風光る (1) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1551
感想 : 231
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091373519

作品紹介・あらすじ

時は幕末。文久3年(西暦1863年)の京都。富永セイは、兄と父を「幕府を倒し天皇政治を起こそうとする長州勤皇派」に殺されてしまう。仇を討とうと考えたセイは、長州勤皇派に対立して兄が入隊したかった、壬生浪士組の入隊試験を受けた。そのために、名前を神谷清三郎とかえ、性別も男と偽った。なんとか入隊を許され、副長助勤の沖田総司の下に付くことができた清三郎。ところが、まわりはケダモノのような浪士だらけ。頼りにしていた沖田総司も自分が考えていた人物とはちがっていて幻滅してしまう。沖田総司 だけではなく壬生浪士組自体、あてにならないと思い、夜にこっそり抜けだそうとした清三郎はそこで…!? ●収録作品 風光る

感想・レビュー・書評

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  • 男装の女の子が主人公でそのお相手が沖田総司って時点で「有り得ないでしょ!?」となるからこそ、余計に面白い。
    「有り得ない」ものが入っていても、史実の要所要所はしっかりおさえられているし、なによりその史実の解釈(描き方?)が新鮮で、本当に面白くてたまらないです!

    他の新撰組モノはこの場面をどう描いてるのかなぁ?と気になって読み始めたら、いつのまにか風光るファンに加えて歴史小説ファンにもなってしまいました。

  • 新選組もので一番好き。
    これぞ誠!!

  • 新撰組のお話^^今のところ全部持ってます。
    主人公の男装した女の子・おセイちゃんが大好きです。
    いつでも明るくて賢くて努力家で、尊敬してます。

    そのへんにある男装もの漫画とはわけが違うくらい、
    このお話はとても丁寧で、素晴らしいです。
    もちろん、恋愛模様も少女漫画なのでとても面白いし、
    丁寧に描かれてるのですが、
    この作品は建物から、服装から、髪形から、食べ物から、
    何から何までその当時の風俗などを調べあげられているのです。
    新撰組がまだ壬生浪士組だった時代から始まり、
    ほぼ忠実に史実に基づいているので、勉強になります^^

    巻末にあるおまけ漫画も勉強になるし、
    めちゃめちゃ面白いので、おすすめ^^

  •  「はじめちゃんが一番! 」のときもそうだったけど、どうしてこの人のマンガはこんなにもサブストーリ的なものが多くて長くなるのか考えてみました。「はじめちゃんが一番! 」はサブストーリーばかりがエンドレス的で、もうずっとこの調子で終わらないのではないかと思いました。それはやっぱり作者さん本人が、自分の作り出したキャラクター一人一人を誰よりも愛しちゃってるから?というのが私の結論です。でも今回は歴史もので否応なしにストーリーが進んでいくかと思いきやそうではありませんでした。土方さん×近藤さん、総司×近藤さん、総司×土方さんとサブストーリーオンパレードです。何度も本編からそれて、総司×せいちゃんの仲もワンパターン化して、もうお腹いっぱいです。

  • 読了しました。最高でした。
    最高の漫画をありがとうございました。

  • 新選組を少女マンガでリアルに。

    主人公の努力家なところや、沖田さんの対応がきちんと少女マンガしてる。

  • おセイちゃんの元気の良さと、沖田センセの見る目と洞察力の確かさが面白い第1巻。
    鴨さんはまだ単なる酔っ払いだなあー

  • ずっと気になってたけど巻数が結構あるので読めなかった。よし読むぞといざ買ってみたらめちゃくちゃ面白くて止まらない…
    新撰組+男装で薄桜鬼(好みじゃない+主人公が嫌い)思い出して読むのが億劫だったけどこれは読んでよかった。

    少女漫画にありがちな展開になるのはちょっと怖いけど、とりあえず序盤のセイの頑張りを楽しみに続きを読みます。美少女みたいなので貞操に気を配ってほしい。

    あと沖田さん素敵すぎじゃないですかね…ピスメとかアサギの沖田さんも好きだったけど、この沖田さんはどういうわけかとっても魅力的に感じる。
    添え物程度にしかまだ登場していない斎藤さんがこの先どういう風にセイと関わっていくのかとても楽しみ。

    あ~~めっちゃいい漫画に出会えて幸せだ…

  • ここへの登録を機に一巻から読み返し中。

    主人公はオリジナルキャラクターで男装して新選組に入隊しているという設定の神谷清三郎。

    史実はきちんと押さえられていて、清三郎がいるのに違和感のない話の進みが素晴らしいです。
    新選組を題材とした漫画では一番好き。

    気取らず、決して格好良いだけではない等身大の彼らが成長していく姿を見られる作品です。

  • 昔読んでいた時とはまた違う印象を持ちました。

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著者プロフィール

日本保健医療大学保健医療学部准教授

「2017年 『保健の実践科学シリーズ 学校看護学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺多恵子の作品

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