天(そら)は赤い河のほとり (1) (少コミフラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.00
  • (289)
  • (142)
  • (282)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 1196
レビュー : 207
  • Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091365019

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 全28巻の感想です。(28巻のレビューと同じです)
    評判はよく耳にしていたので、今回面白い歴史漫画が読みたいと思い思い切って全巻一気買いしました。
    主人公は15歳の女子中学生。彼女が古代ヒッタイトにタイムスリップすることから物語は始まります。とはいえ、主題は現代社会と隔絶された主人公が元の世界に帰ろうと奮闘努力するあれこれではなく、彼女の古代での恋と成長の物語という歴史ファンタジーです。骨太の歴史マンガをお望みの向きには趣が違うでしょうが、物語中に歴史的な事実がうまく絡めてあったりして作者うまいなと思いました。エジプト王妃ネフェルティティの彫像のくだりはその最たるものではないでしょうか。
    主人公が「特別美人でもなく、見た目も性格もボーイッシュ、なのに全方位からモテモテ」という一昔前の少女マンガテンプレートなのと最近の絵柄じゃないのがOKなら、テンポよくいろんな出来事が起こるのであっという間の28巻です。
    終盤で主人公たちの敵対勢力の描写に紙面が割かれますが、個人的にはここが一番魅力がありました。最初から最後まで主人公たちに理不尽に仇なす憎々しい敵役たちなのですが、この人たちの人生にその切なさに涙しました。脇役ゆえに多くは語られないので、その語られない部分への想像の余地があるのもなんとも言えぬ余韻があって良かったです。他の脇役たちも魅力的な人物が揃っていて、それも全編飽きることなく読ませてくれる要因だったように思います。
    物語はきれいに大団円を迎え、読後感も良かったです。
    自分が少女のころにこのマンガを読んでいたら、おそらく1も2もなく主人公に感情移入して敵の心情を推し量ることなど無かっただろうと思うと、若い頃にも読んでみたかった気もしました。

  • 篠原千絵作品の中では比較的サスペンス要素が少なくて、怖がりな私でも読みやすかったと思う。政治っぽい話が多いけど、わかりやすく書かれてるし、ユーリが皆の信頼を得ていく流れは見ててスカッとする。

  • この作家さん、大好きです。主人公のユーリがそしてカイルがかっこよすぎ!!!

  • 現代に住む日本人の15歳の女の子が、古代ヒッタイト帝国の呪術に引きずられてタイムスリップし、帝国の後継者と恋に落ちるって感じのベタなお話。

    昭和の少女コミックの王道って感じだけど、たしかに先が気になる(笑)
    女性にチャラそうな王子さまも間違いなくヒロインひとすじ、実はマジメって設定なんだろうな~。

    篠原さんのマンガは、底意地の悪い女性が出てきて、なんだか読んでてスッキリしないものも多いけど、このお話は今のところそれほど読後感も悪くないです。

  • 古代ヒッタイトにタイムスリップした中学生ユーリ。エンタメとして歴史ものとして恋愛ものとして、どれをとっても最高でした。ふりかえると当時の少コミって名作が多かったのかも。

  • 電子無料。気になってたけど初読み~。こういうファンタジー好きだし面白くなりそうだけど、ユーリがあんまり好みじゃないかも…。とりあえず続き読みます。

  • 紀元前のトルコにタイムスリップしてしまうお話
    おもしろい!女のロマンとはこれだっ

  • トルコに行きたい

  • 中学3年生の鈴木夕梨(すずきゆうり)は、高校受験も無事合格し、同級生の氷室聡とファーストキスを交わすなど、幸せの絶頂であった。しかし突如水溜まりから伸びた腕に引き込まれ、紀元前14世紀ヒッタイト帝国へとタイムスリップしてしまう。実はヒッタイト帝国の皇妃(タワナアンナ)が実子である第6皇子を帝位に継がせるため、上位継承者の皇子を呪い殺す生贄として夕梨を呼び寄せたのだ。夕梨は第3皇子・カイルに助けられ命拾いをするが──。
    篠原千絵さんの代表作のひとつ。異世界トリップものにハマっている頃に出会った作品です、本作は″異世界″ではありませんけれど。夕梨は当初けっこう馬鹿な行動取ってたのね。でも中学生だし行動派な彼女は大人しく待つなんて出来ないか。夕梨が権力の在り方を語る場面は1巻の見所ではないでしょうか。本作と、ひかわきょうこさんの『彼方から』がわたしのレトロ少女漫画好きに目覚めさせてくれたと考えているので、個人的にとても思い入れ深い作品です。

  • 全28巻、文庫16巻。kindle有。
    紀元前14世紀、ヒッタイト(現在のトルコ)。
    フィクションですが、実在の人物・国家・地名も多く、
    歴史とは人が織り成す物語である、という事が実感出来ておススメ。

    「主人公である現代日本(1995年)の女子中学生・鈴木夕梨(すずき ゆうり)は、古代オリエントの強国ヒッタイトの皇位継承権争いから呪術によりタイムスリップ。政治抗争や他国との戦争に巻き込まれる中で、やがて戦いの女神(イシュタル)として崇拝されるようになり、ユーリ・イシュタルとしてヒッタイトの皇妃(タワナアンナ)となるまでを描いた古代史ロマン。実在の人物・国家も数多く登場し、モデルとして作中の創作エピソードにも影響を与えている。」

    感想・長編なので、勉強としてテスト前に読むのはお勧めしませんが(笑)
    漫画としてとても楽しめる作品なので、余暇に趣味として読むには大変お勧めです!
    歴史がきっと身近に感じられる筈。
    そしてこの作品を読めば、絶対にヒッタイト=鉄は忘れなくなります!(笑)

全207件中 1 - 10件を表示

天(そら)は赤い河のほとり (1) (少コミフラワーコミックス)のその他の作品

篠原千絵の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
矢沢 あい
有効な右矢印 無効な右矢印

天(そら)は赤い河のほとり (1) (少コミフラワーコミックス)に関連する談話室の質問

天(そら)は赤い河のほとり (1) (少コミフラワーコミックス)を本棚に登録しているひと

ツイートする