舞妓さんちのまかないさん (2) (少年サンデーコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
4.20
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本棚登録 : 685
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091277268

作品紹介・あらすじ

京都からお届け!大人気お台所物語第二巻!

キヨは京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす16歳の少女。
キヨは中学卒業後、舞妓さんを目指して青森から京都にやってきたものの、舞妓さん候補をクビになってしまいます。
ただし、踊りにはてんで才能がなかった彼女には、
一つだけ、得意なことがありました。
それは、故郷のおばあちゃんに教えてもらった、日々のごはんづくり。
ごはんを作る才能をおかあさん(女将さん)に見込まれたキヨは、倒れてしまったおばちゃんに代わって、屋形の台所をまかされることに。

一方、一緒に青森から上京してきた同級生・すーちゃんは、着々と舞妓さんデビューへの道を歩んでいるのでした。

華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、
温かな人間模様が描かれるお台所物語第二巻!


【編集担当からのおすすめ情報】
舞妓さんをめざし、どんどん前に進むすーちゃんと
青森にいたときと変わらず、毎日を大切に生きるキヨちゃん。

今回はキヨちゃんと幼馴染すーちゃんの絆も読みどころです!

感想・レビュー・書評

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  • すーちゃんが早くも百はなとして店出しをすることになる。
    友達が100年に一度の逸材と言われることを、妬んだり悔しがったりするでもなく
    自分のことのように喜べるキヨちゃんはとても貴重な存在だと思う。

    雪かきの音で郷愁を覚える感じ、よくわかる。

  • お止め(躍りの稽古に集中できない、京言葉が覚えられないなど、舞妓さんとしての振る舞いができない仕込みさんに宣告される辞職通告)を受けたものの、青森のおばあちゃんに仕込まれた料理の腕を見込まれた才能が役に立ち、おかあさん(市の屋形の女将さん)から新任のまかないさんとして、再起動を果たした野月キヨ。そんな中、共に青森から京都に上京してきた親友の戸米すみれが、同期生の中で1番に舞妓さんデビュー(店出し)が決まります。舞妓さんデビューを果たしたすみれ(百はな)と、毎日を大切に過ごすキヨ。みんな、毎日の食事で元気になれそうです。

  • 舞妓さんちのまかないさん 2(少年サンデーコミックス)
    第9話〜第19話

  • エビチリ、とんかつ、グラタン、シチュー、オムライス、かに玉、ギョーザをひとりでどんどん作っちゃうキヨちゃんすごい。ホットケーキもいいなあ。からあげ食べたい。コバラおやつありがたいね。なべっこ団子おいしそう。久しぶりに焼きそばも食べたいな。

  • ※レンタル → 電書購入

  • これ読むと台所に立つ気力がちょっとだけ復活する。
    けど、ジェンダーのこととか考え始めて、もやる。

    舞妓さん・芸妓さんの存在は、確かに西陣織をはじめ、あらゆる京都の伝統文化の屋台骨になっている。けど、それが成立するのは男性が経済の主役になって遊興にお金を落とし続けているからであって、っていう構図とか、舞妓さんを「おぼこいなぁ」と愛でる小児性愛的文化が許容される下地があって、っていう性の問題とか、いろいろ。

    作者さん、意識して描いてるのかなぁ。
    とすると、これ読んだ感想として「ほっこり」はまずいんじゃないのか?
    それとも単に目に入ったこと、耳に入ったことをスケッチ的に描きこんでるだけ??

    ……うーん。

    ドガじゃないけど、踊り子問題って根が深い。

  • おばあさんに料理とか教えてもらわなかったら、舞妓さんになれないまま、挫折を味わうところだったでしょうが、まかないさんとして舞妓さんを支えるキヨちゃんはすごいです。作中のごはんも美味しそうです。

  • 今回もほっこり!最高!

  •  キヨちゃんと一緒に、青森から京都へ来たすーちゃんが、舞妓さんになるまでの話が詰まっています。そしてそれを支えるキヨちゃんも大活躍です!

     1巻に引き続き、絵のタッチや細々とした小物などがとても丁寧に描かれ、素敵な内容になっています。作者の方が、舞妓さんやそれを支える人たち、そして京都という場所に尊敬というのか、敬意というのか、そういうものを払っていると感じました。

  • 舞妓さんオンリーの話でも良さそうだけど、裏方の話がやりたかったんだろうか? いや、それだとスポ根に過ぎるか?

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著者プロフィール

12月28日生まれ。青森県出身、横浜市育ち。2001年、まんがカレッジ努力賞受賞。同年、『少年サンデー超増刊』に「日常戦線」でデビュー。

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