- Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091247407
作品紹介・あらすじ
困難に、逆境に、今初めて立ち向かう。
有名振り付け師に
自分のダンスを否定された鉄宇。
新たな道でもぶつかった困難に、
どう立ち向かう…?
細く強い絆の物語、最新刊!
感想・レビュー・書評
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NOTリア充三人組が本気出してきた!
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鉄宇は、森野先生のかつての師匠である、河内美和(かわうち・みわ)という女性に出会います。鉄宇は、森野先生から教わったフラメンコを彼女に示そうと、菊池、市川とともに河内先生に挑戦することになります。
後半は学園祭を舞台にした物語です。フラメンコ部の富永さんに焦点があてられ、彼女の心のわだかまりとなっていた人間関係に、一筋の希望がもたらされることになります。
これまでは登場人物の一人ひとりがトラウマを克服していく過程が描かれていましたが、今回はようやく、といっていいのか、スペイン舞踊に焦点があてられたストーリーになっています。 -
ようやくもりあがってきました!母ちゃん、先生、先生の先生、登場人物もいいね。
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フラメンコマンガももう5巻。勝っても負けても真摯に向き合うっつうのはいい。こういう恥ずかしいほどにストレートな姿勢をストレートなまま描くというのはとても気持ちがいい。
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今巻は前回程の衝撃は無いものの無くてはならないシーンとなってます。心と技術の成長、それが大きく描かれてます。
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踊る音楽は鳴らないけれど、心の中に流れる唄を、側目で聴いているような本だ。
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新刊。
森野先生が表紙というだけで何か泣ける。
強ボスの化け物っぷりたるや、どこの湯婆かと…。
それが人であっても状況であっても、強ボスにぶちあたることはあるわけで。それに立ち向かって倒れるか、逃げ出して生き延びるか、立ち向かって倒すか、逃げ出しても倒れるか、それはその時によるけれど、ボロボロになって焦って自滅して、だけどそれは他の何かに出会う為にあるかもしれない。失敗して後悔して、でも別の何かでまた立ち上がれるかもしれない。
音楽を絵や文章で表現する時の、それが聞こえた瞬間の広がりのある感覚はもう堪らないのだけど、ここでも聞こえた。強く美しい音が。
カレーパンのレトラがまた泣ける。この毒々しいレトラが最後にこんなに切なく響くとは。
毎回読む度に心が洗われるなぁ。ほう。