銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館 (2012年4月18日発売)
4.24
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本棚登録 : 5938
感想 : 343
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091236531

感想・レビュー・書評

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  • 知らないことだらけで面白い。

  • 更なる成長が楽しみ

  • 天才肌の八軒兄が登場の第3巻です。
    御影家でのひと夏の農家バイト、夏バテで美人になったタマゴ、祭、豚丼… なんと言っても、とうきびがうまそう!

    いずれ食肉になる運命である家畜との向き合い方に悩む主人公、共感できます。

    あと本スジとは全然関係ないけど、話と話の間のクラス人物紹介で出てきた「音調津(おしらべつ)くん」、すごい苗字だと思いました。

  • 2012/10/05
    【好き】漫画喫茶にて。



    2012/11/27
    【好き】5巻読む前に再読。 大小の失敗をしながらもアキの実家でのアルバイトを無事に終え2学期がスタートする。 ちょいちょい登場する残念な八軒兄が気になるが今後も絡んでくるのかなぁ? 夏休み前に名前を付けた食肉用のブタ:豚丼の出荷が迫っていることで八軒は答えを出さなければと焦る。 食肉になった豚丼をアルバイト代で買うことを決めたが…多分答えはまだ出ていない。 命を食べることなんて普段はあまり考えないし、考えても実感湧かないしというのが本音だが、現場の人たちは知っていても深く考えないというのが驚きでもあり、そうだよな麻痺させないとやってけないよなと…命と向き合うことの難しさを感じた。

  • 妹に借りる。今更ながら、働くことの意味・大切さについて考えた。ひいおばあちゃんの言葉は忘れたくないな。今巻は特に考えることの多い一冊だった。おまけで豚の体脂肪…。もう「ブタ!」って言われても泣かない!むしろ褒め言葉と思う。

  •  今回は「酪農」「農業」もそうだけど、それ以上に「働くこと」と「生き物の命を奪うこと」に焦点が当たってくる結構重要なポイントだったりするのかな? と思う第3巻。
    「働くこと」に関しては、自分のミスで損害を発生させてしまい、落胆する八軒の気持ちは職種は違えども「労働」している自分には強く共感できます。
     その失敗を、今後どのような「成長」「成功」に繋げていくのか? 興味がありますし、もう一方の「豚丼の話」に関しても、これまで甲斐甲斐しく世話をしてきたけれど、ついに「生きるため」「食べるため」にその命を奪わなければならない。
     その重いテーマに対して逃げることなく考え、数ある選択肢の中で「肉になった豚丼を買う」という決断を下した彼の心境はいかほどのものなのか?
     そして肉になって帰ってきた豚丼を見て、さらに八軒はどんな行動に出るのか? 非常に考えさせられる&次への期待が高められる傑作! オススメです!

  • 面白いの一言。お兄さん、流石だね。
    どんどん彼の家族の話に触れて欲しいところ。
    次にも期待。

  • 726.1 ア (3) 登録番号9282

  • 規格外な兄貴がいて八軒君はそれだけでだいぶ救われていると思う

  • 夏休みが終わって成長した八軒。
    豚丼との別れが近づいてきて、これから八軒がどうするのか続編が気になります。

  • この問いかけのストレートさは何だろう。
    青い。
    そして、いいなぁと思います。

  • ハガレンはちゃんと読んだことないけど、作者のしっかりとした実力みたいなものを感じました。(偉そうだけど)
    主人公の成長に期待。

  • 豚の体脂肪率は、15%前後

    夏バテ後のたまこが、インパクトあったな〜

  • お祭りや日常生活での八軒たちが楽しそうで、ああ青春いいなぁ…という気になります^^;「苦労して稼いだ金の遣い方」…うーん私は給料で漫画と本買ってばっかだ!何事も考えさせられる漫画です…

  • 豚丼・・・・・・
    いや、でもそれが今この世界での、食べ物の在り方の一つなんですもんね。俺はお腹が弱いからあんまり食べられないけど、肉は好きだ!美味い!そもそもベジタリアンには違和感があって、野菜だって命あるものを頂いてることには変わりないんだから、なんだか偽善的だと納得いかない。人間側の一段上から見た独善に近い気がする。見た目のグロテスクさや衝撃に誤魔化されてる気がする。俺は肉も野菜も等しく食うぞ!野菜も食うんだから肉も食わねぇと釣り合いが取れねぇ!逆に野菜に失礼だと思う!
    改めてそういうことを考えられたので、この漫画は読んで良かった。

  • 今続きがいちばん楽しみなまんが。今回はちょっと落ち着いた感じ。季節が冬になるのが待ち遠しい。

  • 農家ならではとれたて美味しい作物を食べて興奮してみたり、訪ねてきた兄との仲を修復したり。時にはバイトで大失敗したりと濃い夏休みをすごした八軒。いよいよ学校が始まります。寮に戻って「ただいま」「おかえり」と家族の様に声を掛け合う生徒達。八軒も友人達と再会し、また充実した毎日がやってくる…。しかし、それは同時に目をかけてきた豚の「豚丼」が出荷される日が近付いてきたということ。自分は愛着の湧いた「豚丼」を食べることができるのか?
    出荷日当日になっても結局答えを出せなかった八軒。悩んだ末に、稼いだバイト代で「豚丼」の肉を買うことを決意し、周囲を驚かせます。
    出荷される「豚丼」をそのまま見送って思考を停止させることもできたはず。しかし彼は考えることを止めず、逃げなかった。その様子を見た先生は、クラスのみんなに屠殺場の映像を見せます…。

    「大切な命を頂いているのだから、感謝して残さず食べる」

    食育について考えた時、大抵私達供給される側の人間はこういった結論に落ち着くと思うのですが、八軒達は供給する側。育て面倒を見ていく中で情も湧くし、殺したくないという思いも出てくるのは当たり前。「感謝」なんて一言で片付けられない。悩んで悩んで悩み抜く八軒を見て、今まで食べるのが当たり前と疑わなかった周りの友人達も一緒になって考え始めます。

  • 寮生活がうらやましい。豚丼の件をどうするのか?

  • 「豚丼」のことを気にしてもやもやする八軒。
    でもちゃんと決断を下せて良かった、強いなぁー!

  • 普段しれっと食っている肉について色々と考えさせられる。考えよう

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著者プロフィール

荒川 弘は1973年5月8日生まれ、北海道出身の漫画家。
代表作『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)、『獣神演武』(スクウェア・エニックス)、『百姓貴族』(新書館)。
1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞してデビュー。衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立。
大ヒット作『鋼の錬金術師』で、2004年第49回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
2011年19号より『銀の匙 Silver Spoon』で初の週刊連載開始。同作で2013年第58回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

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