町でうわさの天狗の子 (10) (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館
4.19
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本棚登録 : 724
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091347961

作品紹介・あらすじ

青春ラブファンタジー、激動の第10巻!!

月刊flowersで絶大な人気を誇る、学園青春ラブファンタジー!

日に日に秋姫の中で大きくなっていく天狗の力。
ついに、力を使った瞬間に腕に毛が生えてきてしまう。

不安におしつぶされそうな秋姫に、
瞬はせいいっぱいの言葉をかけ、彼女を守る決意をする。

そして秋姫に告げられた、彼女の本当の正体とは―――!!

【編集担当からのおすすめ情報】
ずっともどかしい距離にいた秋姫と瞬。
しかし、その二人の強い結びつきに胸を打たれる一冊です!

秋姫の正体が明らかになり、大波乱の奈良修学旅行編もスタートする
激動の第10巻、お見逃し無く!

感想・レビュー・書評

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  • 単行本の表紙が毎回とても好きです。岩本先生の水彩画、とてもすてき。
    中身のカラーもぜひ拝みたいところ。特に52話の表紙のかわいさといったら…!四郎坊のあざとさに歯ぎしりです。くっ、愛いやつめ!!
    というわけでまずは動物萌えから。
    10巻目にして初お目見えの眷属がふたり。猿の六郎坊と、鶏の七郎坊です。雑誌立ち読みして人型を見かけていましたが、七郎坊はチャラ男?と思っていたらまさかのオネェ系っていう…相変わらず埋没させないキャラ付けの眷属たちです。
    そんな子達が町中で隠れるためにとった行動に爆笑でした。立ち読みした時も笑ったけど。もう…なんなんそのセンス…!お山で練習してたのか!かわいすぎんだろ!本家の音楽隊とは鶏しか共通してねぇぞ!七郎坊抜きでどんな練習したんだよ!!
    そして福山様!小ネタから推察するに福山雅治似のイケメンであろうと思っていました…。しかし人型で見せるのを勿体振るやりくち、岩本先生は萌えをわかってる!!(グッ)

    そして人間サイドですよ。
    瞬ちゃんのわかりにくい密かなはしゃぎっぷり、かわいかったですね。無表情ポーカーフェイスで奈良町のこと調べまくった瞬ちゃん。万葉集に思いを馳せる瞬ちゃん。修学旅行で何かをキメるつもりだった瞬ちゃん。修学旅行が邪魔されてキレる瞬ちゃん。デレまくりです。わかりにくいけど最高にデレています。
    でも、秋姫はずっと不安の種があって、瞬ちゃんと修学旅行を楽しむどころじゃない。タケルくんが絡んでいく問題が複雑に展開していって、なんだかむしょうに不安を煽るモノローグが散らばる。
    ひとりで何かに向かおうとする秋姫に三郎坊がついて来てくれたシーンには泣きそうになりました。
    何が待ってるのか、自分は何なのか、何もわからない。それは怖くて心細いことです。
    メールをやりとりするシーンは、みんな誰かを想っていることが伝わってきます。もちろん、福山様の慈しみの気持ちも。

    100年先も200年先も、みんなでカレーつくったり、そういう天狗になったらいい。
    …読み返して泣きそうだなぁ。
    次巻が待ち遠しいです。これが完結しないことには死にたくない。

  • 瞬くんのカーディガンが、6巻で秋姫にひっぱられてから伸びっぱなしなことに今更気づいて笑った。

  • 切なかった!
    帯の「もう少し長くここにいさせて」にも、その帯込みの装丁にもハッとしましたが、中ももう切ない。
    自分のメタモルフォーゼを目の当たりにして、でも誰にも言えなくて、ひとりひっそりと悩んでいた秋姫が、それを少しだけでも洩らせた相手が、天狗関係の誰でもなく、親友のミドリちゃんや金ちゃんでもなく、普通の友達だったところにぶわっと来ました。
    そして「天狗的な事情で」という言葉をそのまま普通の悩みと同じように受け止めて、自分に出来る最大なことをしてくれた友達たちにも、涙が込み上げました。
    あんなに仲が悪い時期もあったのに…。
    人は認められて生きていくのだなぁ。そうして生きる為の支えと云うか力を得ていくんだなぁ…と思いました。
    この時期の友達は本当に自分の血肉の一部だね。

    庚徳さまの過去にも驚いたけどね!
    いろんな意味で話が動き出す予兆がして、ハラハラした。
    次が出るまで長いなーっ

  • <Spiritual Princess>
      
    Cover design/岩下倫子

  • コミック

  • 秋姫は友人だけでなく眷属にも恵まれて、もっと自信を持って生きていいと思う。この感じだと秋姫が悪い天狗に向かっているのか。なぜ悪い天狗になるのか?そろそろクライマックス感が出てきて、どのように終わるのか楽しみです。

  • 三郎坊のこういう時のための腹心の部下にございませんか、って言葉に泣けた。ロマンスほっぽり出してくるなよー(;_;)でも、秋姫は力強い仲間が来てくれて嬉しいよね。四郎坊以下のブレーメンはまぁ、なんていうか無理はあるけど嫌いじゃないよ!(笑)

  • 今年(H27)1巻から読み直したけど号泣でした。続けて読むとたまらないよ。少女マンガの中では特別枠

  • モード変。姫ちゃんかっこいい!( ^o^)

  • 敵は自分の影。持て余す天狗の力が暴走か!?
    ゆるゆるとした学園ファンタジーもクライマックス直前、緊迫??の展開に。
    終わりそうな感じです…。

  • 奈良への修学旅行。急に複雑な展開になった。天狗道とは?良い天狗と悪い天狗とは?どうして太郎坊は悪い天狗に向かってるのか?
    この急展開なんか良くわかんない

  • 十郎坊の人型って、10巻の中表紙オンリーなのかすごく気になる。正面からぜひお顔拝見してみたいわ…!

  • ラブな展開が続いてきましたが、この巻はラブより新たなストーリー展開が中心でした。
    お山の眷属の人間バージョンがたくさん見られて楽しかったです。
    赤沢ちゃん、いつの間に三郎坊とデートしてたんだ。
    天狗になった瞬ちゃんにいろんなとこに飛んでつれてってもらうのってステキそうです。

  • 10巻読了。
    のほほん天狗日常もの…が最終章に向けて若干きなくさく。
    でも相変わらず肩の力が抜けた作画とストーリーが、何とも言えない叙情感をかもしている。不思議な佳作。

  • やっとに最新刊にたどりつきました。
    ほのぼのだと思って読んでたのになんだかザワザワするし、バトル?要素が増えて天狗の子ってこんな話だっけ?思ってしまったけど、読み返すとけっこうこういう話だった。
    続きが気になります。

    うさぎの五郎坊がまさかの瞬ちゃんに拾われてお山入りしていたという事実が個人的にはすっごく素敵なエピソードだなと思いました。
    五郎坊はどう瞬ちゃんとなかよしなのかついつい妄想してしまいました。

    四国のぼっちゃんお馬鹿で好きでしたが、福山様の人型がちょう好みで今すごくこんぴらさんに登ってみたい気持ちでいっぱいです。

  • 10巻まで読了。普段少女漫画読まないけどおもしろい。
    1巻~3巻くらいまではちょっと慣れてない感じがあるけど
    それ以降どんどん面白くなってきててすごい。アニメ化あるで

  • 急展開でビックリした(笑)一気に物語が動き出した感じ。日に日に自分の中で大きくなっていく天狗の力とその不安に押し潰されそうな秋姫。そんな彼女を支える友達や眷属たち、タケル、そして瞬の優しさが切ない。続き気になる。どうなるんだろう。

  • 激動の10巻との帯にどうなるんだろうとドキドキ。秋姫がどうなるのか、修学旅行編も続きが気になる1冊でした。瞬君と秋姫の間も近づいて二人の今後も気になる。それにしても瞬君がかっこいい。

  • 「天狗的な事情で」って私も言いたい

  • もうね、11~12ページのやりとりだけで泣ける。
    クライマックス間近です。

  • 続きが気になる。

  • 天狗に変化していく秋姫の不安の描き方がうまい。
    少女漫画はこういう、主流と傍流がある話で書くべきじゃないかと思う。
    傍流が恋愛で。

  • 相変わらず丁寧だなあ

  • 修学旅行回で奈良!私の大好きな2月堂がでてきてちょっと嬉しかった^^*相変わらず瞬くんかっこよすぎて死ぬ!

  • ジャンボタニシ大発生の予感

  • なんだなんだ( ・ω・)?今回は珍しく緊迫感あるねぇー( ゚□ ゚)

  • 瞬ちゃん!奈良行きたいよ奈良!

  • ストーリーがごちゃっとした印象はある。けど、最後にはじわじわ緊張感も増して続きが楽しみ。
    気になってた十郎坊の正体が分かってスッキリしたけど、みどりちゃんのお父さんって(笑)。

  • おお、話がまた動き出しました。楽しみ

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