女王の花 11 (フラワーコミックス)

  • 小学館
3.98
  • (18)
  • (33)
  • (8)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 263
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091368201

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ネタバレなしに感想書くのは無理!な怒涛の展開。
    曾国王位継承騒動編終幕。

    前回のひきから、始まるクーデター。
    なぜ、亜姫を奪還したい黄国の青逸を招いたのか、そもそも危険を冒してまで亜姫をさらった理由は?という疑問が一気に氷解する冒頭。
    この作者本当に頭使って書いている。
    玉璽がそろう重要シーンを今ここでもってくるのか!と感動した。
    そして、腹グロ王子と呼ばれた旦の内面が明かされ、光との今までの回想シーンの真実が描かれる。
    けっこうさらっとなんでもやっているように見え、黄国の宰相に『天の龍』と絶賛される旦にとって、兄・光こそが妬み憧れ甘えた唯一の『龍』だったということ。
    それなんて『タッチ』?という展開に呼応して、すべてをあきらめてきた光が自身が見込んだ弟に国の運命を託すため動き、愛した女と共に戦う。
    っていうか、まさかこの人死ぬとは予想外でした。
    どっちかというと、二人まとめて死ぬか、こっちじゃない人が死ぬかだろうなと思ってました。
    最後の伏線にいくために、容赦なく人気キャラを退場させる思いきりはすごい。
    その伏線とは、その人物を殺した人物が同じように主のために命を賭すという展開。
    最初の人物のように、大事な相手を直接救うのではなく、大事な人間がその道をいくために別の人物をかばうという同じ構図をわざと持ってきている。
    正直、この人は死ぬだろうとは予測してました。
    他のキャラと比べて曾国ではあたまひとつとびぬけて目立ってましたし。
    それをどこにもってくるのかということ、作者は最高のシーンを作り上げた。
    旦じゃないけれど、この作者にいわるゆる天性の資質というものは無いと思う。
    努力して努力して考え抜いた構成だと思っている。
    おそらくこの後の展開も最後まで決まっているのだと思うので、悪名高きそして前科ありまくりの小学館の編集部、打ち切りだけはやめてくれ。
    おなじみの巻頭プロローグと前曾国王の最後のシーンを見て思ったのが、『真の王』という生き物になってしまった王の『顔』というか表情を作者は書いていない。
    臨終や終焉において、亜王も黄王もそして曾王も顔を取戻し、情愛や後につぐものへのメッセージを打ち出す。
    そうなると土妃の顔が半分無くなっている眼帯の表現は何かの暗示かも。

    巻末お笑いがなかったのは残念だけど、雰囲気壊れないから今回はそれでよかったかも。

  • 王になるという狂気がよく描かれてる。あのキャラが死んでしまったのは悲しいな……。主人公たちの行く道の未来を暗示しているようで。

  • 亜姫の受難は続く。。。土妃は悪いな~。曾の王もだが。
    まさかの父親が来る!?

  • 「天上天下に我ひとり。★我が信じた道に悔いなどない。王という孤独を、生きる覚悟はよいか!」、私も覇者になってみたい!/亜姫「薄星が、★私に危険な者を近づける訳がない。薄星を信じているの。」この台詞を読んで、★愛ってこういう事だと思った!/「あなたという王の権力を唯一無二とする為に、どれだけの人を排除したの?どれだけ有用な人材を潰し、どれだけの国を疲弊させてきたの?誰も居なくなった国で、★あなたは誰の上に立つつもり?もうその座をお下りください」、亜姫のカッコイイ台詞!/★凄くオモシロかった!素晴らしいコミック!

  • 泣く。
    個人の幸せをありったけに想像してみよう。

  • 胸のすく展開!
    曾王ざまーみろ!みたいな。でも最後に名前読んでたから、実は親心もあったのかな~…どうだろ…
    薄星が現れたときの姫様の表情!いいわー
    そしてまさかの…そりゃあかばってしまうよね…そうだよね…
    寂しくもなる巻でした。続きが気になるー!

  • 父である曾王と亜姫の婚儀の場を利用して謀反を起こした旦。
    そこに亜姫が正統な亜王である証の玉璽の片割れを持った薄星が駆けつける。
    果たして旦は新王となれるのか!?
    旦の兄・光と彼を慕う翠蝉の運命は!?
    動乱の曾国編、終結!

    曾国編ついに完結。曾王子好きだったので、何とかなってほんと良かった。
    お兄さんとのエピソードもすごく好き。こういう兄弟愛的な展開に弱い。
    それだけにこれ光さん死ぬ感じなのかともの凄く心配した。結果としては死ななくて良かったけど、彼女は可哀想だったな。
    あと癖の強かった爺も好きだったので残念。
    曾王も色々あったのは分かるけど、ちょっと歪み過ぎちゃったなぁ。
    最後にちゃんと顔が出たのがちょっと嬉しかったけど。やっぱ兄弟によく似てて父親だなぁと思ったり。
    旦を王にすることで強力な後ろ盾も出来たし、いよいよこれからが本番かな。

  • どんどんドラマチックになっていきますね。途中で読むのを止めることが出来ません。
    旦と光、亜姫と薄星、光と翠蝉、それぞれ大切に想う気持ちが美しかった。
    爺と曾国王の最期も見事でした。

  • 翠蝉の気持ちは光に届いたかな。戦とはいえ、主あるいは臣下を残して逝く者、残される者、どちらが辛いんだろう?ただ、逝く際にきちんと言葉を遺して逝けるのならば、双方共にその辛さも少しだけではあるが緩和されるんじゃないかな。曾の国に新たな王がたち、次はとうとう亜姫の番か。

  • 曾国の話が終了。亜姫も簿星とやっと再会。
    曾国王の顔がずっと影になってましたけど、最後死の間際に顔が出て、まともなことを言ってましたけど、これって結構効果的。

    光の側にいた翠蝉も旦の側にいた段謹も死んじゃいました。少女漫画で死って少ないけど、上に立つ者は下にいる者の犠牲の上に成り立ってるんだなぁとちょっと切なくなっちゃった。

    次はやっと土妃との対決?
    そろそろ終わりかなぁ。

全18件中 1 - 10件を表示

女王の花 11 (フラワーコミックス)のその他の作品

和泉かねよしの作品

女王の花 11 (フラワーコミックス)を本棚に登録しているひと

ツイートする