- Amazon.co.jp ・マンガ (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091325150
作品紹介・あらすじ
大人気シリーズ「窮鼠は~」の完結編!!
妻と離婚した恭一(きょういち)。だが今ヶ瀬(いまがせ)との男同士の微妙な関係は、今も続いていた。今ヶ瀬に抱かれることに慣らされてゆく日々。ところが、恭一に思いを寄せる会社の部下・たまきの存在が2人の関係を大きく揺るがし始め…!?
デジタル少女まんが誌「モバフラ」で配信された、水城せとな大人気シリーズに、新作描きおろしを加えた完結編!!
●収録作品/憂鬱バタフライ/黒猫、あくびをする《―新作描きおろし―》/梟/俎上の鯉は二度跳ねる
【編集担当からのおすすめ情報】
何度も読みたくなる名作!BLが得意でないかたにも読んでほしいです!
感想・レビュー・書評
-
なんというか、ホント切なかった。
今ヶ瀬の『好きすぎて好きすぎて狂いそうになる気持ち』とか、
恭一が静かに「好きだった」って振り返る所とか・・・
この数日前に、同じような状況の(いわゆる「ノンケ」な人が告白されてぐだぐだ悩むっていう)本を読んで、リアルすぎてすっきりしない気持ちでいたんだけれど(w)
こっちはぐだぐだ悩んでるんだけれど、ギリギリな所で『読み物の世界』にとどめてくれたので、
エンディングがあんな形だったのに気持よく読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
▼あらすじ
妻と離婚した恭一。だが今ヶ瀬との男同士の微妙な関係は、今も続いていた。今ヶ瀬に抱かれることに慣らされいてゆく日々。
ところが、恭一に思いを寄せる会社の部下・たまきの存在が二人の関係を大きく揺るがし始め…!?
ケータイ少女誌「モバフラ」で配信された水城せとな大人気シリーズ完結編!!
***
「窮鼠はチーズの夢を見る」の続編です。
内容は重くてシリアス。そしてかなりリアルです。
BLというにはキャラクターの生き様や考え方が余りにも生々しく、
映画にしても違和感がないくらい厚みのあるお話です。
だからこれはきっと"BL"というよりは"同性愛"に近い作品なんだと思う。
読んでいる最中はとにかくずっとハラハラしっぱなしでした。
どうなるの!?どうなるの!?ってページを捲る手が止まらなくて、
何度もテンションが上がったり下がったりを繰り返して…。
読み終わった後の脱力感と言ったらもう半端ないです。
暫く何も考えずにぼーっとしてしまうくらい作品にのめり込んでいました。
本当にジェットコースターみたいな漫画だと思います。
暗くて切なくて悲しくて。何処か仄暗いハッピーエンドに
モヤモヤしながらも実際、同性同士で付き合うって
こういうものなんだろうなと思える辺りがこの作品の凄いところだと思う。
是非、色んな方に手に取って読んでいただきたい作品の一つです。 -
ただただ、気づいたら読みながら泣いていた。
恋愛を描いているんだけど、その恋愛が一人一人の人間のうえに乗っかっているというのかな…恭平のほころびやすい大人らしさや流されやすさ=やさしさと、今ヶ瀬の迷いのなさや潔さ=強さが恭平に全乗っかりしてるからの弱さが、人生を積み重ねてきた人間の“らしさ”になっていて。その二人のやりとりがすごく今の自分に響いた。
たぶんそれは、今ヶ瀬が強くなれるのも振り回されるのも恭平さんのせい(おかげ)で、恋愛に踊らされる恋愛ではなく、相手ありきの愛を少しだけ自分がわかるようになったのかな…と思った。相手ありきだから途中でぼろぼろになっちゃうのも痛すぎるくらいにわかる。
恋に恋しない漫画。愛を抱える人たちに読んでほしいなと思いました。 -
普通の女好きを振り向かせた執念とストーリーが凄い。
パッピーENDでもあるが不安定、なんかコミック2冊でこの密度のある物語すごいと思う。
恋心って奥深い物なのだと知る。 -
「窮鼠はチーズの夢を見る」の続編。
前作もよかったけど、こっちはさらによかった!
もぅ胸がギュンギュンする・・・
今ヶ瀬の狂おしいほどの想いと
恭一の中でジワジワと増殖するような想い。
恭一がすごく男っぽくなって、かっこよかった。 -
ほぼ泣きながら読んだ。
「過ぎる」ということは何においても悪い結末しか呼ばないと思う。
二人がずっと幸せでありますように。 -
ほも漫画で人様に薦めるならダントツでこれ。ほも萌え~っていうよりラブストーリーとしての出来がすごい漫画
-
もう今更何も言うまでもない、名作ですが(笑)
前巻は流され侍恭一の優柔不断さや流されやすさに
イライラしましたが、今度はヒステリックで究極ネガティブな一之瀬にイライラ。
でも嫌にはならない。頼むーくっついてくれー!と願ってしまいます。
ヒステリックな一之瀬をまるごと包み込む恭一の男前っぷりに感服です。
かっこいい…。あの流され侍が(笑)
最後の決意も良かったです。最後、恭一はああ言ってますが
紆余曲折はあるでしょうがいつまでも一緒にいてほしいものです。
著者プロフィール
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