銀の匙 Silver Spoon (8) (少年サンデーコミックス)
- 小学館 (2013年7月11日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091243461
感想・レビュー・書評
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8巻まで読了。通巻では☆5。ここまで考えさせられる作品とは思ってなかったです。八軒は進学校から農学高校へ進学。自信が持てず努力したことすら認めることができなかった八軒が、農学校での生活を通して成長していく。食育、育てていた家畜の命と引きかえに自分たちの食べ物、そして、農家の後継ぎ、農家経営の問題とすることへの考え方など考えさせられます。そして、八軒の家庭の人間関係がどう解決するのか気になります。
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ただの楽しい学校生活だけでなく、農家がおかれている現実を
ガツンと教えてくれる。
駒場の置かれた現状は、とても厳しいものだけれど、折に触れて
また是非登場して欲しいと思った。
そして『銀の匙』の意味が8巻目にしてようやく登場。
この巻で説明がくるとなんだか切ない。 -
駒場君、応援してるよ!ファイト!
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駒場君の実家を通して描かれる農業のリアルな現実。夢だけでは解決出来ない厳しさ辛さがあります。
そして、夢を追うアキを全力で応援しようと決心する八軒。見てないようで良く見ているアキのお父さんって、いいなぁと思いますね。 -
最初は農業高校の話しだって言うので、スルーしてたんですが
またしてもアニメみちゃったら
ナニコレ!オ モ シ ロ イヽ(゚∀゚)ノ
ってなって一気読み、荒川ワールド全開じゃないですか!
いまじゃ八軒が、どこへ向かってくのかちょっと気になったり(笑)
で、なぜに8巻をチョイスしたかって言うと
駒場がお気に入りだからですww -
今までは、タイトル名が前向き。
まさに銀の匙の恩恵。
農家の大変さ、でも楽しさと豊かさが現実と幻想が絶妙に合わさり、楽しくも興味深い物語だった。
今回は、この銀の匙、という言葉が少し重い。
いつもとは質の違う厳しさ。
なるほど、これを描くからこその農業漫画の真髄たるのだろうか、と感嘆してしまう。
畜産・農業の豆知識も勿論ある。いつものように、百姓貴族さながらに。
それぞれが、それぞれに。
今回の展開に思いを抱き、向かっていく。
八軒も。
もしかしたら、少し思考が斜に構えがちな方は、この種の展開の作為さをあまり好まないかもしれない。
特にこの作者さんの特徴なのか、前作・鋼の錬金術師でもそうだったが、強めのネガ展開をみせることで、物語の幅を大きく強調するような印象も抱かなくもない。
しかし物語の起伏、というか展開の流れは素直に面白い、と思うはずだ。
次巻はとても楽しみ。
予告から察すると、大きな転換期になるような予感。
最後に、今巻の一種変わったポイントは。
多摩子ブロック、だと思う。 -
八軒の勉強好きがこんな形で活かされるとは・・・!巻数が増えてきましたが、まだまだ目が離せません。
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畜産、いや農業と言い換えてもいいだろうけど、その厳しい現実・実情なのでしょう。
メインキャラクターの1人を使うことで、その現実に対するインパクトもより強いものでした。
本当に考えさせられるよい漫画です。
そして「銀の匙」の意味を初めて知りました。
しかし、原作が進行中なのにアニメが始まっている...妙な脚本で台無しにならなければいいけど。