一ノ関圭本 漫画家本 vol.11 (サンデーCSP)

  • 小学館 (2019年9月30日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ) / ISBN・EAN: 9784091294296

作品紹介・あらすじ

鬼才・一ノ関圭の全作品を徹底分析!!

〈序文〉
夏目房之介〈語り下ろしロングインタビュー〉
一ノ関圭、全作品を語る。(聞き手・島田一志)
〈口絵〉
原画で見る一ノ関圭イラストギャラリー
〈特集『鼻紙写楽』〉
作者インタビュー
名場面紹介
作品論:中野晴行/仲俣暁生
対談:一ノ関圭×タカノ綾
エッセイ:佐藤敏章
〈ゲスト〉
松本大洋
沙村広明
伊藤比呂美
山田馨(元岩波書店編集者)
〈作品論〉
飯田耕一郎
原正人
姫乃たま
川俣綾加
タニグチリウイチ
〈未収録コミック掲載〉
「クレソン」
〈資料〉
一ノ関圭全作品解題:島田一志編

感想・レビュー・書評

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  • 4年前、2015年刊行の『鼻紙写楽』が出たときに、33年ぶりに彼女の新作が読めて大いに興奮した。「まだ現役でいてくれた!」と。しかし私は勘違いしていた。彼女は一度も引退などしていなかった。そもそも『絵本江戸の歌舞伎』が発展して『鼻紙写楽』になったのだ。そもそも彼女は画家の夢破れて漫画家になったわけじゃない。漫画家になるために芸大に入ったのである。というようなことを、今回ロングインタビューを読んで知ることができた。彼女は古いタイプの漫画少女だった。

    今回作家の伊藤比呂美などが「漫画は三度の飯より好きだけど、何回も引越ししてその度にほとんどの本を処分してきた。ずっと持ち続けてきた漫画は一ノ関圭だけだ」と告白しているように、彼女の漫画にはカリスマ性がある。こういう本にありがちの「圭論」などや、扉絵原本、ネーム公開、そして単行本未収録の「クレソン」掲載などがあるが、最も貴重なのは、ほぼ100ページに渡る、著者本人がほぼ全ての作品について語り尽くすロングインタビューである。

    今までの一ノ関圭は「生ける伝説」だった。この本によって「生ける巨匠」になった。今後、作品の再読をしていかねばならない。表紙は『らんぷの下』小学館叢書および小学館文庫カバーイラスト。

  • 今日Amazonから届いて、まだパラパラ拾い読みしただけの段階。

    全部読み終わったら改めて感想を書くけど、パッと見の印象でも充実したラインナップ。これは一ノ関圭ファンならマストバイだろうなァ。

    ただ、せっかくの『一ノ関圭本』なのに、また当人への超ロング・インタビューもあるのに、当人の写真がただの一枚もないのは残念。この人らしいといえばらしいけど。

    あの『鼻紙写楽』の続きをいま描いているところだそうで、楽しみ。
    一冊にまとまるまでにはまた数年(下手すりゃ10年以上)待たされるのかもしれないが……。

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著者プロフィール

一ノ関圭 秋田県生まれ。漫画家。漫画に『らんぷの下』『茶箱広重』『鼻紙写楽』(以上、小学館)、 絵本の挿絵に『夢の江戸歌舞伎』『江戸のあかり?ナタネ油の旅と都市の夜』(ともに岩波書店)『おおふじひっこし大作戦』(福音館書店)がある。

「2020年 『琉球という国があった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

一ノ関圭の作品

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