- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091374950
作品紹介・あらすじ
究極の片想い連載、ついに完結!!
なほが好きになった男性・向坂には、心の傷があった。
兄嫁で、最愛の女性だったちはるを死に至らしめた傷。そんな向坂の心に触れられず、でもこの恋からはもう、逃げられない…そんな片想い。
なほの想いがようやく向坂に届いた途端、兄の再婚という事件に再び、なほを拒んでしまった向坂。会社も解体に向かい、一度は全てを諦め絶望したなほ。
しかし、最後の勇気が奇跡を呼んだ。
「あんたを俺に下さい」
ついに向坂から告げられた言葉。その時、なほは…!?
プチコミックが誇るナンバーワンロングラン連載、片想いの結末を見届けてください!
【編集担当からのおすすめ情報】
2011年にスタートしたこの連載。4年もの間、「究極の片想い」として大人気を博した今作ですが、表紙巻頭で掲載された最終回は大反響!片想いと言えば両想い→結婚でハッピーエンドが定石ですが、それだけで終わらないのが一井先生。特にラストショットは他の少女漫画には無い、深い感動がありました。今こそ全巻一気読みで、一井先生の熱意を感じてください!
感想・レビュー・書評
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何度も上手くいきそうになるのに、向坂が幸せになることに引け目を感じてるせいでうまくいかず、同じことをグルグルやってる感じがしてしまった。
でも少しずつ上に行ってるようなスパイラルな感じ?
翼の行方不明がきっかけで「今を生きなきゃ」と思うようになって、なほと向き合えたシーンはしっかりと時間をかけて読ませてくれて満足感がありました。
ちはるも拓己にずっと自分を責め続けて欲しい、忘れないで欲しいと縛り続ける人じゃなかっただろうに。
なかなかそう割り切れないんだろうけど。
その割り切れなさを描くのに10巻までかかったのも表現のうちかな、と思いました。
うーん、疲れた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幸せになること
泣かないのではなく誰かを幸せに出来る事。
強くなれる何か。
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主要キャラクター
野田蔵なほ 向坂拓己(さきさか たくみ)
浦江 余 深澤馨(ふかさわかおる)
過去の恋愛で深い傷を負った人に恋をした女の子、二人の感情の変化を丁寧に描いた作品。全10巻。
好きなもの同士がなかなか結ばれない漫画は、くどくなりがちだけれど、この作品は向坂さんの過去を考えると、これでちょうど良い感じ。
再読したい&オススメしたい作品になりました。 -
最終巻はトントン拍子にすすんで、あっ!これ、少女漫画だった!って思い出した。
なほと息子の写真を見て涙ぐむ向坂。あぁ、そういえば、この人の母親はネグレクトだった。
それもあって、兄の家族を壊してしまった事、なほとの未来を歩む事に思い悩んでいたのかと感じた。
自分のせいで大事な人を亡くすという体験、そうそうないと思うけど、そういった人の心を癒すには諦めずに傍にただいる事なのかな。
たまに出てくる、虎と仔猫の絵はいらないかなぁと、それだけ気になった。 -
馨との約束が果たされた最終話。あれ、妊婦ヌードじゃなかったっけ?子供抱っこしての写真だったか←最終話は立ち読みしてたはずだったのに、頭の中で勝手に描き換えられてたわ(笑)とにかくようやく!ようやく!ですよ。余くんも婚約おめでとー☆
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ついに完結☆
いやー、長かったねwヽ( ̄∀ ̄)
お互いに想い合ってるのが丸わかりのくせに、なんて歩みが遅いんだ!…と思ってたけど、なるほどこの二人はくっつくまでが物語だったなぁと。
くっついたらネタ切れというか、とくに問題もなさそうだし♪
何でラストがヌード撮影?って感じだったけど。(ええ、2巻の約束なんてキレイさっぱり忘れましたとも。笑)
まぁ、ハッピーエンドで良かったわ。( ̄ω ̄) -
これで完。けっこう最初の頃からコミックスが発売されるたびに買って読んでいて、主人公たちの中途半端な状態にやきもきしていた。心の傷を抱えていると自分だけが幸せになっちゃいけないと思ったり、でもそれもひっくるめて「好き」。人間の感情は難しいね。
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完結、です!
うおーーーーーーーーーっ!!!
良くここまで、たどり着いた!向坂氏の、エロ(笑)←そこ?(笑)