- Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091374585
作品紹介・あらすじ
古い着物に秘められた人々の心模様を描く
インテリアコーディネーターの女性・伊都子が
猫に導かれるようにして辿りついたのは
古い着物を扱う「ふるぎぬや」。
そこには着流しが似合う男性の店主や、
美しい妖艶な店番の女性、
しっぽの生えた悉皆屋の少年らが…。
伊都子はそこで着物にまつわる
不思議な“想い”を体感する。
*
着物に秘められた人々の想いやエピソードを通じて
感動を届けます。
「雨柳堂夢咄」で知られる波津彬子先生の和の世界観満載の
最新シリーズです。
感想・レビュー・書評
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波津彬子さんらしい空気の漂う1冊でした。
主人公は同じ方が描かれている「幽霊宿の主人」を思い出しました。
みいちゃんの話とネコマ様のお話が好みかな。
前者は今市子さんのうす紅色の女を思い出したり。
浮気された女性の心情って複雑だなぁ。
後者は凛とした年配の女性が素敵でした。 -
千晶に借りた本
絵はちょっと苦手だけど -
縁がないと行けない不思議な古衣屋と、何故か何度も関わるインテリアデザイナーの女性との不思議話。古い着物の話は素敵。
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面白い。
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祖母が残した着物を処分しようとしたら、不思議なふるぎぬやに導かれて…。
着物にまつわる因縁の短編集。
例によって(ww)店主は、めっちゃいい男です。
雨柳堂より、年がいってるので私的はこちらの方が…。
雨柳堂もそうだけど、物にはそれぞれ作った人使った人の思いがあって、その思いの一つ一つはかけがえのないものであると、これも根本はそういうことです。
まぁそれは普遍的なことなのだけど、それをどう見せるかということが大切であって。
語り部になる女性が、ほどよく現代っ子ででしゃばらず、かといって消極的でもない。
いいバランスで盛り上げていると思う。
あくまで、主役はふるぎぬであるというスタンスが潔いと思う。
もっとも店主には謎があるみたいで、それはこの先のお楽しみみたい。
次巻が楽しみです。 -
雨柳堂テイストで大好き
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面白かったー
着物や和布が好きなので。 -
着物は着れない。いろんな意味で。残念。
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いつ読んでも本当に絵と物語が美しい。
特に着物好きにとっては大変ワクワクする。
昔から着物の絵もとっても素敵だったので、これをきっかけでまた過去の作品を読み返しているが、気持ちがほっこりして幸せになれる。