BANANA FISH (11) (フラワーC)

吉田秋生

• 小学館 (1990年10月26日発売)

作品紹介・あらすじ

バナナフィッシュの謎を追っていたアッシュは軍や政府関係者までが関与する陰謀の存在を知った。陰謀の中心人物、ディノ・ゴルツィネのバックにいるコルシカ人財団により、精神衛生センターに捕われたアッシュ。バナナフィッシュの人体実験に使われるところだったが、アッシュに異常に執着するディノにより実験は中止された。隙を見て脱出しようとしたアッシュは、センター内で、廃人と化したバナナフィッシュ生みの親、ドースン博士を発見する。彼を連れ、なんとか脱出に成功するアッシュ。しかし、ともにバナナフィッシュの謎を追っていたマックスたちが、潜入していることを知り、再びセンター内に…。 ●収録作品 BANANA FISH

感想・レビュー・書評

[arianrhodさんの感想 · 2018年3月3日]

ｱﾆﾒ化するということで再読中。ｱｯｼｭの本名ｱｽﾗﾝに別れた母親が我が子に託した愛情を英二がｱｯｼｭに思い起こさせるｼｰﾝが印象的だった。古代ﾍﾌﾞﾗｲ語で暁･･･というくだりがありましたが、私はｱｽﾗﾝと言えばﾅﾙﾆｱ物語のﾗｲｵﾝや発音は違うけどｱﾙｽﾗｰﾝ戦記の主役を思いついてしまって獅子の意味かなって思ってしまっていました。ﾐﾄﾞﾙﾈｰﾑのjade(翡翠)と暁の意味ｱｽﾗﾝから、ｱｯｼｭには獅子や夜明けや浄化のｲﾒｰｼﾞを李月龍は月や龍や夜のｲﾒｰｼﾞが湧きあがります。似ていても相いれない二人。

[min2flyさんの感想 · 2011年7月31日]

2011 7/31読了。京都国際マンガミュージアムで読んだ。
感想は１巻と最終巻にまとめて。

[qwertyuioさんの感想 · 2011年2月26日]

AKIMI YOSHIDA

[かなのさんの感想 · 2011年1月4日]

照れながら「そばにいてくれ」というアッシュがかわいいです。
ついにブランカ登場・・・

[どろっぷさんの感想 · 2009年6月21日]

やっと脱出と再会できましたね……！
月龍がラスボスすぎる。

著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 （よしだ あきみ）
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生（よしだ あきお）
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。