どうせもう逃げられない (8) (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 164
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091367464

作品紹介・あらすじ

どうしても、過去の女性には勝てないの…?

なほが勤めるデザイン会社、ソロ・デザインの若き社長・向坂は、かつて伝説となった天才デザイナー。しかし、兄嫁・ちはるを密かに想いながら事故で亡くしてしまうという過去のために、大きな傷を抱えていた。
なほと出会い、想い合うようになっても、過去の傷のために未来を拒み続けていた向坂だったが、ついになほの想いを受け入れる。そして避け続けていた実家へ向かい、兄・柾巳と話す決心をするが、そこに待ち受けていたのは衝撃の事実…!
再び心に深い傷を負った向坂は、なほをきっぱりと拒絶する。
せっかく向坂の心に触れられたと思ったのに、やはりこの想いは届かないの…!?

【編集担当からのおすすめ情報】
届きそうで届かない、もどかしい恋を描き続けてきましたが、この巻は最悪に落ち込む巻でもあり、今までずっと隠されてきたある「事実」に繋がる希望の巻でもあります。 「片想いってイライラするから苦手!」「長い恋愛ものって読む気しない…」というあなたにこそ、今大人買いをおすすめします!

感想・レビュー・書評

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  • 兄の再婚話によって、向坂の気持ちはまたふりだしに戻ってしまった。
    向坂がいつまでもちはるさんに縛られているせいで、家族も前に進めなかったんじゃないだろうか。亡くなった人を忘れずにいる事も大事だけれど、忘れずにいながら前に進む事も大事だなぁと思った。

    余くんからNYへ一緒に行こうと言われたなほ。でも、多分一緒に行っても駄目になるよね。好きになってはいけない人を好きになるって、もう自分ではどうにもならない感情だから、周りがどうこうしても仕方がない。

  • 距離が縮まったと思ったけど、やっぱりダメなのね。お兄さんの再婚報告。自分だけはちはるを忘れてはいけないからやっぱりあんたとは無理だって向坂さんどこまで苦しむのーと思ったけど、最後の番外編読んでてあんな小さいときからずーっと好きな人なんだからこれくらいおかしくなるかもね〜とも思った。切ない。余さんのまさかの結婚しよう宣言!ビビったけどすごいいい。けどその前に余さん辻田さんとヤっちゃうのかーとやや残念。あと、やっぱりこの作者さんが描く動物はあんまり好きになれない。なんかつい変に見えちゃう。

  • 向坂さんはドエムなの?贖罪だなんだで己を許さず、家族さえも実質的には許してないし。まぁ、自分だけならわかるよ。そうやって罪の意識抱えて自己憐憫にふけってればいいんだし。ただ家族のことは別でしょ。祝ってやればいいんだよ。なのになぁ、大人なのに大人になりきれてないの?

  • ※感想は第9巻のレビューに。

  • ぶえええええええええええええええええ!!
    ど、どこまでなほは、どこまでなほは、
    ぶえええええええええええええええええ!!

  • 幸せになれるのかと思いきや
    どうしても過去にとらわれ後戻りしてしまうんですね。
    素直に幸せになろうってなんでできないんでしょう?
    ツライだけです。
    まわりでみている人達も、のらくらも、支え切れなくなるよね。
    好きなくせに、好きなくせに、好きなくせに・・・
    でも、向坂さんにも救われてほしい、幸せになってもらいたい。

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