トーマの心臓〔FC〕 1 (フラワーコミックス)

  • 小学館 (1975年1月20日発売)
4.00
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Amazon.co.jp ・マンガ / ISBN・EAN: 9784091300416

作品紹介・あらすじ

シュロッターベッツギムナジウム(高等中学)の学生トーマが自殺した。彼はその前に友 人にあてた一通の手紙を投函していた。受け取ったのは同じギムナジウムで学ぶ、一学年 上のユリスモール。手紙は彼にあてた遺書だった。トーマの死は事故として処理された。 だが、遺書を読んだユリスモール及び、彼と同室のオスカーのふたりだけが真相を知って いた。トーマはユリスモールを愛していた。彼の心に自分の名前を刻み込むために自殺し たのだ。押しつけられたものの重さに苦しめられるユリスモール。そんなある日、トーマ に生き写しのエーリクがギムナジウムに転入してきた…。 ●収録作品 トーマの心臓/ 千本めのピン/とってもしあわせモトちゃん

みんなの感想まとめ

深いテーマを持つこの作品は、愛や死、トラウマといった人間の根源的な感情を描き出し、読者に静かな衝撃を与えます。ドイツの高等中学を舞台に、トーマの自殺を通じて織りなす深層心理劇は、慈愛に満ちた美しい少年...

感想・レビュー・書評

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  • 少女漫画の読者に静かな衝撃を起こしたそのクオリティの高さは漫画を純文学の域まで高めた。
    舞台はドイツ。
    慈愛に満ちた美しい少年達の織りなす、トラウマを救済する深層心理劇。この作品の大きな功績は、
    後の多くの作家や漫画家に多大な影響を与えたこと。

    死、愛、神、原罪、トラウマ‥ミステリアスなストーリーに込められた希望の光。読後に深い余韻を残す展開。 

    昭和40年代初めにこれを描き上げた萩尾先生の精神世界と力量にリスペクトです。
    初版本所有。

    • RIngSangさん
      先日フォローさせて頂いた者です。
      わざわざコメントありがとうございました。
      本来なら私からごあいさつするべきなのにすみません…!
      萩尾...
      先日フォローさせて頂いた者です。
      わざわざコメントありがとうございました。
      本来なら私からごあいさつするべきなのにすみません…!
      萩尾望都作品大好きなのですが、未読のものも多いので、ここ花さんのレビューを参考にさせて頂いています!!

      初版本所有していらっしゃるということで、とっても羨ましいです……!
      2011/01/19
  • 少女コミック(わー懐かし)連載時から、他の漫画とは明らかに一線を画していた。
    萩尾望都がマンガを一番愛していた時期(と、私が勝手に思ってるだけ)。

    連載当時、読者アンケートの結果があまりに悪かったため、苦肉の策で、扉絵の原画を毎回プレゼントしていたという、今では考えられないファンサービスがあった。

    オスカー!カムバーーック!!

  • 透明感のある描写が好き

  • 23刷 ヤケ

  • 寮出身として、設定に全く入り込めず…。設定がしっくりくれば漫画として面白いかもですけど…。

  • 森博嗣の小説版から。「漫画作品の小説化はいわば抽象化である」という彼の言が、時に交錯するかのような密度と、あらゆる葛藤と衝突とが、本筋の物語を危うく侵食しそうでいて、絶妙にその線を譲らない巧みさ。名作である。

  • 伯母の蔵書の中から発見。私の一番。

  • オスカー!俺だ!結婚してくれー!
    そんでもって、エーリクは天使

  • 多感な時期に読んでいたら影響受けて人生変わっていそう。もしくは全然理解できないか。

  • 中学生の時、時代に「逆らって」神とあおいでいた作品。
    今よんでも、なんというか答えがでない作品。

  • 時代を感じますが、とにかく美しい。そして切ない

  • 全3巻。

  • 萩尾望都先生の作品の中で一番好きな作品です。というかこれで萩尾先生のファンになりました。
    すっごく壮絶な物語。純粋なところがとてもいいです。ちなみに浅いホモ(なハズ)。

  • 五、六歳くらいの時に読んで衝撃を受けた作品。八角形メガネ…!

  • 全3巻。<BR>萩尾望都サンの本を初めてきちんと読みました。<BR>アレですね。感性で読み解く本。きれいでした。<BR>それにしても、こんなに古い本が無事残っている田舎の家は素晴らしい。

  • 全2巻所有

    子どもの頃に読んだときは怖くて理解できなかったけど、大学生になって読み返したらその頃勉強した宗教学と通じるところがあって感銘を受けました。
    一番好きかも。

  • 少女コミックで連載している時は、意味がわからなかった。コミックスを買ったけど、それでもよくわからなかった。何度目かに読んだ時、初めて「これが僕の心臓の音」という言葉が理解できた・・ユリスモールのように。生まれて初めて打ちのめされたまんがです。

  • −−だ〜れが殺したクックロビン−− 萩尾望都の短編集も好きだけどやっぱり一番はト−マの心臓かなぁ&#9829;&#9825;ポ−の一族より好きです((笑 最後ユ−リが行っちゃうのがやだったなぁ(ε′`*)少年達の愛が痛いくらい切ないです。オスカ−L&#9825;VE&#9829;&#9825;&#9829;&#9825;

  • 暖かさに満ちた物語。希望の光がそこにあります。

  • 萩尾望都は残酷な神。

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著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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