モブサイコ100 (13) (裏少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 173
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・マンガ (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091273734

作品紹介・あらすじ

教祖は誰だ?サイコヘルメット教…広まる!

超能力の爆発の影響で
街にできた巨大な植物――
通称・“神樹”。
超パワーを手に入れようと、
妖怪や新興宗教の教団員たちが
調味市に続々とやってくる!!
一方、モブにとって重要な
イベントが盛りだくさんで…

感想・レビュー・書評

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  • 日本支部の崩壊まででモブサイコの物語は実質的に終わってたな、とわかっちゃいたけど、この巻に及んで最悪の形で痛感することになってしまった。こんなふうに物語世界の崩壊を見せられることほど悲しいことってそうはないな。

    どんなに遅くとも、日本支部で出くわした少年の「オヤジ」との戦いでこの作品は幕を引かなければならなかった。
    すでに終わっているストーリーをズルズルと引っ張った挙句、この13巻に至って完全に崩壊。もはや支離滅裂。いやはや…。本当に僕はこんなものを読みたくはなかった。

    情けないなあ。大好きだっただけに。
    思えば同じ作者(ONEさん)による「ワンパンマン」も原作版は格調を保ったまま中断してしまっているし、コミック版は途中から原作版と違うエピソードに首を突っ込んで完全に世界観崩壊してる。
    結局、ONEさんもまた近年量産されてる「完結させられない漫画家」の1人でしかないのか?

    ポテンシャル的にはそんな水準よりはるかに高いものを持ってると思うのに。生きた人間の喜びや悲しみを深く深く描くことができる、本物の物語作家の能力を持っているのに。なぜ最後の幕だけがきれいに引けないのか。
    その立場にならないとわからないことも多々あるんだろうけど、あまりにも悲しくてあれこれと考えてしまうよ。

    ONEさんの作品は、どっかの進撃みたいな「回収のメドもない思わせぶりな伏線をバラ撒いて、ストーリーはとっ散らかっていくけど作者や編集部は儲かるからOK」みたいなシロモノでは断じてない。
    本来、終わらせることができたはずの物語。話が佳境にさしかかるにつれて、おおよその落着点は読者の目にすらかなりくっきりと見えてくる。なのに落着点で落着してくれない、そして物語はオーバーランしたままひたすらに迷走していく、という残念さだ。

    こういう特徴は、古い作品だけどドラゴンボールの初期シリーズに似てる。言いたくないことだけど。
    初代ピッコロとの戦い、カリン塔のさらに上へと登っていく悟空、やがてもたらされる地上での奇跡の復活、そして悟空の失踪。それで物語は大団円となる「べきだった」、と僕は思ってる。

    そこで終わらせないのなら、相応の必然性と説得力のある続きが必要だったけど、そんなものはなかった。
    その後はもう、「最強の最強のそのまた最強」を求める空疎な再生産ストーリービジネスが始まっただけだった(そしてそれは今もなお成功している。死んだ物語のゾンビが今なおうごめいている、というべきか)。

    幕が引けないことの罪深さって、本当に耐えがたいものだ。
    ひとたび売れてしまったシリーズは、売れなくなるまで書き継ぐしかないのか?漫画ってそういうものだったっけか??
    きちんと完結する名作(名作は本来、きちんと完結するものだけど)を生む土壌というか体力が、今の日本漫画界にはもうないんだとしても、そこは個々の作家が戦って、終わるべきところで終わらせていくしかないんじゃないのだろうか。

    ああ、もう。寂しいなあ。なんて醜い物語に成り下がってしまったんだ。
    14巻以降はもう読まないかもしれない。

  • 巨大なブロッコリーのカバーは、前巻の結末であり新章の始まりでもあった。久しぶりのモブのため、巻頭である第91話にすんなり入り込めず。妖怪はモブ達を苦しめる敵ではないような感じだが……サイコヘルメット教団の暴走が気になる巻であった。

  • モブに後輩ができた。
    そして調子こき100%!
    あんな派手な戦いのあとに思春期ならではのメンタルがぐいぐい出てくる感じすごい。

    すごい一瞬の出番だったけど妖怪ハンターの人好きだよ。

  • サイコヘルメット

  • ブロッコリーすごいな!! 巻末のおまけ可愛い。

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