7SEEDS (23) (フラワーコミックス)

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  • 小学館 (2012年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784091347923

作品紹介・あらすじ

それぞれの役割、それぞれの宿命

冷凍睡眠により人類滅亡後の未来へ送りこまれた若者たち。
想像を絶する事態と自然の猛威の中、懸命に日々を生き抜いてきたが、
またしても異常事態が発生。増殖するキノコ、大規模な山火事・・・。
生き物たちの選択とは・・・!?

感想・レビュー・書評

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  • 小野不由美は、自作のキャラクターを物語上で「活かす」ためにお気に入りのキャラクターも容赦なく死なせる。
    田村由美は、キャラクターを愛するほど、怒涛のように過酷な試練を突きつける。
    作家ってホント、サドな商売です。
    かわいい子にほど、見た目通りのハッピーエンドを用意してあげない、難儀なお二人。

    そんな作者の愛情を、ありがた迷惑なほどいっぱいに注がれている鷹さんでした。
    (とはいえ、本当に愛されているのは吹雪くんかもしれませんが。何といっても最後のお別れの舞台を、一人で3回もよういされてる彼って……)

  • やっちゃった…。手を出したら止まらないだろうと思っていたけど読みたさに叶わなかった!
    そして案の定一気読み。もう~続きが……読みたい!!
    ところどころにBASARAを感じる部分もありますが、どうしてこんなにココロを摑まれるのでしょう。生きる、という事に真摯で、汚い部分も見せながら描いているからなのかな。
    登場人物皆にストーリーがあり、何がいいとか悪いとか、絶対な事も人もないんだと、見る目が変われば答えは一つではないんだといつも思わされる。その中で紡がれる本質をつく言葉。
    自分に精一杯になってしまい、つい視野が狭くなる自分には刺さる言葉がたくさんありすぎる。周りをよくみて自分で決めて自分で生きる事、なんて怖くてなんて楽しいんだろう。

    ナツには自分を投影してしまってもどかしいが花にもイラっとする事が多い。
    吹雪、美鶴さーん……泣
    結構エグい描写もありBASARAの方が好きですが、こちらも止まらないです。
    あーこの後どうなるんだろう…

  • 本文を読んで号泣して、本を閉じて表紙を見て、もう一度泣いた。きっとその光景は、かなしいながらもうつくしかったのだろう。個人的には、久しぶりに鷭ちゃんが見られて嬉しかったデス。

  • わんこー(T_T)

    しいたけが怖いと感じたのは生まれてはじめて。

  • はー、面白すぎた……。
    吹雪と美鶴さんは年齢的にお別れイベントあるだろうなと思っていたけど、凄まじかった、筆舌に尽くしがたいとはこのことかと。
    本当に美しいものに溢れている作品ですね。

    そして物語の舞台は北へ。

  • 表紙、そういうことだったのか…
    新巻さんが好き。
    もうすぐ全員集まるのかな?続きが気になる!

  • 相変わらずエグすぎる

    大量のきのこはしいたけだった
    動物や植物にも寄生してしまう
    新巻&あゆが花たちに追いつく
    美鶴さんと吹雪たちが危険だと伝えようとするが、山火事も相まって時すでに遅し
    なんとかみんなで逃げるが、火に焼かれながら死んでいく犬たちを見て新巻は慟哭する
    花たちは罪悪感に苛まれ、新巻に対する気持ちはあるがあゆに譲らざるを得ないとも思う
    山火事はみんなの集落にも届こうとしていた
    パニクる一同の前に、百舌が現れる
    夏Aを叱責するがハルが反撃する

  • 全員が追い詰められて、全員に成長物語があって、全員に見せ場があるのすごいな。
    40人(以上)物人数でそれをやってのけていることに感嘆するばかり。

  • 吹雪と美鶴さんとの突然の別れ。ただただ号泣。
    そばにいたのがあゆで、冷静かつ的確に説明をして鷹くんを落ち着かせる。
    花はそれを見ていて辛かっただろうなと思う。
    あゆは鷹くんに好意を持っているというよりは、自分にとって害ではないみたいな受け止め方かもしれないけど。少しずつ変化しているからなぁ。

    夏Aチームの一部と要さんが対面してしまい、それぞれがが海に向かっていて、そろそろ全員が集合するのか。

  • いつかは別れがくる、それはわかってたことだけど、あまりにも突然であまりにも容赦なかった。犬たちの死。泣けて泣けて仕方ない。荒巻くんにとっては一緒に旅した仲間の名をつけた犬、そしてその家族。またしても置いて行かれる、置いて行かないでと泣き叫ぶ彼に現実を彼らの最期をきちんと見ろとさとしたのは夏Aのあゆだった。私は一生ペットは飼えないわ。別れがつらすぎる。

  • 大まかな内容を知っていたのでどうしても読む気になれずにいたのだが読んでしまった。案の定号泣。犬達の姿を思い出すだけでいくらでも泣けてきて困る。

  • 椎茸菌がバイオハザード化してました。
    この世界の生態系は繊細で脆くもあり、でもしぶとい。
    バランスが崩れて全てを破壊し尽くしても、いつかはしなやかに再生します。
    生物はあっさり死んでいきますが、だからこそ生き残ること、新しい命を育むことに最大級の価値があるのだと思います。

  • 何だか少し謎も含んでいて、そろそろ集合しそうな気配。でもそんなことより、まさかの別離に号泣(嗚咽つき)でした。目が開かない…

  • どんどん再会して結末へフラグ。花は完全に鷹を諦めたんだね…その方が幸せになれるよ、たぶん

  • いぬーーーーー!!! というか出来すぎなような・・・動物にそこまで崇高な思考は無理なような気がしてしまってどうしても感情移入できない・・・

  • 【M】

  • 号泣です…
    特に犬好きにとってはつらいですが泣けてしまう展開です。
    花ちゃんと新巻さんとあゆさんの微妙な三角関係?(嵐くんはいいのか!?)が今後どうなるのか気になる。

  • 老人と動物の話には勝てない!百舌さんお久しぶりです…。

  • 泣いたーもー泣いたー!!!

  • あそこで吹雪さん美鶴さんを出すのはズルイです。
    泣きましたよ。泣かされました・・・
    読了後、表紙絵を見てまた泣いた。

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著者プロフィール

日本赤十字広島看護大学学長・教授

 松山赤十字看護専門学校卒業。病院での臨床看護師,皮膚・排泄看護認定看護師として経験を積む中,1990年から1992年にかけて日本赤十字社国際救援要員としてパキスタンやアルメニア共和国などで災害支援活動に従事する。アルメニア共和国では多国籍からなる医療支援チームのナースコーディネーターを務める。
 1993年佛教大学社会学部社会福祉学科(通信教育課程)を卒業後,渡英しロンドンサウスバンク大学大学院インタープロフェッショナルヘルス&ウエルフェア研究科に入学,1996年修了(社会学修士)。2012年,早稲田大学で博士号(人間科学)を取得。
 1996年4月より香川医科大学看護学科(現香川大学)での教育研究職を皮切りに,2001年~2011年3月まで神戸大学医学部保健学科・大学院保健学研究科,2011年4月~2014年3月まで滋慶医療科学大学院大学,2014年4月~2020年3月まで日本赤十字看護大学共同災害看護学博士課程教授を経て,2014年4月より現職。

「2022年 『看護のためのリフレクションワークブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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