絶対可憐チルドレン (1) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.61
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感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091273710

作品紹介・あらすじ

▼第1話/あたしたちは天使じゃない▼第2話/あしたのチルドレン▼第3~4話/未来は踊る(前・後編)▼読切版/絶対可憐チルドレン●主な登場人物/明石薫(10歳。物体を念力で動かせるサイコキノ[=念動能力者]。「ザ・チルドレン」のリーダー格で元気者)、野上葵(10歳。物体を離れた空間に移動させることができるテレポーター[=瞬間移動能力者]。京都生まれ。三人組で一番の常識人?)、三宮紫穂(10歳。触れた物から様々な情報を読み取れるサイコメトラー[=接触感応能力者]。悪女の素質あり)、皆本光一(「ザ・チルドレン」現場運用主任で、階級は二尉。弱冠20歳にして2つの学位を持つ、若き天才科学者)●あらすじ/増え続けるエスパーが軍事・外交・経済などの国際競走のカギを握るようになった21世紀。日本国内では3人しか確認されていない最強超度(能力レベル)のエスパーである薫、葵、志穂の3人は、特務エスパー「ザ・チルドレン」として難事件の解決に日夜奔走中である。しかし、凄まじい能力を持っているとはいえ、彼女たちは弱冠10歳の女の子。チルドレンの現場主任である20歳の科学者・皆本は、オマセで生意気な3人に振り回されっ放しの毎日で…(第1話)。●本巻の特徴/2004年に少年サンデー本誌に掲載された“短期集中連載版”4話 & 2003年に少年サンデー超増刊に掲載された“読切版”1話を収録。第2集から始まる“週刊連載版”へとつながっていくプロローグ的な一冊!!●その他の登場人物/桐壺帝三(内務省特務機関・超能力支援研究局[=通称・バベル]局長。「ザ・チルドレン」を溺愛する53歳)、柏木朧(局長秘書官で、階級は一尉。年齢不詳な美人)

感想・レビュー・書評

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  • 高能力エスパー3人娘と、その指揮官を中心としたお話。
    基本的にギャグやパロディが多く、テンポ良く読めますが、どの話にも、著者の子どもへの優しい視線が根底にあるのではっとさせられることが多いです。何度か繰り返して出て来る、「君たちは何にでもなれるし、どこにでも行ける」という言葉に凝縮されていると思います。
    その優しい目線があるので、お色気シーンも嫌なものに感じません。

    安易かもしれませんが、「エスパー/ノーマル」という構造は、そのまま「何かに秀でている人/それを脅威に思う人たち」という、出る杭は打たれる的な現代の枠組みへ置き換えることができると思います。
    そう思うと、裏切られて昔のまま時が止まっている兵部や、その兵部を慕って集まってくるパンドラメンバーも恨めなくて、複雑な気分になります。

    だんだん絵柄が変わって今風な感じになっていくので、最初とっつきにくいと感じた人も、せめて数冊は読んでから判断してもらいたいです。きっと気付いたらはまってます!

  • 自分用記録
    1巻、まだチルドレンと主任の間の信頼関係というのは、できあがっていなくて、チルドレンもクソガキ度合いが強くて、ああここからだなぁと思います。
    あと絵柄がしっかり少年漫画。ちょっと先の巻と見比べた母が、「同じ人が描いてるの?」と不思議そうにしていて、私が得意げでした(?)。

    生まれて初めてハマりにハマった作品なので、もちろん贔屓目で見てますし、当時まだずっと子供だったので全てを理解など到底しておらず、今もテンションと惰性で読んでる時があり、……そんな具合ですが。面白いのは絶対です。
    最近、1巻から最新巻、最新巻飛び越して最新話まで流して読み返しました。
    初回読了日は、2008年なのは確定として、日付は覚えていないので薫ちゃんの誕生日。

    あの予知を含めた未来がどうなるか、その時が描かれて、終わるのかな……と思っています。私の人生の半分以上、傍にあった作品。……終わるのこわい

  •  この先生は、「SF/オカルト/超能力」をコミカルに読ませるのが、うまい印象です。
     しかし、本人は藤子不二雄のファンらしいし、純SFが一番やりたいんだろうな…と思うのですが、なぜか、この3者の混合が一番しっくりくる印象があります。。。 
     それと、けっこう無茶な設定でも、キャラクターのアクの強さ&コメディー風な流れで乗り切っているし、そのめちゃくちゃさにカタルシスがある印象があります。
     
     あとは、代表作はいずれも、自己主張の強い女性(陣)に気弱な男性が尻に敷かれがちという「うる星やつら」みたいなパターンがハマってるな、と思ったり。
     そして、キャラクターに対して非常に愛情深い人だな、って思います。
     サプリメントという4コマ漫画がちょこちょこついているのですが、本編に出てこないサブキャラでも、本編の裏でこういう事してるんだよー、と描いたりとか。「美神」のときはなかったけど、「絶チル」ではかなり頻繁に見かけました。
     それから、お色気度は「絶チル」の方が上です(笑)
     「美神」に比べて、のびやかさは「絶チル」の方がある気がします。

     ただ、一番笑ったのは、いつだったかのマンガの帯で、「僕(椎名自身)は超能力やオカルトなんて、全然信じていません!」と断言していたのがおかしかったです。 「本人の好きなSFだけじゃ、全然だめで、信じていない超能力設定モノが一番当たっているじゃん(゚∀゚;)!」と。


    38まで完了。

  • 1巻だけ読みました
    機会があれば続きも読みたい

  • 椎名先生が私のツボを押さえすぎてて怖い。
    幼女だしチルドレンはみんな嫌みなく可愛いしむしろチルドレン攻だし皆本は天然たらしだし少女漫画かって言うくらいラブコメだしかと思えば気を抜くとシリアスだし、もうたまらない。

    ストーリーはど定番だけどそこがいい。サンデーの王道漫画です、ってかんじ。
    絶対にバッドエンドにだけはしてほしくない。

  • アニメ版を観ていました。
    気になる原作…

    お盆に最新刊まで集めました!110905

  • 今読んでる椎名先生の漫画です。超能力系好きですv主人公の3人の女の子がそれぞれ可愛いし、兵部少佐も好きv

  • 兵部少佐が好きです。遊佐浩二はもっと好きです(苦笑)。アニメから入り、原作本を最新刊まで掻き集めました。これでもか!というギャグ三昧なのに、それぞれのキャラクターが背負う運命はどシリアス。だから話がブレないし、何度読み返しても面白い。個人的には、富士子と兵部の関係が好きです。声優陣が歌うアニメのキャラソンも秀逸なのが多いです。

  • ものすごい久し振りに椎名先生の漫画を読む。相変わらずのテンションの高さ、安定した作画、物語に安心感を貰いました。キャラに嫌味がなくていいんだよなあ。どれだけ間が空いても、気軽に「おかえりー」って言ってくれるような安心感がある椎名ワールドが大好きです。

  • ゴーストスイーパーの作者さんの作品だったんですね。

    小学生で超能力のエキスパート3人組の女の子たちが
    活躍する漫画ですか。
    前から気になっていたので友達に借りて読みました。

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