ささやななえ傑作集〈1〉獄門島 (フラワーコミックス)

著者 : ささやななえ 横溝正史

• 小学館 (1978年9月20日発売)

感想・レビュー・書評

[深川夏眠さんの感想 · 2019年9月18日]

名作読み直し週間の続き。
昔、親戚の家で読んだことを十年くらい前（？）にふと思い出し、
そこそこ高額だったが
ネットオークションで競り落として入手した一冊。

太平洋戦争中、徴兵され、探偵業を休止した金田一耕助は
終戦後、戦地から復員。
病没した戦友の遺言を執行するため、書状を携え、
彼の出身地である孤島、獄門島へ。
友人の鬼頭千万太は
「自分が生きて帰らねば三人の妹たちが殺される」
と繰り返していた……。

原作に忠実に、しかもコンパクトに纏まっていますが、
金田一耕助と早苗さんの間に、
ちょっと恋心が芽生えかけるかのような描写が、
ささや先生のアイディアらしいです。

[darkavengersさん · 2019/09/22]

こんばんは。
獄門島と言うと JETの作品だけだと思っていたのですが、ささやななえ版があるとは知りませんでした。(少女漫画はそう得意なｼﾞｬﾝﾙではないので)

一度読んでみたいと思うのですがﾈｯﾄｵｰｸｼｮﾝで そこそこ高額となると………(泣)
ﾌﾞｯｸｵﾌ辺りで古本の神様が降りて来るのを待つしかないです(苦笑)

調べてみたら他にも いけうち誠一という人が描いた物もあるとか。
これも気になるところです。

[深川夏眠さん · 2019/09/22]

こんばんは～。
実はJET版は未読なのです（恥）。
今、ささやななえ版をヤフオクでチェックしたら……
ひゃー、値下げされて5000円（驚）！
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p695320247

私が買ったときは数人が競り合って、
2500円（＋送料）で落札したと記憶しています。
倍かぁ……（溜め息）。
ブックオフに“うっかり”降りてくる（笑）といいですね！