銀の匙 Silver Spoon (4) (少年サンデーコミックス)
- 小学館 (2012年7月18日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091237729
感想・レビュー・書評
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受け流すのではなく悩み貫いてでも受け入れる八軒が良い マニアック農業あるある興味深い
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本誌の時はスルーしていたけど、28話の素晴らしさが際立つ。確固とした答えのある問題の方が実は少なくて、なんとなく妥協して答えとしているものに真っ向から挑んでいく様は見ていて清々しい。
なにか1つのことを続けていて、そのことに習熟していくのはわかるんだけど、あることをしていて、いつの間にか別のことがとても伸びているということは結構ありうることだし、もっとそういうことが注目されてもいいですよね。
しかし、荒川弘さんの漫画を読んでいると、題材なんて本当に関係ないんだなと思う。
萌え漫画ですら既存の概念を覆すような傑作を生み出すんじゃないだろうか。まあ、この人の漫画は既におっさん萌えが入っていますが。 -
■書名
書名:銀の匙 Silver Spoon 4
著者:荒川 弘
■概要
命をいただく。そんな大仰なことじゃない。
でも、とっても大切なこと。豚舎で可愛がっていた豚の豚丼が肉に
なって帰ってきた。そして八軒は、学ぶ。命の重さを。その手で、
その目で、その胃袋で…
そして季節はめぐる。夏から秋へ…
(From amazon)
■感想
今回も期待を裏切らず、楽しませてくれました。
命の重さとは?、動物を食べるという事とは?という、農業にとっ
て至上の命題ともいえる点について、丁寧に作者の考えを表現して
いると思います。
明確な答えは出ませんが、迷い、戸惑い、それでも殺し食べる事を
繰り返し、答えに近づいていこうとする作者の姿勢が伺えます。
考える事を止める事は簡単ですが、それをしてしまっては、その人
の生きる意味がそこで終わってしまうと思います。
答えが無い事を考える事は大変ですが、それでも、考えて、もがいて
楽しんでいく様に共感出来ました。
個人的には、吉野という女性キャラクターが非常に、便利な立ち位置
で大事な事を示すキャラクターになっているように思います。
1年生の夏編は終わりましたが、秋編も色々な事件があり、面白そう
です。
今一番早く続きが読みたい漫画です。
■気になった点
・生きるための逃げはありです。 -
登場人物が皆あまりにも美味しそうに肉を食べるので
自分も食べたくなります。
焼肉行きたいな…
自分で生き物は殺せないけど
やっぱり肉は食べたいだって美味しいもの
代わりに肉を食卓へ届けてくださる全ての方と
経済動物の命に感謝する気持ちを思い出させてくれます
なんだかせつないけどギャグも盛り沢山。
焼肉行きたいな… -
作りたてのベーコンって旨いんだろうね?!
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にやにや笑いながら読んでました(9歳3ヶ月)