花冠のマドンナ (7) (フラワーコミックス)

  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091351272

感想・レビュー・書評

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  • ※全7巻の感想をまとめてこちらに。

    さいとうちほさんの作品は、『恋物語』の何巻かを読んだことがあるくらいだったけど、彼女が描く男性が美しくて好きなので(笑)、他の作品も読んでみることにした(^_^)ノ
    世界史は苦手だけど歴史モノわりと好きなので、まずこの作品をチョイス☆

    伝説の「花冠のマドンナ」、奇跡を起こす銀の髪の乙女、ファルコの従者/盗賊エフの手下・レオ…など、ヒロイン・レオノーラに色んな顔があるっていうのが魅力的だなと思った。
    でも、ファルコの前ではただの年相応な女の子になってしまう瞬間が、一番かわいかったな♪
    あとは、とにかくファルコが素敵だったv(≧∀≦)
    情けないトコもあったとは思うけど、芯はブレない男だな、と。さすが王子さまw

    チェーザレの印象は、ホントは寂しいだけなんじゃないかな?って感じ。いつも、ただ自分を受け入れてくれる人を求めて…。
    出自のことで劣等感(?)みたいな気持ちもあったんだろうけど、そういう自分でも分かってない感情や欲求とかが、イタリアを手に入れて皆に自分を認めさせてやる!って思いに向かわせたんじゃないかなーと。
    きっと誰のことも信じられない、苦しい人生だったろうなぁ(>_<)
    やっぱ、妹でもルクレツィアを手放すべきじゃなかったんだよ!彼のこと真実理解して許容できるのは、彼女しかいないんだろうからさ…。

    そして、ラストは予想外の連発だった!!
    「宝剣・エメラルドの獅子を抜いた者が、イタリアの王になる」という伝説を、法王に就く、という意味に捉えたのは驚きだった!Σ(・ω・ノ)ノ
    あと、ここまできて、まさかの悲恋に終わるの!?ってヒヤヒヤした…。

    正直、えっ!これで終わり?って拍子抜け気分もあるけど、でも伝説ってそういうものだよな…と妙に納得もできた作品だった(*´ヮ`*)

  • 身体を奪われたレオノーラ、反乱が失敗に終わったファルコ。二人は失意のうちに離ればなれとなる。レオノーラは奇跡の力を持つ緑結晶の洞窟をみずからの手で封印した。エメラルドの宝剣伝説、美しき最終章!

  • 全然名前見かけた事無いんですが、好きです。
    こないだ読み返して更に友達にも貸したんですが好評でした。
    もっと知られても良い作品だと思います。

    少女革命ウテナの方は残念ながら読んだ事ありません。

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