風光る (17) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 518
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091381071

作品紹介・あらすじ

セイの女子心が揺れて…新展開の17巻!

長州戦に備え、鉄砲訓練が導入された新選組。時代の流れが刻々と変わる中、女子としてのセイの心も揺れていた。近藤(こんどう)の肝いりで進む沖田(おきた)の縁談の行方は!? そして大阪で頻発する騒動を収めるため、近藤自らが出動。沖田の剣がきらめく戦闘の行方は!? 新たな登場人物の続出で新展開の17巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 信じてくれるから
    信じられる。
    信じられるから
    信じてくれる。
    どちらが先で、
    どちらが続ことなのか。
    疑いから始めると、
    疑いがつらない、
    心が休まらない。
    信じることから始めると、いつの間にかそれが当たり前になる。
    当たり前がないからありがたい。
    信じる人にあてられて、
    信じられる人になれますように。

  • 谷三十郎さんの巻って感じ。めちゃくちゃ圧ある…

  • 沖田センセイのお見合い話完結編。

  • 沖セイ派の私は前の巻からこの巻まで
    もうにやけっぷりが止まりません(笑)
    セイちゃんもかわいいし、
    沖田先生もちょっと照れててずっきゅん!
    斉藤先生は・・・不憫!(笑)

  • 谷三十郎・万太郎兄弟登場の大阪編。相変わらず考証が豊富でいいですね。本編と関係がないところが多いけど、淀川舟運、指切りの由来、二本差しが禁止事項だったこと、主家を失った浪人とそうでない浪人の違い、武士の子は武士必ずしもじゃない、あたりの話は勉強になりました。

  • 2012 10/19読了。WonderGooで購入(古書)。
    1巻と13-19巻を一気読み、という変則読み(汗)
    感想は19巻にまとめて。

  • 神谷女装。大坂。

  • 斎藤さんを密偵説をとって描いているからこその
    旨味のある展開で良いなと思う。
    近藤さんと土方さんのさりげない仲の良さも描かれていて好き。

    特に万太郎さんの描き方と、深雪との出会い方が面白い。
    谷万太郎はあまり描かれることも少なく
    残っている史料も多くはないが、三兄弟が皆新選組に在籍したという
    経歴は興味深く、周平のことは描かれていないものの
    三十郎と万太郎を丁寧に描いてくれているところが好きだ。
    深雪も武士の娘という伏線を無理なく描いて
    次巻につなげるあたりが心憎い。

  • いちばん好きな表紙の巻で。

    これは、私を新選組の虜にさせたきっかけ。
    少女漫画ではあるのだけど、これだけこだわりと細かな史実を上手く取り入れている新選組漫画を私は知りません。

    江戸時代の文化なんかについても詳しく知ることができて、目からうろこなこともしばしば。絵も細かいところまで、よく描きこまれていて綺麗!

    巧妙な手段で性別を偽り、新選組隊士として活躍する女の子が主人公ですが、「女子」っていう設定がすごく上手く全体に絡みながら「武士とは」「誠とは」と哲学的な部分まで話が突き詰められていきます。史実も本当に上手に解釈され、違和感無くフィクションの話が溶け込んでいきます。「なるほど、この史実をこう解釈して、こうフィクションにつなげていくのね!」と作者のストーリーを練る技量に何度も驚かされました。

    キャラクターも魅力。
    主人公は、わりと最近の少女マンガにいそうな感じではありますが、強い明るい女の子。その師が沖田総司。この沖田総司はどの作品の沖田よりもカッコイイです。容姿というか生き方やセリフ、が。惚れます。

    主人公も沖田に恋心を抱きますが、武士としての立場と悩み苦しむ。そんな物語の軸です。(連載中なのでどうなるか分からない…)

    話のテンポがそうとうゆっくりなので、ひとりひとりのキャラクターや心情が掘り下げられていて、悪人はいないようにすら思えます。芹沢だって慶喜だって竜馬だって…
    もちろん近藤・土方はそれぞれ大物でカッコイイ。
    ここまでカッコイイ器の大きい近藤像を、新選組作品で私は他にみたことないです。いっつも他の作品では、土方に祭り上げられて能力もなくて実直バカみたいな描かれ方をしますが、「風光る」の近藤は本当に大将の器です…!!土方はそのまま策士だし。

    「風光る」の山南さん・明里さん、そして松本良順は本当に主人公にとってもキーパーソン。山南さん、松本先生の偉大さを私はこの作品で知りました。。。

    最近は作者がキャラクターに頼りすぎちゃって、ストーリーがおざなりになってる感もあってちょっと残念。。。なんか、原作なのに同人誌みたいなノリがあるときも。私はとことんストイックで鬼な沖田先生に惚れたのに…

    ただ、ストーリーの軸はしっかりしているので、ぶれることがないので大丈夫だと思います。今後にも期待!
    でも沖田先生が死んじゃうのイヤだなあ。。。

  • 同じ事言うのでももう少し言い方を考えればよかったのに…

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著者プロフィール

日本保健医療大学保健医療学部准教授

「2017年 『保健の実践科学シリーズ 学校看護学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺多恵子の作品

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