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- Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091255198
感想・レビュー・書評
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それぞれの過去が、想いが明らかにされて、
それぞれが抱える「ひとりぼっち」があぶりだされてきた感じ。
誰もが孤独を抱えている。誰もがひとりぼっち。
「ひとりぼっちで地球を侵略する話」だと思っていたけれど、もしかしたら
「ひとりぼっちが地球を侵略する話」なのでは? と思ったりしたけれど深読みしすぎだろうか。
それにしても、この巻も表紙が素敵だ。
コミックでも帯はつけておく派なんだけれど、この作品に限っては帯を外してしまうよ。 -
物語はだいぶ整理されただろうか。凪の経緯を詳らかにするエピソードを挟んだことで、それぞれの立場はかなり明瞭になった。
ぼやかしが多いのはいつものことで、果たしてパーフェクトワールドとは何なのか、だとか疑問は増える一方であるが、一応舞台は整ったと見ていいだろう。
次の巻か、その次の巻あたりに大きな動き(あるいは終わりに向けての大きな流れ)が生まれてきそうな気配である。
余談だが、今回のカラーの挿絵は本当に美しい。先輩はだいぶ前からキュート路線で表紙なんかに描かれていたが、この一枚は特に素晴らしいところだった。