ひとりぼっちの地球侵略 (10) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 184
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091272409

感想・レビュー・書評

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  •  物語もいよいよ家郷を迎えつつある10巻である。
     おおむね舞台が整った感触だろうか。凪とゴズの王の関係が詳らかにされ、ゴズの王の狙いも明らかになっている。また大鳥先輩と小さい方の関係も詳細が明らかにされていて、次への仕込みもされている。
     にもかかわらず、どこかでしっくりこない感じを受けるのは、おそらく描き方の問題なのだろう。会話の不備や絵としての不備などがあるように思えるのだ。孤独を自覚したミニ大鳥先輩のシーンなどはわかりやすい。こうしたシーンにおける表情の描き方が拙いように思えるのだ。

     そうした点を加味して、星三つ半相当と評価している。物語的には次の巻へと向かう流れができている。次に期待したい。

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