二の姫の物語: 小説オリジナルストーリー (フラワーコミックスルルルnovels)
- 小学館 (2010年1月26日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091331342
作品紹介・あらすじ
時は、紀元前戦乱の世の物語。かつて悠久の大地を群雄割拠していた国々があった。その中の1つ「黄」という国。王族の娘と臣下の男という身分を超え、固い絆で結ばれた2人がいた――。2人は戦国の世に翻弄されつつも、一番大切なモノを見つける…。
感想・レビュー・書評
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原作をすっかりと忘れて読んだのですが、悪くない小説なのにやはり漫画のほうがいいなぁと思ってしまいました。
それでも最後の終わり方は腑に落ちない。
無理やりハッピーエンドにした感じがして好きくなかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
買って積んだままだったけれど、ようやく読む機会が出来た!
漫画とは終わり方が違っていたように思うけれど、どうなんだろう? 小説の終わり方も好きだ!
姫様、青推、お幸せに! まるで姫様の臣下の一員になった気分だ。コミックも折りを見て読み直そう -
コミックだと思って間違えて購入
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漫画も持ってるから、やはり比べてしまう。
和泉さんは漫画家で原作者だからか、挿し絵が漫画っぽかった。吹き出しがあって、言葉で補完されてる感じがした。 -
原作はマンガらしい中華物語(でも、なんちゃって)のノベライズ
愚図な二の姫さま(は実は優秀で)と彼女の臣下兼先生になった宰相の息子(生意気なガキ)。
二人の関係が次第に深まっていく様子が、ときにコミカルに、時に感動的に描かれていて、とても楽しくすらすら読めてしまった。
姫さまの真実や、終盤、愚図だと思われていた姫さまが国の危機を救う展開も含めて、これは、いわゆる王道物語。
でも、それが心地いい。
ラストの姫と宰相の息子がいったん別れる展開は最後を読むまでヤキモキしてしまった。
どこかで、強奪とか、あるのかと思ったよ(笑)
惜しむらくは、家臣団ができて以降の話が短すぎたような気もする。
もっといろんな活躍があっても面白かったかな。
でも、まあ、これは、結局は二人の恋物語だからこれでよかったんだろう。
素直に面白かったです。 -
和泉かねよしさんの漫画「二の姫物語」のノベライズ。
漫画とは違ったエンディングでこちらも面白かったです。 -
単行本が大好きで、本屋でみかけて即購入…一気に読んでラストが違ったけど私は小説版のラスト方が好き。
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以前読んだ原作も面白かったし、小説化するのが好きな作家の一人『深山くのえ』だったので迷わず購入。
終盤の展開が原作と違っていたのには驚いたが、これは原作者が考えていたもう一つのエンディング案を採用したということで、特に違和感無く受け入れることが出来た。
出来れば、後日談など、小話が幾つが載っていると更に嬉しかったかもw