ラブロマ 5 新装版 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

  • 小学館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091240767

感想・レビュー・書評

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  • ラストから2話目がおそろしく駆け足になってしまっていて、『えぇ~!! こんなにいい作品だったのに、もったいなさ過ぎる!!』って絶叫しながら読んでいたのに、最終話があまりにも、あまりにも予想外で、見事すぎて泣きそうになってしまった。よい作品であった……。けれど後ろから2番目の話だけは、やっぱり好きになれないと思う。

  •  他人だからこそ自分と違うからこそ分かち合いたい、他人を受け入れられる度量があってこそのセリフだな。そこまでの関係に至れるかは付き合ってみないとわからなさそう。

     AVも出てましたがイヤだって気持ちはわかるけど抑えられないんですよ男子は、猿だから。思春期の女子特有の幻想と周りからいわれる根岸さんがなんともかわいそうでしたけど、当然の反抗だと思います。むしろしたり顔でいいわよ別にと言われると何が待っているかわからなくて怖い。

     今回はSEXしたいという話から理屈と気持ちの違いまで発展しました。この話だけ抜き取れば根岸さんはとてもワガママだけどそれを受け止めてあげるのも彼氏彼女などの特別な関係の役割なのかな。凸凹のまま進んでもそれが普通と言える間柄なのが羨ましい。

     SEXのときのロマンの無さも彼ららしい等身大のままだったのが良かった。最終回も出会えたからこそ今の自分がいると最後にもう一度確認して未来に歩む星野くんと根岸さんが素晴らしかった。

     ラブロマは一歩一歩解決していく素晴らしい恋愛漫画だったと思います。とよ田作品最高!

  • みかん

  • 結婚生活が長くなった今だから、より胸にしみる作品。相手のために、自分はどれだけの時間を、思いを、差し出しているだろうか。ひたむきに相手を愛する星野くんと根岸さんが、本当にステキだ。

  • 本体表紙:【隠しTRACK】さよならは別れの言葉じゃなくて

  • これ以上にないほどの大円団を歓びたい、先生への感謝の気持ちと、もっと続きが読みたかったのに、と先生を責めたい気持ちが現在、ゴチャ混ぜになってしまっている、私の中で
    しかし、こうして完結して、改めて肌で感じた、イイ作品に自分は出逢っていたのだ、と
    現時点で、私の中では、この『ラブロマ』、恋愛漫画部門で第二位である(第一位は『ハチミツとクローバー』です)
    完結巻って事で、収録されている話全てに、サクッと短く感想を当てようと思います(ちなみに、自分のブログではガッツリ綴っておりますw)

    TRACK#26“二人でデート”
    大勢で交流を深める事で判ることもあれば、二人きりの時間を重ねる事で大事な気持ちに気付ける
    TRACK#27“男のキモチ”
    好きな女の子がいるからこそ、男ってのはその性欲に歯止めを効かせる為にAVに手を伸ばしてしまうのか?
    TRACK#28“拝啓ホシノくん”
    直筆の手紙だからこそ、言葉じゃ巧くまとまってくれない想いを相手に判ってもらえる
    TRACK#29“みんなでデート”
    相手の幸せを考えるんだったら、まずは自分の幸せが何かを知らないとね
    TRACK#30“LET’S SPEND THE NIGHT TOGETEHR”
    体を重ねたからと言って何かが変わる訳じゃない。変わってしまわない方がイイに決まってるんだから
    TRACK#30“みんな元気かい?”
    距離と時間を置くのが怖いのは当然。だからこそ、自分の中の「好き」って本気のキモチを信じる為に距離と時間は置くべきじゃないだろうか?
    TRACK331“IT’S A BEAUTIFUL DAY”
    何が自分たちにとって大切か、大事にすべきか、それに気付くのは難しいけど、案外、簡単でもある

    ホントに胸が温まる青春漫画です、これは
    もっとも、もっと、彼らのドタバタを見てたかった
    もし、機会があったら、とよ田先生に「五年後」と「十年後」を描いてほしいですっ

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