坂道のアポロン (9) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091344656

感想・レビュー・書評

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  • 最後はなんだか意外とあっさり。
    でも最後までさわやかであってくれた。
    いいんだ~これで。と思う。そろそろモーニン聴こうと思う。

  • 素敵な終わり方だったの一言。
    爽やかでキラキラしてました!
    コンセプトの坂道に戻ってきてスッキリ収まったところにも拍手したい気持ちです。

  • 帯に本編完結って書いてあったので「えー…もう!?」ってドキドキしながら読みました。
    前巻の予告のところを見て、ボンがすごく堕落してしまうのかと思ってはらはらしてたけど、ボンがちゃんとジャズに戻っていくのがよかった。
    そしてやっぱりきっかけはお母さんなところがいい!!

    ラストはほっこりしていてよかったー。
    大学生になってちょっとボンがすさむかと思ったけど、最後にちゃんと青春モードに戻って安心した。
    きらきらしたラスト、好きです。

    最後がだいぶ駆け足だったから、番外編が楽しみです。

  • ついに完結ですか〜、素晴らしかった。
    放映が始まったアニメもすごく良いです。薫のピアノが松永貴志!セッションのシーンがカッコいい。手間暇かけて作ってるだけあります。これから毎週何かしら演奏が聴けるわけだね、楽しみ。 OP/EDは菅野さんの作曲でYUKIちゃんと秦きゅんです、青春ですな。その他の劇伴もたぶん全部菅野さん。ケンカのシーンにも、ドラムスとベースのビートが効いたBGMが流れて、スタイリッシュ。音楽に負けず映像もキレイで、教会のシーンとか、映像化の醍醐味だな〜と思いました。
    なんか律ちゃんが滅法可愛くて、原作の何割り増しだろうか…薫でなくても惚れそうなくらい。
    とにかくホントにキラキラした素敵な作品だと思います。

  • 全9巻。いいものを読ませていただきました。アニメスタッフの人選(渡辺信一郎監督×菅野よう子音楽)がすばらしすぎる。

  • 本編完結、これでもかってぐらいのキラキラハッピーエンド

  • オチまでしっかり青春漫画でした。
    楽しかったー^-^
    アニメが駆け足気味だと感じていたけど、もしかして、最後までやるつもりなのかな?・。・

  • 気になってたものの保留にしてて…アニメ化を機に一気に買ってしまったこれ。なんとまあ、締め方が素晴らしくて参った。笑顔で坂道をかけおりるあの二人の再開を待てないかのごとく展開が早かった最終巻。もっと見たい!と思うくらいがいいのかも。番外編単行本はよきて!

  • 最後まで、美しいほど純粋な青春漫画!
    ありがとうありがとう小玉先生ありがとう!
    毎日が言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズンだけれど、私まだまだ夢見て元気に生きていけそうです!!

    興奮のまま、当たり前のようにネタばれしますよ気をつけて!


    千太郎がいなくなってしまって、まだまだ十代思春期まっさかりな西見さんでは、これはおかしくなるまで堕落していってしまうのではないかとハラハラさせられたというのに、糸で引っ張られるようにしてするりとジャズの世界へ戻っていくあの描写が、とても良かった!
    口ずさんだのが他の誰でもなくお母さんだったからよりいいシーンになったのだろう。
    小玉先生の腕が光ります!

    だがジャズにのめりこめばこむほど、千太郎の不在が浮き彫りになっていく矢先の律っちゃんパパの餞別シーンでは、これまで通り過ぎてきた1巻~8巻までのあれやこれやがおいの中にも一気に押し寄せてきて、思わず「うわああああ」と声を上げてしまった。

    すでに過ぎ去った青春を知る私は、あの青春っちゅーやつが幻みたいにかたちがなく、思わず二度見しちゃうほどの逃げ足を持っていることを知り尽くしているというのに、彼らと共に青春をやり直しながら、だが私はまたあの青春の日々にしかない大事なものを西見さんと一緒になって失っていっていたみたいだ。
    青春は、きっと何度繰り返しても、通り過ぎてみないと手にしてきたものに気付けないのかもしれん。

    淳兄のくだりでちょっと興奮からたがが外れて(淳兄が好きなんだよおおおおお!!!)、涎垂れ流しになってしまって本編に戻っていけないかと思って焦ったが、あの逃避行野郎たちの番外編があると知ったので、何とか落ち着く(楽しみすぎる。笑)

    ぶるあああああ!! 感想がたくさんあって、だが全然まとまってなくてうまく書けん!!

    とにかくDr.コトーENDには大満足だし、千太郎も幸っちゃん事故後、真っ暗な道の中で真摯に自分と向き合ったのだと想像できるところに身を置いていて良かった!

    そこに西見さんが、屋上に行って千太郎を見つけるみたいに自然に、あのいなくなってしまった日から何日かして見つけるみたいに出会ったのもほんと良かったなあ。

    千太郎がどうして一人で失踪したまま、西見さんに何の連絡も残さなかったのか、読みながらすごく考えていたんだが、オルガンで奏でられるモーニンにかぶりつくみたいに坂を駆け下りていった千太郎の背中を見ていたら、一つの答えが見つかった。

    千太郎は、お父さんが帰ってくる直前のときのように、責任を感じて、居場所をなくして出て行ったのじゃない。
    当然、西見さんや律っちゃん、家族を捨てて出て行ったのでもない。
    むしろ、自分の半身みたいに信頼できる西見さんがいたから、安心して一人になることができたんじゃないか。
    だからロザリオを置いて出ていけたのだ。
    あれがなくても、もう切り離されることはない。
    千太郎には、殴ったって蹴り飛ばしたってぐいぐい踏み込んできて、自分を思って涙を流してくれる唯一無二の親友がいたんだもんな。

    だから西見さんが千太郎と出会ったのが本当に運命みたいだったように、再会にたくさんの時間が流れたのも運命だった気がする。
    どちらにとっても必要だった。
    もしあれだけの時間が二人の間に流れていなければ、あのモーニンが二人を再び引き寄せることはできなかったんじゃないかと思う。

    千太郎のあの「ばーか」が聞けて、おいは幸せだったよおおお!


    でもっ、ちょっと可哀想だったのは律っちゃんだ……!
    リアルすぎて可哀想だし、リアルすぎるとどうしても悪女っぽさが出ちゃって可哀想……!
    西見さんに翻弄されて、挙句の果てにそのまま置いていかれて、西見さん全然手紙もくれないから淋しくて、つい別の男に甘えちゃったところだけ抜粋される律っちゃんマジ踏んだり蹴ったり……!

    ページの関係か、律っちゃんが千太郎と再会するところは描かれていなかったように思うが(まさか幸っちゃんの結婚式が再会の日ではあるまい)、あれでは可哀想ではないか……!
    何と言っても西見さんがガキだったから悪いのに……!(ひどい)
    とにかく律ちゃんには幸せになってもらわなければ困りまする!
    でなければ全俺が震撼して泣くよ!



    余談だけど、探す当てもなくして、拠り所もなくなり、ただ川を流されていく葉っぱのごとく、髪も伸ばしっぱなしで虚ろな目をした西見さんが、あんな色気を発しようとは……!
    このアンニュイな雰囲気の前では、少年っぽさを演出していたあの細い腰もくびれもただの色気むんむんに見えてしもうて、まるでまり子ちゃんになったが如く発奮しましたぞ!(たぶんまり子ちゃんは別にそこまで興奮してない
    あの時代にツイッターがあったら、まり子ちゃんは葬儀の後、「ちょwwwやばいwww久々にあったいとこがなかなかイケてたんだけどwww」って呟いてると思うヨwwww(たぶんまり子ちゃんは別にそこまで興奮してなry

    あと千太郎のオールバックも反則だと思いますくっそ美味い。

  • ハッピーエンドで終わってよかった
    何気に番外編が愉しみ

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