町でうわさの天狗の子 (12) (フラワーCアルファ フラワーズ)
- 小学館 (2014年1月10日発売)
本棚登録 : 561人
感想 : 54件
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Amazon.co.jp ・マンガ / ISBN・EAN: 9784091357380
作品紹介・あらすじ
大人気青春ラブファンタジー、ついに完結!
月刊フラワーズで6年半の連載を経た「町でうわさの天狗の子」が、ついに完結!
仲間を助けるために力を使い、ついに狐の姿になってしまった秋姫。
彼女を助けるため、瞬が、そして仲間達がとった行動は…!?
瞬の秋姫への深い想いが胸を打つ最終巻、ぜひご覧ください。
【編集担当からのおすすめ情報】
恋と友情、そして愛おしい日常を描いた「町でうわさの天狗の子」が、
ついに完結します。
それぞれのキャラクター達が選ぶ未来を、
ぜひ最後まで見届けてあげてください。
感想・レビュー・書評
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なんかね、とても良かった。
ほのぼのお笑い系ファンタジーかと思いきや、終盤どんどん予測不能に風呂敷が広がって、最後にいろんなものが回収されて、ぽすんと胸の内に落ちました(ちょっと展開の仕方はダイアナウィンジョーンズに似ているのかも)。
よく考えたらしゅんちゃんは出来過ぎなほどの白馬の王子様で(女子の浪漫だなぁ)こんな人いないよーと思いつつ。しかし嫌味が無いのでおそらく男性でも抵抗なく読めるのでは無いかと思われる作品でした。
少女漫画ちょっと苦手な私でも素直に楽しめた。
漫画なんだけど一人称の世界と言うか…あまりヒロイン以外の心の動きが明確には描かれていなくて、それがちょっと小説的なのかなと分析するのですが。と、同時に、絵があるからこそ出来る、構図での訴え方とか無言の間の表現なんかも良く。シンプルな絵柄に、脇役の造形なんかも魅力的。
眷属の皆さんやお父さんも愛らしかったです。
みんなかわいかった!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
涙と鼻水にまみれた顔で読了。すごいよ、この怒涛の盛り上がり。ほのぼのマジックリアリズムっていう、当初の印象がひっくり返ったよ。ていうか、その丁寧な日常描写があったからこそ、それがいかに貴重で愛おしいものか、どっぷり感情移入して秋姫と一緒に振り返られるんだよね。ちょっとしたあれやこれやが、どんなにキラキラしてるか、渦中にいると気づかないものだけど。
もちろん少女漫画だし、いいところは瞬ちゃんが大体もっていくんだけど、2人だけで閉じてるわけでは全然なくて、周囲の人みんながそれぞれの役割や関わりの中で色んなことを考えていて、もう登場キャラが全員愛おしい……。恋愛感情だけではない、友情やら家族愛やら眷属愛やら、いろんな静かな想いが満ちたお話でした。アニメ化してほしいな……。動く三郎坊~十郎坊が見たい……。 -
良き
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まるでもう一度『AKIRA』を読んでいるかのようだった。怒涛の最終3冊分は若干駆け上がり方が慌しかったかもだけれど、ストーリーもキャラクターもメッセージも、元の骨格を突き破って変身していくみたいに巨大化して想像以上の最高得点をマークしてみせた。セリフもグラフィックも素晴らしい。とっても映像的だった。そして数々の仕掛けが一つ残らず起爆していく様子はもう気持ちいいくらい。「メロンパン」の伏線には思わずひっくり返ったよ……一体どれくらい前から準備されていたんだ……。/漫画作品だけでなくて、一人の作家があたかも内容とシンクロするかのように天狗へと変貌していく瞬間も目撃してしまったのかもしれない。/調べてみたら、この作家さん本作の後に高評価の作品連発して超快進撃中なんだ……絶対読むわ……。
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全巻読了。
最近読んだ漫画で一番面白い。
あまり少女漫画を読まない私も面白いと思える。
ジャンルを超えてる。作者さんの着眼点、独特な絵や雰囲気がいい。キャラクターひとりひとりが活きてる。
本筋のストーリーもめちゃくちゃ良いけど、何気ない細かいセリフにもセンスがある。笑えたりする!
100パーセント説明しないので、余韻も楽しめる。
とにかくいろんなもののセンスが人並外れている。
読めてよかった!! -
非常に良かった。号泣してしまった。
恋愛、友情、ファンタジーとどれもうまいバランスで描かれていたと思います。
周りの子達がとてもいい子だったので、秋姫の凡庸さというか、周りとうまくやっていくことを優先したい気持ちや、ちょっとしたことでマイナスに考えたり嫉妬心が見え隠れしたりが、読者によっては受け付け難かったりするかもしれない。でも、人間と天狗のハーフで生まれた事を踏まえれば、こういう性格に育ったのも頷ける。
仕事を成し遂げたタケルくんがいる時間軸と、秋姫が戻った時間軸とは違うんだとしたら、戻った方はハッピーエンドだけど、そうでない方は秋姫を助けられたのか結論が見えてないんだろうか。みんな幸せになっていてほしいと思うのは、「orange」を読んだ時と似通っている。 -
シリアスな展開になってもどこかで気を抜くことができる、愛おしい物語でした。
みんなかわいい。 -
途中までゆるゆる恋愛漫画だと思ってたから舐めてたけど、読み終わったら泣いてました。読んでよかった!
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大好きな漫画‼︎ローカルネタが私のツボどストライク。俊ちゃんの不器用なデレに胸がドキドキ。佐保川のなんて詠んじゃう男子、素敵すぎる。
ここぞという時にみせる秋姫の強さも格好良いです。最後は2人が幸せになって良かった。
続編が出てくれないかな。 -
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綺麗で丁寧。一コマ一ページを大切にしたい漫画で、とにかく、愛している。最終巻を秋にとっておいた自分、グッジョブ!!!
“あたしにしてほしいことがあれば
なんでもしてあげるよ”
“お前が近くにいて名前が呼べればそれでいい”
破壊力すごかった…ほんとに…
タケルくんは、タビンチやガリレオの言うことを真に受けるような子で…決意を固めるシーン泣いた。かっこいい!十郎坊(バク)の分まで!sub:おいタケル←w
天狗の集合も、お父さんから受け取った錫杖も感慨深い。
分からないのは瞬と瞬臣坊がなぜ存在できるのかで•••
私がしつこく好きなのが、この漫画は眼鏡が最高である点。「栄介おめぇ金あるからって今から通うんじゃねーぞ」同級生たちが年不相応な出で立ちから美しい友情を織りなす。気持ちがいいです。 -
タケルくん!
がんばったね、がんばったね!
涙が出そうになったよ! -
不思議なタイトルに負けず、天狗と人間のハーフの女の子、人間だけど天狗を目指して修行している男の子、眷属候補の動物たち(ときどき人間化する)、それらを普通の風景として受け入れる同級生たちの日常を描いたちょっと不思議なマンガ。
とはいえ、天狗界の実情や鬼や神様達との関係性がしっかり設定されているので、そういう不思議なところを気にせず、主人公の女の子と幼なじみとの恋に自然にキュンキュン出来てしまう。
天狗を目指す男の子・次郎坊の真っ直ぐさが素敵すぎて、こんな男の子に守られたいと思わない女性がいるのか、と。眷属候補の狐、たぬき、猿、鶏、イノシシ、うさぎ達のキャラも良くて、狐の三郎坊と女子高生の恋もかなりキュンときた。
ファンタジーと恋愛要素が非情に高いレベルで融合している、傑作だと思う。 -
時を超えて天狗になって秋姫を助けに来る瞬君!!泣いた!!!!
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最終巻は最終決戦。おもしろかった。
1巻は言葉遣いがあまり好きではなかったけれど、気がついたら続きが待ち遠しくなっていた。当たり前の世界にあるファンタジー。素朴な絵柄や構図のうまさも癖になった。
それにしても「白馬の王子様が登場し、ありのままの私を好きでいてくれる物語=少女漫画」という意味では、これぞ少女漫画。
「いつも誰かわたしのこと好きになってくれたらいいのにって思ってるの」って、少女漫画における原初欲求だなぁとも思う。秋姫は「誰か」ではなく「瞬ちゃん」になったから結ばれた。誰よりも強いヒロインは素敵でした。 -
最終巻。泣けた。
台詞やシチュエーションにキュンキュンするのは、いつも通り。
今回は、平行世界のタケルくんにいちばんグッときた。
1巻から通しで読みなおして見たけど、かなり初期から
脇役のキャラや伏線をしっかり作り込んでいることに驚いた。
日常のなんでもない(瞬くん曰く「くだらない」)ことが、
本当にキラキラして見えた。
素晴らしい作品だった。岩本先生、ありがとうございます! -
大好き。この漫画の世界の住人になりたい。
ほのぼのした絵柄、ストーリー、癒される人達、
会話の流れのセンスにクスッとしつつ読み進めると、
いつしかダークファンタジーのような壮大な話に!
幾つかの不可思議な伏線も回収され、
最後はパラレルワールドかつ過去未来が繋がり、
約束を果たす瞬とタケルくんに泣ける…!!!
秋姫がどんどん変化していく様は不穏だったし、
眷属たちの憂いを含む発言は気掛かりだったり、
でもほのぼのさは変わらないし、みんな可愛い。
恋愛や友情にプチドキドキしながらも、
最後はスピード感溢れまくりの最高な着地に万歳!
SFやファンタジーをあまり読まない私にとって、
(読まないというか好んで手元に置かない)
珍しく大絶賛大好き!!!で所持している作品です。 -
泣いた。延滞する告白という、ラブコメの営為であり呪いでもある様式に完璧なアンサーを提出することで終止符を打った、時代を代表する大傑作。
岩本ナオの作品
