水神の生贄 (1) (Cheeseフラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091377272

作品紹介・あらすじ

藤間麗渾身の本格ファンタジー始動!

平和な日常から一転、突然に古代のような異世界に引き込まれてしまった有紗陽(あさひ)。その地でムラの豪族の息子翠葉流(すばる)に助けられますが、翠葉流の母によって水神への生贄として湖に沈められてしまいます。湖底で無慈悲な水神の妻となることを約束させられた有紗陽の運命は!?
藤間麗渾身の本格ファンタジー第1巻!

【編集担当からのおすすめ情報】
「黎明のアルカナ」の藤間麗が贈る大型本格ファンタジーいよいよ始動です!!

感想・レビュー・書評

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  • 水神の分かり合えない生物感がいい。

  • 無料アプリ。読むものがなくて偶然見つけ、夜中に読み出したら止まらなくなった。水神の無慈悲さがなんとも言えない。突然異世界に連れてこられて生贄にされて湖に突き落とされ、声を奪われ、手に火傷を負わされまだ小さい女の子なのに散々な目に合ってる有紗陽。開始早々に連れてこられてるけど、事故で池に落ちたわけでもなさそうなので、なんで有紗陽だったのかとか気になるところ。水神の怖さとは対照的に自分が連れてきた有紗陽がひどい仕打ちを受けてることに責任を感じて怖い思いをしてでも助け出そうとする真っ直ぐな男の子の翠葉流。有紗陽を守ろうと必死になるばかりに母親に対して黒い感情が生まれてしまうんじゃないかって心配。翠葉流だってまだ小さい子供なのにヒーロー感がすごいな。

  • 4、7、11巻アニメイト特典イラストペーパー
    きっかけは良平さんがPVのナレーションしたってことで気になって。

  • 平和な日常から一転、突然異世界へと引き込まれてしまった有紗陽。
    ムラの豪族の息子、翠葉流に助けられるが、彼の母によって水神への生贄として湖に沈められてしまう…。
    無慈悲な水神の妻となることを約束させられた有紗陽は…?
    少女の数奇な運命がいま動き出す。

    何気なく手に取ったらまた藤間さんだったという衝撃。この人のイラストはかなり好みなんだなぁと再認識させられる。
    ただ相変わらず背景は白が目立つし、動きのある場面は苦手なようだな。
    個人的には主人公有紗陽が今のところあんまり好きになれない。
    幼女故といえばそこまでだけど、本当に甘やかされて育った今時の子って感じで、危機感なさ過ぎ。異世界に迷い込んでいる異常さをもう少し意識して欲しい。
    水神も最初なせいか実に無慈悲な感じ。こっちはまぁ、人外で神様なのだし、これから変わっていくのだろう事を思えばそこまで気にはならなかった。
    ただてっきりこの有紗陽が水神とぶつかりながらもだんだん仲良くなっていく~的な年の差異種族カップル的なものを想像していたので、普通に翠葉流のとこに戻ってきたのが驚き。
    翠葉流との再会は水神と仲良くなった後、大人になってから~とかかと思っていた。

  • 絵が綺麗、1巻の時点ではまだなんとも言えませんが面白くなりそうな予感がします。
    神様たちが美形でカッコよかったです。

  • 現代の幸せな家から突然古代の日本のような場所に放り出された有紗陽。
    有紗陽を助けてくれたのは、豪族の息子の翠葉流でしたが、彼の母親の思惑によって、水神の生贄にされちゃいました。

    有紗陽はちっちゃいのに、この1巻だけで湖に生贄として沈められたり、飢え死にしそうになったり、声は奪われるし、火傷を負わされるしと散々な目にあってます。

    水神を含め、神様達は暇らしくて、有紗陽相手に暇つぶししてるみたい。
    神を崇める目には慣れすぎてるけど、神を信じない有紗陽の目は珍しかったのか、最後はちょっとだけ水神の気持ちに変化が出てきているように思います。

    また翠葉流も自分が連れて来た有紗陽が生贄にされ、せっかく戻ってきても火傷を負わされてしまい、母親に対する不信感が募ってます。
    黒翠葉流って感じです。

    有紗陽を守るために親を殺しちゃうような感じもしないでもないですが、翠葉流と水神と有紗陽、奇妙な三角関係が見られそうです。

  • 突然異世界へ引き込まれて水神の生贄にされてしまう少女の話。ヒロインは幼女だけど、生贄として湖に沈められるわ、餓死させられそうになるわ、手を煮られるわ、と結構えぐい…(^q^)翠葉流は闇落ちしそうだし、子供に厳しい漫画だなー…w無慈悲な水神が有紗陽にどう影響されていくか楽しみ。

  • 今回も例に漏れず、藤間ファンタジー全開!

    1巻から、というか、もう開いて3,4ページあたりで
    すでに主人公が異世界へと連れて行かれます!


    水神様は、
    鬼畜というよりは、冷畜です。

    翠葉流とはまさに正反対で
    悪意はないけれど慈悲もない。

    まさに無慈悲な神様。

    感情に乏しく、水のように冷たい。

    「やだやだやだ!」と反発する有紗陽の「声」を
    表情ひとつ変えず奪ってしまう。

    目の前で苦しんでいようと、餓死しそうになっていようと
    顔色ひとつ変えず、ただただ眺めている。

    冷たいを通り越して、感情がないのです。

    火傷で瀕死の有紗陽の様子を見にきたかと思えば、
    やっぱりただただ、無表情で眺めているだけ。

    そんな水神に、有紗陽は瀕死の中、最期の力をふりしぼって
    水神の頬を、ぺしっと叩くのです。

    苦しさで目をうるませながら、フーフーと猫みたいに威嚇する。
    有紗陽の精一杯の反抗(←すごくかわいい)

    そして叩かれた水神はというと・・・

    はじめてその手に有紗陽を抱いて、感じたことのない感情が芽生える。

    「なんだ これは」

    こ、これは・・・

    冷畜無慈悲な水神が幼女に恋のジタバタをしてしまう予感・・・!!


    こちらでも感想を書いております。
    http://oshirukomoe.jugem.jp/?eid=1684
    よろしかったらお立ち寄りくださいませ^^

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