いちばんいいスカート (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館
3.85
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本棚登録 : 218
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091357458

作品紹介・あらすじ

月刊フラワーズの新鋭、待望の初コミックス

スカートの中には秘密が隠れている―――

デザイナーの母から、女の子のスカートがふくらんでいる理由を聞いた僕。
その不思議に魅せられて…!?
表題作「いちばんいいスカート」ほか6編を収録。
ちょっと不思議で、ちょっと変。だけど心がほっこりする、珠玉の短編集。

「みづくろい」
服は、人生の大事な一部。

「同居もん」
一人暮らしの私の部屋に現れた透明人間は…?

「おこったちゃん」
おこったちゃんは、おこたです。いつもおこってます。

「空に落ちる」
"あの世"って、どの世?

「みんなの、大きなかわいい子」
僕のお母さんは、町の真ん中に立つ大きなモミの木で…

「よいお菓子 わるいお菓子」
"好き"と"きらいじゃない"って、けっこう違う。




【編集担当からのおすすめ情報】
第66回小学館新人コミック大賞で佳作を受賞し、その才能に審査員が大絶賛を送った新鋭・谷和野(たにかずの)。

受賞デビュー作「よいお菓子 わるいお菓子」を含め、
月刊フラワーズ本誌でも大反響を呼んだよみきりを集めました。
"谷ワールド"と呼ばれる独特の感性は、漫画界への新しい才能の訪れを予感させます。

ちょっと不思議でくせになる谷ワールド、どうぞお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • 1つ1つの作品が、ほんわり心に残る作品でした。
    子供の頃の「絵本を読んで、心に響く感覚」を思い出しました。それを、今、大人になってコミックで同じような気持ちを体験している感覚。
    あまり普段自分には縁のない、変わった雰囲気の素敵な1冊でした。

  • タイトルと表紙から裁縫やデザイン関係の短編集かなと思って手に取った。ページを開いてみて、不思議な世界が広がっていたのに吃驚した。

    スカートの中の話や古いセーターの話があるかと思えば、不思議な同居人(?)の話があったり。コミカルなこたつが出てきたかと思えばあの世に来て天国にいくばかりの人の話もある。街を見守る木の話に子供に手をかける母の話。
    不思議なことは不思議なまま、詳しく語られることは無くて。だから何度も読み返したくなるのかもしれない。

  • 魔法自家発電ほどの余韻はなかったが、おこったちゃんのような擬人化の着眼点が個性的で、ショートストーリーがよい。

    「空に落ちる」は哲学的なのか、私にはオチがよくわからン…
    よいお菓子悪いお菓子は、山田君の登場が唐突ではないか…

  • 読後感の良い、ほんのりファンタジーな短編集。
    意外なものが擬人化されていて驚きました。『魔法自家発電』も読みたいですね。

  • こういう現実味のあるファンタジーはたまんねぇなぁと思いました。
    そして何より心がポカポカと暖かくなる。
    僕的には全て好きでしたが特にお気に入りの作品は、
    いちばんいいスカート、同居もん、みんなの、大きなかわいい子です。
    良質な短編集でした。

  • 読んでたこと忘れてた…
    もう一度読み直したい!

  • 『魔法自家発電』があまりにも良かったので、前作であり単行本デビュー作の本作も購入。表題作を含め7作を収録した短編集。デザイナーの母の冗談を真に受け、スカートの中を知りたがる男性を描いた表題作。あまりの完成度の高さに数分放心状態になった。たった12頁とは思えん。どの作品も素晴らしい、特に表題作と町のシンボルの木を描いた「みんなの、大きなかわいい子」がお気に入り。新刊でたら追っかけたい作家さんが増えました。本当におすすめ。
    (収録作)
    「いちばんいいスカート」、フリマで安く手に入れたセーターを描いた「みづくろい」、ひとり暮らしのOLに足だけの幽霊が憑りついた「同居もん」、こたつの擬人化「おこったちゃん」、あの世に来た女性が天国へ行くまでの時間つぶしに地獄を観光する「空に落ちる」、「みんなの、大きなかわいい子」、第66回小学館新人コミック大賞・佳作受賞の「よいお菓子わるいお菓子」

  • 『魔法自家発電』の完成度に驚いて、こちらの初コミックスも読んでみました。もう、目の付け所、発想が凡人の感性ではないですね。“同居もん”とか“おこったちゃん”って何アレ?スゴイです。これからも注目の漫画家さんです。

  • 不思議でほっこりする谷和野さんのデビュー短編集。 こたつの擬人化「おこったちゃん」がキュンとした。足だけの幽霊が出てくる、「同居もん」、母と娘の関係を描いた「よいお菓子 わるいお菓子」、どこか懐かしい作風も魅力的。

  • 不思議な設定が多い短編集。
    どれも良いけどお気に入りは「同居もん」「みんなの大きなかわいい子」。
    足首だけの幽霊が家にいるっていう設定が妙にツボです。全く害はなくて寧ろトゲ子のことを気に入ってて居ついている感じ。
    ラストで足は何を思っていたんだろう…と気になります。
    街のツリーのマリアとヨハンの切ないんだけど温かい話もやさしい気持ちにしてくれるので好き。
    あと「空に落ちる」で舞台になる天国の話も興味深いです。天使が言ったことがちょっと衝撃でした。
    読み終わった後何かしらの想いが伝わってきて、あったかい気分になる作品です。

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