- Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091270696
作品紹介・あらすじ
▼第76話/籠の鳥▼第77話/花島亜十羅▼第78話/雷蔵▼第79話/空中戦▼第80話/牙銀と碧闇▼第81話/鼠▼第82話/襲撃▼第83話/最後の旅路▼第84話/主の座▼第85話/煩悶●主な登場人物/墨村良守(結界師・墨村家の22代目正統継承者。14歳。時音を守るために強くなろうと決意)、雪村時音(良守の隣家に住む結界師一族の娘。16歳。家同士は犬猿の仲)●あらすじ/「黒芒楼」では白を中心に幹部6人が集まり、烏森の力を手に入れる方法を議論していた。一方その頃、良守は学校を休んだ志々尾のために、2人分の弁当と自作のチョコレートケーキを持って、彼の家を訪ねることに。和気あいあい(?)と食事する2人だったが、そこに突然謎の女性がドアを壊して入ってきて…(第76話)。●本巻の特徴/良守たちを鍛えるべく「夜行」から派遣されてきたのは、限の教育係・花島亜十羅と相棒の妖獣・雷蔵! 亜十羅が苦手な限の修業の行方は? 一方、次第に激しさを増す「黒芒楼」の毒牙は、ついに繁守の旧友・松戸平介に及んで…!!●その他の登場人物/斑尾(開祖以来の墨村家付きの妖犬。約500歳)、白尾(開祖以来の雪村家付きの妖犬。約400歳)、志々尾限(ししおげん。裏会・実行部隊「夜行」所属構成員。正守を慕う)、墨村正守(良守の兄。裏会総本部の最年少幹部)、翡葉京一(裏会から烏森の警護役に派遣されており、主に志々尾の見張りをしている) 、白(烏森を狙う妖たちの組織「黒芒楼」の統括。左眼に蟲を飼う)、牙銀(「黒芒楼」実行一部。沼の水を飲み干すことができる)、碧闇(「黒芒楼」情報部。手に千珠眼を持つ)、藍緋(「黒芒楼」研究部。白の命令で黒芒楼の城から出られない。人間に飼われていた過去が原因で、いつも人間の姿をしている)、花島亜十羅(「夜行」所属の妖獣使い。志々尾の指導を担当している)
感想・レビュー・書評
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九巻に収録されているのは「亜十羅の試練編」と「松戸平介襲撃編」ですが、私としては亜十羅の試練のほうが面白かったかな、と思っています。
亜十羅がやってくるシーンから、試練で限がだんだんと心を開いていく様子、最後に限が良守にかけたところなど、主に良守と限の関係性の変化を、面白く描いていて好きです。
もちろん、松戸平介の話のほうも驚きました。まさかここでこのシーンが描かれるとは思いませんでしたし、紫遠の能力、というか統率力などが描き現されていて、この先の話が気になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
黒芒楼のメンバーも本格的に登場。
周りは動きまくりなのに、結界師衆は相変わらず。
なんだかんだいい感じになってきた良守と限だったのに、そこへ突然の火黒の誘惑。
良守はまるっと限を受け入れてしまっているのに、火黒の誘惑に微妙に揺れる限が切ない。 -
松戸の話は今読むとゾクゾクする展開、藍緋かわいい。
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「こんな変人に長い間、いつも同じ態度で接してくれた。君も立派な変人だ。」
松戸老人の最後の手紙は、後の世に残したい名言。
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今回は、この「居場所がない」という斑尾の言葉が、ズンときましたねぇ。
相容れない存在なのに、相手が必要。この矛盾。いい話だ。 -
げんくん可愛いなぁ。
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【S】
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松戸さんスゴくね?
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この表紙みたあとに10巻読むとほんと泣きたくなる・・・。