銀の匙 Silver Spoon (9) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館 (2013年10月18日発売)
4.23
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091244741

感想・レビュー・書評

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  • 豚丼に引き続き、新たな育てた豚達を
    今度は、出荷・解体・加工まで見ていく。

    愛情込めて育てた動物を前に死んでいく気持ちは
    どうなんだろう?

    命を頂くこと、当たり前に生きてることを
    感謝したい。
    八軒の成長・周りの仲間、いいな~

  • 漫画を大人買いしました。
    命の在り方など考えることが出来る。子供も一緒に読める本

  • 八軒君、着実に成長しております。

    時々、「高校生がこんなこと言うかぁ?」と思ったり、「ん?」と思う点もあるけれど、とても良質なマンガだと思う。学校図書館に置いて、推奨してもいいと思う。

    命をいただくということ、食の大切さ、仲間とのつながり、個人の力ではどうにもならないこと、その他いろいろと大切なこと。それを、「普通の高校生」で真っ向から描こうとするのには無理があると思うけれど、「北海道の農業高校」という、いわば一般のほとんどの人にとっては、「未知の領域」「一種のファンタジー空間」を題材にすることで、人物はまぎれもなく「普通の高校生」なのにストレートな表現も違和感がない。

    その題材も、作者にとっては「(自分が体験してきた)リアルな現場」なのだから、説得力と重みがある。

    八軒の成長ももちろん大事だけれど、たぶん、両親や兄も少しずつ変わっていくのだろうと思う。あの兄ちゃんのぶっ飛び方は、親にとってはたまったものじゃないだろうが、読者目線ではいっそ清々しい。

    最初のアキが先生と面談するシーンや、豚の解体シーン。それに、別の巻だけど、野球の試合のシーン。セリフや説明がないページこそがウマいなあと感じることしばしば。

    このマンガの影響か、農業高校を受験する生徒が増えたと何かで見聞きした覚えがあるが、本当だろうか。楽しそうに見えるけれど、それはメンツによるものところが大きいと思うし、あんな過酷な高校生活は私なら嫌だけれど。

  • 少しだれてきた感が否めないのですが、そうでもないのでしょうか?

  • 実の父が高校生の息子にあそこまで言うか?高校生の息子が実の母にあんな風に言うかの第九巻。八軒くん、成長してるなぁ。

  • 八軒が実家に帰って過去と向き合うシーンがヤバい。

  • エゾノーいい学校だなぁ♪

    八軒が、先生になったら過労死するに、妙に納得。
    そして、そういう性格だとわかってくれている仲間に羨ましさ。

  • 一度失敗した人間は〜のくだりに涙腺をやられた。良く言った!八軒!成長したね←母親目線^_^;

  • 毎回思うけど良質の漫画。
    何気に毎日の寮生活の中で成長してる八軒君、
    今回は名前を付け飼育してる豚を解体し加工、
    販売、食べるまでのワンセットを自分達の手で…って事を決意。
    今まで名前を付け育てていた豚を解体って心情を思えば複雑だけど、だからこそ命を頂くって意味が身に沁みて判ると思う。

    八軒君の家庭にも変化が…
    子供に無関心っぽい八軒のお母さんが学校見学。
    息子の成長を目の当たりにする!(b^ー°)

    9巻は冬の農高の風景が…
    私も息子が北海道の農高卒なので光景が目に浮かぶよ。
    冬、雪の壁が出来るんだよね~。

  • 彼らはもう立派な「大人」だ

  • 父ちゃん怖ぇ〜!

  • 待ち切れなかったらしい。
    新刊買いコース決定だね。

  • 御影に勉強を教えることになった八軒
    そのために兄に頼ったことも、父親に反論したことも
    エゾノーでの生活で成長できたことだと思った。

    「一度失敗した人間は何もしちゃいけないのか」ってところにグッときた。

    今巻も良い話だった。
    人と分かり合うために歩み寄ること…
    どう向き合うのか考えさせられた。

    リア充(仮)w

  • 自分の想いを他人に託すというのはよく聞く話で、
    僕自身もそういった活動はなきにしもあらずなんだけど、
    大事なのは「本人のこと」をちゃんと考えられるか
    どうかなんだなぁとふと考えた。

    豚丼のときも結構キたけど、
    今回はよりしっかりと「動物が肉になる」ことから
    目を逸らしていなくて、さらにぐっとキた。
    ここは、避けて通れない。ここを経て前に進む。
    で、その後に待っている展開が「豚ファンド」とは(笑)。

    現実をちゃんと見て、徐々にたくましくなっていく。
    そんな感じが増した9巻でした。

  • 「俺は経済動物以下か?」今まで父親に反論することも
    出来なかった八軒が、面と向かって父親に言い返すシーンに
    グッときた。
    そして相変わらず今回も、笑いと真剣な話しが絶妙に入った
    濃厚な話しに引き込まれた。
    本編での駒場の不在が悲しいけれど、カバーをめくった裏の
    アニキ注意の漫画に、相川と常盤に挟まれて、白目をむいて
    倒れているのって駒場・・・かっ?!(苦笑)

  • 御影ちゃんのお勉強へのアプローチは役に立つような立たないような。豚ファンドは面白かったです。タマコちゃんみたいなシビアな会計士が居ると助かるだろうな~と思います。

  • 食育展開、巨乳展開、うれしい。

  • 今回も深い。何も知らずに生きていくとこだった事を次々教えてくれる、人生と酪農のマンガ版参考書といったとこ。シリアスな中にも笑いあり。ベーコンさんには思わずふいてしまった。超シリアスな場面だったのに。黒板に書いてるんだもの…

  • いい子ばっかりでなごむ。
    八軒いい子だなぁ。心がほんわかした。
    今回父ちゃんの登場シーン可愛かったな。

    実写だそうで。メインキャストは全員新人さんなのかな。
    映像化は難しい作品だと思うなぁ。

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著者プロフィール

荒川 弘は1973年5月8日生まれ、北海道出身の漫画家。
代表作『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)、『獣神演武』(スクウェア・エニックス)、『百姓貴族』(新書館)。
1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞してデビュー。衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立。
大ヒット作『鋼の錬金術師』で、2004年第49回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
2011年19号より『銀の匙 Silver Spoon』で初の週刊連載開始。同作で2013年第58回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

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