砂時計 1 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1362
感想 : 204
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091384010

感想・レビュー・書評

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  • これぞ傑作!と言いたい漫画。
    何度も読み返したい。

  • 無料アプリ。もう過去に何度読んだかわからないけど、その度に暗い重い気持ちになった気がする。その頃にちょうど僕等がいたも同時に読んでいて、なんで漫画を読んでこんなにズーンってなってるんだろうって思ったな。
    主人公の杏は12歳の冬、親の離婚で母親の実家の島根で暮らす事になる。杏の母親弱すぎるんだよな。12歳の子供がお母さんに頑張ってって普通に言うよね。そんな事すらも気を使わせないといけないなんて杏がかわいそう。でもずっと村を出たかったのに、出戻らないといけないっていうのも辛いものがあるんだろうな。そしてこの頃から大悟がいい事言うのよ。大事に想っとった気持ちを消そうとすんなって若い頃の私にも響いた。
    母親が死んで1年半、14歳の夏キャンプ。柔道部の女の子が印象的。嵐の中の宝探しは壮絶だったけど、血だらけのオチと初めてのキスが可愛らしかった。

  • 中学生の娘が、昔としかで読んだって言うから借りてみたけど…。え?小学生の時?え?まじ?

  • ★読了日不明。

  • 少女漫画、王道だった

  • 昔、映画を見たんだよね。原作が気になっていたので読み始めました。

  • ドラマ化•映画化された作品。
    私はこの作品、小中学時代の頃の2人が好き。
    この作品を読んでいると人間って弱い生き物だなぁ…と思う。
    そして、笑っている人間が心から笑っているとは限らない…
    虚勢をはって生きている人間が弱い者イジメとかをするのかもねぇ…
    取り敢えず、いくら弱くても小学生の娘を置いて命を絶つなとは言いたい…
    強く健気に生きようとする杏が逆に痛々しく感じる…

  • 2016.4  8巻まで

  • 3度目(もっとある?)の読み直し。自分が生きるについて考え直したいときに読んでる気がする。何度も読んでいるのに、初めて感情移入して深く共感した言葉が多かった。一年計砂時計を見て「こうやってみると1年って意外と長いのねえ」と言ったお母さんの1日の早さの感覚。「がんばって!」と言われて「うん」と返すまでの少しの間。生きづらさを感じるお母さんへの共感だけでなく、杏やおばあちゃんなど、自分が追い詰めたと後悔する周りの人達の気持ちも昔よりわかるようになった。
    ただの胸キュン少女漫画じゃなくて、人の複雑な心の内を細かく描写している漫画。
    ただ、出会ったばかりの杏に「ずっと一緒におっちゃるけん」と約束する大悟や、すぐにそれを絵馬に書いて祈る杏の行動はさすがに展開が早すぎる(ここだけ漫画っぽい)と感じたけれど、体も成長していく多感な時期特有の恋愛感情や、生理への戸惑いなどがリアルで、私もその頃からこういう恋愛ができたら楽しかっただろうなぁと、少し羨ましくなってしまった。

  • 2015年11月11日 二度目の読み直し。一緒にすごしてきた母を亡くし、自分の言葉を悔いている杏に若くも力強く声をかける大吾は大人びて見えた。杏が我を失って、砂時計を壊してしまったあと、『大事にしとったもんを壊すな。大事に想っとった気持ちを消そうとすんな』はめっちゃかっこよかった。悲しいことばっか見てんな、楽しかったことだってあったはず。
    俺が支えてやるから前見て一緒に歩こうやって気持ちを込めた『俺が一緒にいちゃるけん』は心に刻まれた。
    辛いことを共有した同士の繋がりは最強やで。

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