズで極上の季節感をご堪能くださいませ。

感想・レビュー・書評

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  • コミック

  • 主人公の少女の動きと表情の描写が美しいです。本屋で偶然出会ったのですが、買ってよかった。喫茶店で珈琲が飲みたくなる本。

  • 明治時代の横浜を舞台に、喫茶店を営むマダムと、一緒に働く少女ちろりの日々をつづった物語。
    着物、珈琲好きさんにはたまらないだろうし、それらに興味がある人ももっとハマってしまう作品だなぁと思います。ちなみに私は後者です。
    小山愛子先生の着物愛がバッシバシ伝わってくる「カモメ亭の朝」は眺めて楽しむという感じ。セリフがない話はしょっちゅうで、それがこの作品の良さなんだろうなー。基本的にゆったりとした時間が流れているので、現実でバタバタした時ほどこの作品に癒されます。
    お勧めは「行く年」。これを読むとつい自分も珈琲を淹れたくなる。そしてちろりの笑顔がなんともかわいい…!

  • この漫画を読んでいると、季節の空気や、コーヒーの匂い、汽笛の大きな音が本当にそこにあるかのように感じられます。素晴らしいの一言。

  • 横浜と着物とカフェにつられて。空気感がすきです。ほのぼのなのに色気があって(*´`*)

  •  明治あるいは大正期、文明開化の横浜、カフェで働く女の子 ちろり とカフェの女主人をはじめとする、彼女を優しく見守る人たちの なんということのない 淡々とした日常。
     こういう雰囲気は好き。
     ちろりの家庭事情や生い立ちなどは全く語られず、そのあたりが伏線というわけでもなさそう。
     カフェがあって、かわい女の子がいる、という前提を受け入れて、愛でる漫画。

  • 前から気にはしていたが、読まずにいた。

    なにか事件が起きるわけではありません。
    でも、贅沢なマンガ。
    画面も、ストーリーも、とてもゆったりしている。

  • 明治、横浜、珈琲。
    いろいろツボな和モダンの世界。
    すごく好き。

    セリフがないページもたくさんあるけど、見入っちゃう。
    ただたまに「何してるんだろ…?」って見失ってしまうことがあったけど…そこは私の読解力の問題なんだろうな…。

    一生懸命カップを並べてるちろりちゃんがかわいいー。

  • 着物スキーなので、ずっと気になっていたのをまとめて購入しました。
    まさかの13歳!
    そんなに幼いと思っていなかったので驚きましたが(労働基準法はまだないのか)まあ一種のファンタジーのように捉えています。

    何てことのない出来事が綴られていて、ちろりのそしてマダムの優しさ、温かさにほっこりとさせられます。
    買って良かった(^_^)

  • こんな漫画を待っていた!
    時代や風景、着物…全てがストライク。 ちろりみたく、丁寧に真摯でありたい。
    セリフがほとんどない、横浜やカフェの情景も素敵です。

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著者プロフィール

12月28日生まれ。青森県出身、横浜市育ち。2001年、まんがカレッジ努力賞受賞。同年、『少年サンデー超増刊』に「日常戦線」でデビュー。

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