本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ) / ISBN・EAN: 9784091284808
作品紹介・あらすじ
世界で一番、切ない両想い__
呪いを解くべく日々奮闘中の坊ちゃんとアリス。
ある日、二人の前に魔女「カフ」が現れて…
二人は魔女集会へ潜入することに__!
果たして、坊ちゃんの呪いは解けるのか!?
既刊重版止まらず!!
話題沸騰中の純愛(&逆セクハラ)コメディー、第3巻!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「オレならアリスに触っちゃうけどな…(笑)」
青山剛昌先生も胸キュン!
今キテる純愛(&逆セクハラ)コメディー、待望の第3巻!
今巻もカバー裏漫画や描き下ろしオマケ漫画が大充実!!
感想・レビュー・書評
-
この『死神坊ちゃんと黒メイド』の感想としちゃ、ベタすぎるかもしれないが、ホント、読んでいるコッチの方が、バカップルの出しているイチャイチャオーラで、ぽっくり逝っちまいそう
井上先生は、間違いなく、読み手の命を獲りに来てるね
サンデーうぇぶりで連載されている事に文句がある訳じゃないけど、もしも、この『死神坊ちゃんと黒メイド』が週刊少年サンデーに掲載されていたら、間違いなく、オダトモヒト先生の『古見さんは、コミュ症です』と真正面から、ぶん殴り合える人気を勝ち得る、と私は思っている
画力が高く、設定が面白く、キャラも立っており、ストーリーも恋愛漫画として正道から外れすぎていないので、読みやすい
坊ちゃんの、死の呪いゆえに好きな人と触れ合う事が出来ない、って言う、恋愛漫画としては、かなり厳しい設定を上手く使いこなし、触れないからこそのイチャイチャを実現させている
また、アリスのセクハラも、巻を増すごとに、どんどん大胆となっており、少年漫画としてのラインを越えちゃわないか、心配になってきてしまう
もっとも、セクハラが激しくなっているってコトは、アリスの坊ちゃんへの恋愛感情が強まっている証拠だ
こんなイイ女に惚れられている坊ちゃんは幸せ者だ、と思う一方で、アリスの男を見る目も確かだ、とも思う、作中で、時たま魅せる、坊ちゃんのカッコイイ面で
この(3)では、坊ちゃんとアリスのバカップルっぷりも見所だが、新しい友人が出来るくだりも、作品の転換点が来ているのか、と感じられる
魔法に明るい友人が出来た事で、坊ちゃんとアリスの生活には、どんな変化が生じるんだろうか
こういう明るい雰囲気の展開も好きだが、そろそろ、読み手が「どうなっちゃうんだろう」と不安を覚えるほどのシリアスな回も読みたいな
アリスが悪魔に誘拐されて、坊ちゃんが呪いの力を全開にするような話とか、どうだろうか
どの話も、坊ちゃんとアリスの幸せオーラに当てられ、こっちも幸せに浸れる
その中でも、私の精神力が回復の兆しを見せてくれたのが、第41話「ふくろうと仔猫」
二人が共に歌うトコも良いのだが、アリスがちょっと気落ちしている時に、坊ちゃんが良いタイミングでやってくるトコが良い
アリスは身分の差に不安を覚えているけれど、この坊ちゃんが、そんな些末な事で、アリスと離れられる訳がない
坊ちゃんの事だ、自分の立場を存分に利用して、アリスが自分の傍にいられるよう、頑張るだろうよ
この台詞を引用に選んだのは、坊ちゃん、カッコいいじゃん、と思ったので
言葉こそ在り来たりなものだけど、それだけに、坊ちゃんの揺るがない覚悟が視える
言葉にする事で、自らに発破をかける意味合いもあったのかもしれないな
そんな主の言葉に対し、あえて多くは返さず、執事としての分を弁えたロブもまた、良い男だ詳細をみるコメント0件をすべて表示
イノウエの作品
本棚登録 :
感想 :
