ヘブンズランナー アキラ 2 (少年サンデーコミックス)

  • 小学館
4.00
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091253781

作品紹介・あらすじ

アキラの種目は何だ?本格陸上ストーリー!


念願の陸上部に入ったものの、
調子に乗ったアキラは、次々に迷惑な行動を繰り返してしまう…


悩むアキラに、小笠原由美子が導き出した答えとは…!?

さらに、アキラの前に超規格外のライバルが現れる…!!


友達作りにも、陸上にも全力で挑むアキラの
超絶熱血陸上ストーリー 激動の第2巻!!!!!


【編集担当からのおすすめ情報】

謎の男・武将髭アキラが繰り広げる、
超絶熱血陸上ストーリー第2巻が早くも登場!!

本格的に陸上部に参加するアキラの前に、
個性豊かな部員たちが続々登場します!!

さらに、他校陸上部のライバルたちにも注目!!


アキラがどの種目で大会に挑んでいくのか、
本格陸上ストーリーへの第1歩をぜひお楽しみください!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 午年も今日で最後
    荒川弘先生の『銀の匙』の感想を書こうかと思ったが、何もかもが馬っぽい主人公が登場し、活躍する、この『ヘブンズランナー アキラ』を皆にもっと読んで欲しい、と思ってので、2014年ラストの感想に選ばせて貰った
    ジャンル関わらず、文句なし、理屈抜きで面白い漫画に出逢える事こそ、漫画読みにとって最も嬉しい事だ
    スポーツを題材に扱った漫画はかなり、多い。けれど、陸上にスポットライトを当てた作品は、そんなに多くないんじゃないだろうか。まぁ、30年も生きていない、漫画読みとしての経験も浅すぎる私が知らないだけってのもあるが
    『弱虫ペダル』や『Over Drive』、『南鎌倉高校女子自転車部』などの自転車が関係する漫画にはついつい目が向くが、陸上漫画に「おっ」と思ったのは初めて
    ともかく、主人公・武将髭アキラにはインパクトがありすぎる
    表紙からも察せる通り、容姿もだが、私は彼の素直で真っ直ぐ、純粋な性質にグッと来た
    生き方が不器用で空回りしすぎて、自分が傷ついてばかりだからこそ、アキラが自分が「いてもいい場所」を陸上部に見い出せた事は、とっても嬉しい
    アキラから言われなくても、こちらから「友達(ダチ)になろう」と手を差し出したくなる。骨を握り砕かれるかも知れんが、その時はその時だ
    まだ、荒削りで、自己模索を感じる絵柄だが、本気で書こうとする二階堂先生の勢いが千一本一本から充分に感じられる
    アキラが桁外れに体格がイイものだから、本気で走るシーンの迫力が凄まじく、同時に、自分の限界すら突破し、我を忘れるほど全力になれる事がどれほど難しく、「楽しい」に直結するか、を読み手に伝えてくれている
    また、私の最も好きなキャラである部長や、アキラに走る楽しさを伝え、入り口に導いてくれた小笠原さんなど、アキラを取り巻く人々も個性豊かで、主人公一人が悪目立ちしすぎるのを辛うじて防いでいる点も評価が高い
    小笠原さんは、たまに、体も心も陸上に捧げる純真な姿勢にゾッとさせられるが、かなり、イイ娘だから、その部分も含め、正ヒロインに相応しい
    初っ端から、読み手のハートを駆け抜けて、デカい足跡を刻み付けていく回ばかりだが、個人的に推しの話はやはり、アキラがその存在を知らしめる第16走:伝わる世界
    2015年も、全力爆走し、心のランナーズハイを体験して欲しい、アキラにも二階堂先生にも

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

マガジンZで連載され大きな反響を呼んだアクション巨編『ATOMICネコカブッ』の作者。その作品で描かれた──混沌極まる世界情勢の透視図としての近未来ヨーロッパ──を舞台に展開するハードなアクションというコンセプトが今回見事に冲方原作と呼応し、まさに一期一会といえる作品へと結実している。

「2013年 『オイレンシュピーゲル(7)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

二階堂ヒカルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×