とりかえ・ばや 4 (フラワーコミックスアルファ)

  • 小学館
3.83
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  • 本棚登録 :417
  • レビュー :31
  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091361080

作品紹介・あらすじ

男なのか? 女なのか?

親友であったはずの石蕗に"女"ではないかと疑いを持たれる沙羅。
そして石蕗は、真実を確かめたい気持ちを抑えきれず…!?

話題騒然のトランス・セクシャルストーリー、衝撃の第4巻!「VSルパン」1巻と2冊同時発売!

【編集担当からのおすすめ情報】
「とりかへばや物語」でも最も重要な転換点になる第4巻。
衝撃につぐ衝撃の展開に、ますます目が離せなくなること間違いなしです。

男として生きることを選んだ沙羅に降りかかる
数々の苦難に、彼女は立ち向かうことができるのか…!?
是非ご自分の目でお確かめください!

感想・レビュー・書評

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  • 【デザイナーメモ】第4巻。ストーリーから抽出したコンセプトは「束縛と自由」で、ラフスケッチ5パターンを提案、それをもとにさいとう先生に描いていただいたイラストラフ3点のなかから決定、という流れ。

    さいとう先生がセレクトしたのはいずれも「ダンス」のモチーフをとった案で、「白拍子」「迦陵頻」「青海波」の3点。ダンスはもともとさいとう先生がおりに触れ描いてきたモチーフでもあり、勝算があった。

    迦陵頻と青海波はいずれも鳥を主題にした雅楽で、バレエ「火の鳥」のイメージをマッシュアップしたら面白いのではという提案。一方白拍子は物語にも登場した桜の枝を小道具にエロティックに見せる案。結果的に4月売りという季節感もあり、白拍子に決まった。

    白拍子はもともと「男装束の女舞」なので女の格好なのだけれども、装束は男ものなわけで、それをさらに男として生きている沙羅が着るという二重三重の反転がある。さいとう先生が仕上げたイラストはばさら好みに妖しい微笑がマッチして、見事なファム・ファタールぶりとなった。

    レイアウトは1巻以来の縦一行ロゴ。1巻では主人公2人の対称性を強調するためだったが、今回は沙羅の見返る動きの回転軸として機能している。(カバー、帯、表紙、扉その他を担当)


    (付記 「男舞を舞う女」という白拍子の概念が確立したのは作品の舞台よりももっと後の院政期のことなので、ここで描かれているのは「後代でいう白拍子のような男装束を身につけた人物」ということになる。つまり「女の格好をした人物」ではなく「男の格好をした人物」ともいえる)

  • 原作をほぼ忠実に守りながら、作者なりの味付けも楽しめて非情に満足です。原作は作者不詳だけれど、今読んでもこれ程ハラハラドキドキときめく斬新な物語を綴ったのはどんな人だったのでしょう。宰の中将はこらえ性が無いなァと呆れつつも、悪気の無い風情で心のままに移ろっていく、やはり当時の男性はこれで普通だったのでしょうかね。今まであまり表舞台に登場してこなかった「尚侍」側の物語もこれからどんどん動き出しそうなので、楽しみです。

  • ツワブキってなんでこんなにアレなんだろうか・・・。 女の敵なんだけどどこかでまだ情状酌量というか 「まだ許せる、だって沙羅のこと好きだから」 「まだ大丈夫、これは一時の迷いだろうから」 って思って読んでて妊娠させちゃう愚かさよ。 そして別れもせず沙羅双樹が好きなのかとか迷ってるうちに 子供は生まれおいおいどうすんだっていう・・・。 っていうか普通のマンガだったら ゲスの極みなんだろうけど、こいつは まだ大丈夫、まだいけるって思っちゃうあたり さいとうキャラクターなんだろうな (円舞曲のサジットがいい例)

  • なかなか今の感覚では共感できない所が多くて、一歩引いて読んでる。
    石蕗にしても、式部卿にしても、この時代の貴族はみんな色ボケしてたのかと思う。理性がなさ過ぎて呆れてしまう。
    とにかく、沙羅が幸せになって欲しいな。

  • 持ってるのは4巻。ベースは平安時代の作者不明「とりかえばや物語」。
    姉は男装、弟は女装をして宮中に仕える姉弟。
    平安時代も同性愛(BLのみ?)には理解があったようだし、二人の恋愛観がどういうものか気になる。
    石蕗は、お前な・・・と思うところもあるが憎めない(一夫多妻の平安男子だしな)。

  • 親友であったはずの石蕗に“女”ではないかと疑いを持たれる沙羅。
    そして石蕗は、真実を確かめたい気持ちを抑えきれず…。

    ついにバレた。おまけに石蕗にという面倒さ。
    しかも女だとわかったとたんに手を出すとかもう石蕗いい加減にしてほしいね。この変に情熱的というか勢い任せな感じが平安男子なのだろうか。
    夫婦両方に手を出すとか本当に罪しかないよ石蕗。四の姫もかわいそう。
    一方で睡蓮の方もついに帝が本腰上げ始めてハラハラする。かいま見たのは沙羅の方だけど、本当にこれどうすればいいんだ。
    おまけに最後の最後にさらに面倒な展開になった。偽って生きてるとはいえ、運命厳しすぎないだろうか。

  • 石蕗くん… や っ て く れ た わ 。
    いいのか沙羅双樹! と思ったら案の定よろしくなかった。
    でもなぜか石蕗くんは憎めないんだよなぁ…。
    沙羅双樹に避けられてるのを見てると不憫でならない。

    そしてここでまさかの帝参戦!
    しかも沙羅双樹もまんざらでは…ない!?(笑)
    これは面白くなってきたぞ!

  • 「ご夫婦双方に手を出したのですか?」の台詞を読んで、(思わず笑ったけど)改めて石蕗最低だな!の思いを新たにした。双樹の返歌に同意すぎる。

  • 沙羅は石蕗に女性だとばれてしまった上に襲われてしまって思い悩んで引きこもっていたが帝からの手紙で立ち直る。水蓮(実は沙羅)は帝に見初められ将来の入内をほのめかされる。
    帝が水蓮を訪ねた帰りに女の着物をかぶった沙羅をかいま見た場面がと沙羅の乳母あぐりが石蕗を追い出す場面がお気に入り。

  • とりかえばや物語が漫画に!原作は読みたいと思いつつ手に取れていなかったけど、こんなにドロドロしていたのか。。

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