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Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ) / ISBN・EAN: 9784091266804
作品紹介・あらすじ
心を失くした不死者はその瞳に何を見るのか
魔人と旧人類の永きに渡る戦火の中、
魔軍の捕虜として捉えられた男がいた。
その男の名はアンダー。
歴史上15人しか確認されていない不死者だった。
ありとあらゆる拷問、処刑を受けるも数日後には
再生するアンダーに業を煮やした業火卿ピロは、
戯れに彼を気球で空の彼方に飛ばす処刑を思いつく――
【編集担当からのおすすめ情報】
第3回裏サンデー投稿トーナメントで優勝を果たした本作が遂に単行本化!
多くの読者に深い感動を残した「虚空処刑」、不死者アンダーの新たなる戦いの始まりを描く「竜姫活殺」の2篇を収録した大ボリュームの240Pでお届けします。
感想・レビュー・書評
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1巻でH×Hのメルエムとコムギのあの名場面がオーバーラップ、ギンカ隊が残存戦力6名になった辺りは折るフェンスっぽくもあり、竜に乗るルビーに六月の面影を、死んだ傍から再生するアンダーに『ファイアパンチ』のアグニを見るし、性の搾取も描かれていて『高3限定』を思い出すが、どれとも違う。
「人間軍(旧人)」VS「魔軍(魔人)」で、人間が魔人に虐殺されている世界。旧人の中に「不死者」と呼ばれる個体が12体ほど存在確認がされており、魔人軍ピロ司令はうち一体を所有し、知識欲旺盛な女の子秘書官レコベルに、彼の処刑方法を考案させ、処刑し続けている。レコベルは世界の仕組を知りたいだけで、科学を用いて考案するだけである。不死者に恨みも何もない。ピロ司令は、気分で部下を瞬殺する様な暴君。彼はどんな処刑方法を用いても再生する不死者と、純粋な知識欲を抱きながら司令への反逆を促す情報漏えいをしていたレコベルを、水素気球で釣り上げる、レコベルが考案した処刑方法で二人同時に処刑する事にする。
気流に乗って登る気球で、レコベルと不死者の会話が行なわれる。不死者は「殺され」たり「死んだ」りし過ぎた為、考える事を止めている。まだ生きて、知らない事を知りたかったと話すレコベルとの対話で、不死者は自分が如何に殺されて来たか、不死者であるが故に仲間からもたわむれに、それこそ休憩時間に煙草でも吸うかのように殺されて来た事を思い出す。
魔軍に押され気味な人間軍の話かと思いきや、魔軍から放逐されて「竜」を使って(機械と生物の融合機体と言う感じ)魔軍にテロ攻撃するやつもいて、ディストピアな世界の中で、感情とは、を問う作品なんじゃなかろうか、と読み進めている。
「見てしまったら 心が動いてしまったら、
それはもう 俺の世界の一部なんだ!」
心を取り戻したアンダー(不死者)が発した言葉が、まるで秋田ひろむさんの詞の様だ。
淡々と戦争をしているのだが、この世界の中で生きる姿を写し取っていると言う感覚がして、描き方としても物凄く好みだ…レコベルの、アンダーとの最後の時間は、まるで冬山で遭難した人間の会話の様に聴こえた。
めっちゃくちゃ好きだ、こう言うの!!!平易に言ってしまうと、小軍隊の結束とか、種族が違う故に闘うとか、不死者とか、野生の竜に求愛されたらその搭乗者になれるとか、ちんたら書いてしまうとチープにしかならんのだが、そう言うんじゃないんだ、面白いんだ。世界観が好み、と言うのはよくある事なんだが、それが「好きな漫画」になるかどうかは、スコっとハマる瞬間があるかないかなんだよな。読むし、面白いと思うんだけど、ハマる、と言うのとは違うな、と言うものの方が圧倒的に多い中、『堕天作戦』には完璧にハマったな…不死者とレコベルの下りで来た。不死者は標高がどんなに上がろうが、魔人のレコベルは違う訳だよ。魔力が尽きてると死が訪れると判明している。ここの、レコベル自身の死への向かい方の描写がもう…一方的にレコベルが喋っているだけだったのが、死に過ぎて、生き返り過ぎて思考停止していた不死者に感情を呼び起こさせると言う…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コミック
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小隊みんな好きだけどディジーとかサウジーネ辺りが好き。サウジーネさん良い女ですね〜。みんな死にまくるので悲しい。シュロちゃんも大好きです。不器用だね。強く生きて欲しい。
最初に読んだときは意味がわからなかったけど3周目ぐらいから色々分かるようになった。読みやすさは低い。ストーリーだったり設定だったり、台詞の一言一言が練られていて大好きです。 -
不思議な世界観。未来SF?
続きが気になる物語。 -
4.5
山本章一の作品
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