天は赤い河のほとり 2 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091365026

感想・レビュー・書評

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  •  ティトの助けで二十世紀に帰るための服も見つかり、ハットゥサ城壁内の7つの泉がすべて満ちる夜明けも来た。このチャンスを逃せば、二十世紀の日本に帰れるチャンスは一年後。なのに、そこへ、ティトを虐殺したカシュガ族のズワが、、、!許せない!ティトの仇を討つまでは帰れない。
    夕梨のヒッタイトでの恩人カイル王子は王位継承者。
    「わたしは私の正妃となる者に厳しい要求をするだろう。人の上に立つ器量、自戒心、自制心、その他にも多くのこと。その代わり私は側室は持たぬ。生涯、その正妃ひとりを愛し抜こう。」というのが信条。

    「何!カシュガ族がアリンナを襲った!?」
    カイル王子は皇帝陛下の命令で討伐隊の指揮をするため、戦場へ行かねばならない。
    「全軍出陣!」
    「ユーリ、戦場に行く覚悟はあるか?」
    「え?」
    「わたしのそばにいろ。必ず守ってやる!」「わたしを信じられるなら一緒に来い!ユーリ!」
    「カイル王子!」
    「皆も聞いていよう。これは過日、暁けの明星が輝く日、和泉から現れた娘だ」「イシュタルはわれわれのために、この娘をつかわされた」「この娘がいる限り、ヒッタイトに勝利は約束されている」

    考えてみれば夕梨はハットゥサの城壁を出るのは初めてだった。「こんなことになるなら歴史の勉強もっとしておくべきだったな」
    うんうん、わたしもそんなロマンスがあるなら今からでも歴史の勉強するよー。

     まさか、どさくさ紛れにユーリが跨った馬が暴走してことで、カイル王子らに、「戦車より騎馬のほうが機動力がある」と気づかせることになろうとは。ユーリは歴史をつくり勝利の女神となった。
     だけど、またもや毒を飲まされ、死んでしまう。え、二巻で死ぬ?
    これは白雪姫のパターンだよ。
    カイル王子ー!

  • ★読了日不明。

  • 95年に初版発行。

    作画は時代を感じさせる。

    古代ヒッタイトの皇子カイル、カッコいい!

  • 【M】

  • 現代の主人公が古代へある用件のためタイムスリップさせられる。
    その用件とは、自分の息子を皇子にしたい王妃が自分の皇子以外の王位継承者を呪い殺す生贄のためだったのだ。
    さてさて、このまま呪いの生贄にされちゃうの??

  • 大筋の流れはとても面白いのだけど,ティトのお姉さんたちのあまりにも簡単に引っかかるところとか,ちょっとあり得ない感じが雑だ.

  • カシュガ族ズワに、夕梨の代わりに捕まったティト。無残にも皮を剥がされ酷い死体となり夕梨たちの前に晒される。当時ショックだったなあ、篠原さんの過去作を知っていればこういう場面は想定内でしょうが。ナキア皇妃から服を取り戻し元の世界へ戻る儀式を執り行うが、ティトの死の仇を取るまで還れないと夕梨はヒッタイトに残ってしまう。確かにこのままのうのうと元の生活送れないよね。その直後夕梨は、ティトの故郷アリンナを責めるカシュガ族討伐にカイルとともに向かう。のちの重要人物、ティトの姉ハディ、リュイとシャラ登場。ハディたちは皇妃側近のウルヒから偽情報を掴まされ、夕梨殺害を目論むが失敗。さらにたまたま夕梨が黒馬に乗ったことから、苦戦してしたカシュガ族討伐を一瞬にして勝利へと導いてしまう。当初は夕梨の悪運の強さが目立つよね。しかしウルヒが持ち込んだ毒薬で、一時夕梨は仮死状態に。死んだと勘違いしたカイルは、実は夕梨を元の世界へ還したくなかったと自覚。一方、目覚めた夕梨は眠る間に彼女を誘拐したズワたちから逃走。そこで出会ったのは、未だティトを夕梨が殺したと誤解する、ティトの父タロス。絶体絶命。

  • ティとの死が周りに回ってこんなことに…。
    それにしても、使者のアノ人の動向になんかあやしいと思わなかった三姉妹に笑ってしまいました。
    世の中そんなに甘くないです。

  • 夕梨は日本に帰るために必要な、服を取り返しにティトとともにナキア皇妃の宮に忍び込む。
    しかし、二人はナキアの待ち伏せにあい、捕まりかける。何とか服を取り返し宮を脱出したが、ティトが犠牲となってしまう。
    悲しみに暮れる夕梨を、カイルは優しく慰める。二人の距離が少しずつ縮まるなか、カイルの側近イル・バーニは日本に帰るための条件が揃ったことを告げる。
    嬉しいことのはずなのに、素直に喜べない夕梨。ついに、日本に帰るための儀式が始まるが、皇妃の邪魔が入り...。

  • '07.07.16

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著者プロフィール

漫画家

「2022年 『ヒッタイトに魅せられて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠原千絵の作品

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