港町猫町 (3) (フラワーコミックスアルファ)

  • 小学館
4.41
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本棚登録 : 143
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091345813

作品紹介・あらすじ

読めばじんわり効いてくる珠玉ファンタジー

ここは小さな港町。“魔女”と呼ばれる寂しさを抱えた女の子が、少年の姿をした猫と暮らす、ちょっと不思議な町。

孤独と自由を愛する、でも本当は寂しがりやで、温もりが大好きな猫たちがくれる、幸せの魔法とは…? そして“九ツの生命”を持つという猫が、新しく生まれ変わるために、ふと姿を消して二度と帰ってこなくなる“その日”とは…?

初めてなのに懐かしく、じんわりほっこり癒し系の、猫と魔女と潮風が贈る好評シリーズ、いよいよ完結巻です!


【編集担当からのおすすめ情報】
漫画編集者にも、もう漫画を読みたくないと思う日はありますが、そんな時でも読めば必ずほっとさせてくれる大切な作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 人付き合いに不器用。ちょっとしたことで傷付いたり、不安になったり。
    気遣いで消耗しクタクタになって帰宅する、そんな時。
    ただ側にいてくれる存在がどれだけありがたいか。
    でもいつか別れの日が来るのですね。
    寂しがり屋の『魔女』は少し強くなりました。
    そして彼女なりの人生をしっかり生きていくのでしょう。
    繊細で優しくて少しせつない、とても素敵な物語でした。

  • さびしい……
    不思議な漫画だったなあ。表情も空気も、全部いい。
    出会えて良かった。


    劇中の時間かなり進むの早く、驚く。
    そのせいか、けして長編作じゃないのに、
    猫町の人と猫と、長く付き合ってきたなと、空虚な気持ちにさせられて、別れるのが辛いな、と思った。

    そして、この最後の巻で、たっぷり、それぞれの人や猫に、再びにスポットが当てられたわけだけれど、
    今度は、過去や出会いなどの「はじまり」のストーリーではなく、未来へつながっている別れ、「終わり」が語られる。
    その別離は、確かに新しい形の「はじまり」だけれど、でもやはり、「終わり」
    を意識させるものだ。
    だって、こんなに寂しい。

    それぞれの未来はあるけれど、
    レンもタルトも今の時間とは、サヨナラだ。
    シャラとカノだって、再び暮らし始めたけれど、いつかは別れが来る。
    穏やかな時間はいつか終わり、変わらないものはない。
    だから愛おしいんだ。

    ところで、猫を飼っていた人には絶対共感できる感情が、このお話にはこもっていると思う。
    どっかのコピペで見たけど、
    猫は死んじゃうと、心に穴を開けるんだよね。その部分は二度と埋まらない。
    そんな猫の良さが、ぎゅっと詰まってる。

    まあ猫が人間を本当に好いてくれるのかどうかは別として 。冷静に考えればただ猫妄想ともいえる。猫に愛されたいなんていう私の愚かな願いをあげつらわれたみったいでちょっと恥ずかしい。

    ただ猫抜きにしても良い話ばかりだから、とにかく
    次回作期待します。

  • 最終巻。もっと猫たちとのほんわりじんわりする話、読みたかった。最後はしんみりしちゃった…

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「最終巻」
      そうなんだ、、、、残念。
      2巻まで、読んでホノボノとしています。早く買って読まなきゃ。。。
      「最終巻」
      そうなんだ、、、、残念。
      2巻まで、読んでホノボノとしています。早く買って読まなきゃ。。。
      2012/10/03
  • 2012/08/09購入・09/15読了。

    9つの命を持つ猫が、自由気ままに生きる様。

    魔女と呼ばれた猫に愛された女性たちがとても羨ましい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「とても羨ましい。 」
      ニャンコも女の子も健気で、このマンガは好きです。
      「とても羨ましい。 」
      ニャンコも女の子も健気で、このマンガは好きです。
      2013/02/20
  • 久々に、こんなに泣ける話で、電車で読みだして少々失敗したような。
    人間が猫を置いていくのと同じように、猫が人間を置いていくこともあると。

    3巻はラストに向かっての伏線的な話が続いていたような感じです。
    影猫とワタリカモメの話は連載時に読んでいて、それがこんなラストに繋がるなんて思っていませんでした。

  • 【あらすじ】
    ここは小さな港町。“魔女”と呼ばれる寂しさを抱えた女の子が、少年の姿をした猫と暮らす、ちょっと不思議な町。

    孤独と自由を愛する、でも本当は寂しがりやで、温もりが大好きな猫たちがくれる、幸せの魔法とは…? そして“九ツの生命”を持つという猫が、新しく生まれ変わるために、ふと姿を消して二度と帰ってこなくなる“その日”とは…?

    初めてなのに懐かしく、じんわりほっこり癒し系の、猫と魔女と潮風が贈る好評シリーズ、いよいよ完結巻です!

    【感想】

  • すごく好きです。多分小さい頃に読んでいても、今読んでもこれから先も好き。

  • 最終巻。どの話もビンビン琴線に触れて涙目。カモメやトカゲやカゲロウ、猫以外の生き物も登場して、猫と人間のつながりだけでなく広く他者との繋がりを感じました。ラストに向けて別れの話で悲しいけれど、表紙の青空を見上げるように心に澄んだものが残されるようです。とても良かった。(一巻・夜空、2巻・夕焼け、3巻・青空。3巻の帯も可愛くて捨てられない^^)

  • あっという間の最終巻。短かったけど、いい話が多かった。余韻が残る終わり方も素敵。

  • 宝物漫画

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