姉の結婚 (三) (フラワーCアルファ)

  • 小学館 (2012年5月10日発売)
3.75
  • (108)
  • (199)
  • (197)
  • (15)
  • (3)
本棚登録 : 2007
感想 : 120
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784091344687

作品紹介・あらすじ

今、一番真摯でリアルな西炯子版「結婚論」

妻帯者・真木誠と、割り切った愛人関係を続けるヨリ。

ふたりで過ごすための新居の準備が着々と進む一方、
恩師から半ば強引に引き合わされた独身エリート好青年・
川原洋一郎との恋人未満な関係も続いていて…。

ますますディープに、もっと赤裸々に、
オトナの関係を描き尽くす、新時代の恋愛バイブル!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 男性が隣で寝て、包み込んでくれる安心に対する不安。
    行ってはならぬ方だというのに、流れてしまう弱さ。
    自己評価が低い"振り"のプライドの高さ。

    似て非なる者として、2巻まではここまで引き込まれるとは思いもしなかった。
    自分で選び取ってる"つもり"って、イタイなぁ。。。

    昔の経緯がどうであれ。
    他人と契約を交わした真木さんはやっぱりズルいと思うのだけれども。
    そこに愛情があろうとも、安心があろうとも。
    納得いかないなぁ。。。

  • 好きな作品だ。

    とりあえず、1~3巻までを読み終わったので、そこまでの感想を。

    40前、独身、東京から故郷に帰ってきたヨリ。
    イケメン、T大卒、精神科医の美人妻を持つ真木。

    2人共魅力に溢れている。
    だからこそ、この作品にぐんぐん引き寄せられる。

    ヨリは、どことなく孤独で、けれどそれぐらいの寂しさをなんとかできる年齢になっている。
    自分の好きなものもわかっている。
    今以上を望むのではなくて、これから静かに暮らしていくことを望んでいる。
    この故郷で静かに老いていく。
    本が好きで、その方面の能力には長けている。
    けれど、それを誇示するでもなくて。

    真木もまた、孤独である。
    お金もある。地位もある。立場もある。
    執筆した本も人気で、医者としての評価も高い。
    ただ、ズレている。変人である。
    中学の時にいじめられており、その時ヨリに激しく恋をする。
    その感情を忘れられず、大人になる。
    いや、その感情を中心として生きていく。
    だから、結婚もする。政略結婚。
    ヨリと結婚できないなら、再会できることがないなら、
    父親を救うために自分を犠牲にする。

    「人生のほとんどをヨリさんを愛したこと冥土の土産にするのです」

    ヨリから成り立つ人生なのだ。

    だからヨリも真木に惹かれる。
    ただ、不倫、自分が傷つくこと、裏切られることを恐れ
    自分が真木を好きだということをごまかし続けようとする。

    歳をとるにつれ、
    「好き」だけでは行動できない。
    多くのシガラミが二人をそれぞれに絡め取る。


    真木は少女漫画の登場人物だから
    女性が描く男性の理想像なのかもしれない。
    こんな一途な男性はきっといない。
    だからこそ、とっても惹かれる。

    ヨリはどこかにいそうな、
    多くの女性が共感する感情を持つのではないだろうか。

    大人の少女漫画。

    フィクションとわかってはいても
    現実的ないくつもの部分でありそうと思ってしまい、
    それが故にとっぷりとこの世界へ入り込んでしまう。

  • 最後から3ページ目でやられた。
    川原さんいいひとだな〜
    西先生の描く男性が好き。めっちゃときめく

  • つぶさな描写に共感する。

  • 今回図書館要素が増えているような?
    結婚ってなんなんでしょうねぇ。

    しかしヨリ、そろそろ40には全然見えん…
    あと、このマンガ御飯が美味しそう。

  • この漫画は面白いです。
    テンポがよくて、話の作り方が巧いです。
    コマの構成も、絵の角度も他の作者とはひと味違います。

  • 人間関係って自分の心って不思議、難しい。
    共感したりしなかったり、仕事を楽しそうにしている事とかやりたい事キャンペーンが出来てしまうヨリが羨ましかったり。
    とりあえずルイちゃんみたいな妹がいたらいいなぁとホント思ってしまいます(笑)

  • 2巻よりあっさり読めたのは爽やかな川原さんの存在だからかな。川原さん、いい人なんだけど、物足りない。ヨリへの愛かな。真木の方がしつこいし、歪んでるけど気持ちは本物だと思うから。真木の奥さんは、結婚に縛られてるというか、この結婚が自分の身分保証みたいなものだから手放したくない感じかな。真木と話してる時は可哀想な人という印象を持った。ああいうラストだったので、さらに続きが気になる。ヨリの選択がこの作品のポイントになるわけだし、目が離せない。おんぶとヨリが真木と寝てる時に安心を感じてるところが好き。

  • いきなりのミュージカル展開にびっくりしたしヨリのキャラがいまいち掴み切れないのだけど、基本的には痛いほど気持ちがわかる。
    ていうか全然アラフォーじゃないのに共感しまくる私は何なんだろう。「ある程度歳がいくと自分を客観視するのか…」みたいなレビューを書いてる方がいたけど、え…私…老けてる…?笑
    寝顔が可愛かったので真木先生の外見的な良さを初めて実感できた。なんだその行動は。萌えか。萌えさせたいのか。

    毎回面白いんだけどそろそろ本当に「私は岩谷ヨリ、静かな老後を送ろうと思ってたのに妹は居候してくるし…」のモノローグいらないってば。しつこいってば。二巻よりは減ったけど。一冊に二回くらいが限度、っつーかもう三巻なんだから解説いらんべに。

  • 物語がいよいよテーマに向かって動いてきた感じ。「色恋と結婚」「情愛と制度」「美人とブス」「安心と不安」「運命と思い込み」「偶然と必然」…二項対立だと思ってしまっているもののあいだで悶々として足を取られているヒロイン。第三の出口はあるのだろうか。中年とよばれる歳に差し掛かって改めて惑い最後の答えを自分自身に迫り始めているのかもしれない。

  • アラフォー女子の恋愛を描いた漫画。三巻目。

    これまで以上に、それぞれの家族、結婚の形について見えてくる内容。
    真木夫婦、ヨリの実家、川原家などなど、ヨリと真木以外の人達の考える「結婚」や「家族」が見られたのが個人的には楽しかった。

    帯の伏線も含めて次巻が気になってしょうがない。

  • 策士真木再び。
    かと思えばクリスマスのように読みやすい行動もす
    るので面白い。
    真木の結婚の背景が明らかになった。
    割り切ったつもりでも会えば会うほど思いは募るし
    ヨリは限界に近いような気がする。
    そういう時に川原のような人の出現…
    真木との関係を断つために望んでない結婚をすると
    は思えないけど、困りますね。
    真木は問題山積みなので動けず。

  • アラフォー女子の複雑な恋愛模様第3巻。良い人と良くないけど惹かれる人。損得で考えればどちらを選ぶか答えはハッキリしてるけど、そうはいかないのが人間というもの。相変わらず人物の描き方のさじ加減が絶妙だ。

  • 川原さん、とても素敵な人だけど心惹かれないヨリ。出会う順番が違ったら好きになれたんだろうか。
    ヨリの実家との関係も気になる。

    真木と真木妻がなぜ結婚したのかも徐々に見えてきて、登場人物それぞれの思いや立場を考えると、誰も悪くないのにみんななかなか幸せになれないなぁと切なくなる。

  • 揺れる女心を描写する道具立てとして、複数の男性、過去話、家族が必要だが、本巻は一気に詰め込みすぎた感はある。が、ヨリ自身、自分がどうしたいかすら良く判っていない不安定さは、うまく表現されている。これを解消するには、真木でも川原でもなく、結婚可能で心も寄り添える人との関係しかない。一方、既婚者真木の結婚・離婚観や、不倫関係の対処(体の関係を含むが)は、将来慰謝料などの金銭的負担と相手の精神的負担(期待感かなぁ)は別として、まぁ誤ってはない。が、彼の考えなら言葉でヨリに結婚を期待させることはないだろうな。もちろん、真木がヨリに対して真摯であるが故だろうが…。

  • うおおおおプロポーズうおおおお

  • どうして好きになっちゃうんだろうね。強引な恋もいいけど、不倫じゃないほうがいいな。

  • 京都国際マンガミュージアムにて読了

  • 自己評価が低いけど実は美人で出来る子のヨリ、愛のない結婚生活は仕方のないものだった真木、そしていい人すぎる当て馬と(当て馬なんだよね、たぶん)、少女漫画のテンプレ的要素が盛り込まれていますね。
    ヨリが過去に辛い恋愛を経験しているとか(それも自業自得じゃないのか?)、真木は社会的地位も金もあるとか、小道具を除けばやっていることはアラフォーの不器用な恋愛なのではなく、20代の身勝手な恋愛だよなあとしか思えなくなってきた(次も読むけどね)。

  • ケーキとチキンとシャンパン持って三角帽につけヒゲ鼻眼鏡で現れる真木先生
    最後の方でベッドにふたり寝てて真木がトイレ行って戻ってきてヨリをぎゅ…てするとこがいいなあ

全103件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

鹿児島県出身。1988年『待っているよ』でデビュー。代表作は『娚の一生』『姉の結婚』。

「2018年 『キスする街角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西炯子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×