ふしぎ遊戯 玄武開伝 (1)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 889
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091384713

作品紹介・あらすじ

ふしぎ遊戯「玄武の巫女」伝説が今開かれる

時は大正時代。多喜子は、父・永之助が訳した中国の書物「四神天地書」の中に突然吸い込まれる。降り立った異世界で、自分が玄武の巫女だという運命を知り…!? 「ふしぎ遊戯」の始まりの物語、玄武の巫女の伝説が今、幕を開けた。ファン待望の弟1巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 朱雀編では悲劇として書かれていた玄武編。
    後半はまだ未読だから、読み進めていくのがちょっと怖い。

    舞台は朱雀編よりも200年前の大正時代。
    父が訳した四神天地書の中に吸い込まれた多喜子。

    大正ロマンな雰囲気大好きだからうれしい!
    しかも舞台は盛岡。
    盛岡というと、宮沢賢治が思い浮かんで
    そこもまたドキドキしてしまう♡

  • ★読了日不明。

  • 『四神天地之書』の本当の始まりの作品。
    私は「朱雀・青龍編」リアルタイム世代。
    「玄武編」が読める時代が来るとは思ってもいなかった…
    「朱雀・青龍編」を読んで結末を知っている…と言いたいが、昔過ぎて記憶が曖昧(笑)

    ここから始まる多喜子ちゃんの物語。前作を懐かしみつつ楽しみたいと思います。
    それにしても、倶東国は相変わらず治安が悪い…というか国が乱れている…

  • ふしぎ遊戯が朱雀・青龍編。
    こちらは、その朱雀・青龍より前の玄武編で事の発端となったお話でした。

    時代背景が大正時代で、袴やら薙刀やら、けっこう好きな雰囲気でした。
    内容も朱雀・青龍より玄武の方が好きです。
    ただ、いただけないのはヒーロー役の女体化。
    もうちょっと何か他になかったのかな。

    ここまで読んでしまったら、少しだけ登場した白虎編の鈴乃のも読んでみたいです。
    読み切りのではなくてね。

  • 時代設定がいいですね。
    時は大正、場所は岩手、女学生の袴姿。
    中国の「四神天地書」を通じて、青竜、玄武、朱雀、白虎の四獣を神力のまじないで召喚するというストーリーで、恋愛だけじゃない内容も良いです。
    子供のころ、TVアニメで「ふしぎ遊戯」をワケもわからず見ていましたが、大人になって見返すと意味が分かって面白かったです。
    興味をもったので”玄武開伝”のほうも読んでみました。

  • 第1〜3話収録。大正12年の盛岡にある村で、女学生の奥田多喜子は肺病の母・美江とばあやの3人で暮らしていた。ある日、父・永ノ助が一年ぶりに中国から帰国。永ノ助は帰宅後、直ぐさま文献「四神天地之書」の訳に取りかかる。訳本「四神天地書」の完成と共に美江は死去。多喜子は母の死を哀しむ中、父が「四神天地書」の訳本に気を取られていることに腹を立ち、破り捨てようとしたその時、本から出てきた眩い光と雪と共に姿をくらます──。朱雀・青龍編の『ふしぎ遊戯』から約7年、遂に玄武編開始。
    休載を繰り返してきた本シリーズが完結すると判明し、1週間ほどで集めました(笑)絵柄だいぶ変わってる。朱雀・青龍編の方がより艶っぽい感じ。雑誌の傾向に合わせてたんかな。朱雀編の主人公・美朱は我儘かつ偽善者ぷりが気になってたが、多喜子は正義感が強く、逆境に負けず運命に立ち向かう姿が格好良くて好き。父に見放された自分を必要としてくれる人がいる限り、玄武の巫女として努力するという、納得のいく展開も良し。1巻では女に変身する謎の青年リムド、玄武七星士・虚宿(とみて、本名チャムカ)が登場。

  • 全12巻。
    最終巻まで出揃ったところで改めて1巻から読み返して…泣いた…。

  • ふしぎ遊戯の玄武編。

    主人公多喜子と父の心のすれ違い。
    嫌いなものベスト3の表現は笑ってしまった。3位がタコって。1位は父。

    自分は必要とされていない。
    でも、必要とされたい。
    揺れ動く多喜子の心が痛い。

    女宿と虚宿と出会い、旅が始まる。

    「玄武の巫女になる」
    決意に満ちた一言が印象的。

  • ようやく完結という事で最終巻までまとめて読みました。
    途中休載や他連載等で9~10巻まで2年と9ヶ月あったようですが、この間に絵に立体感と迫力が生まれグッと読みやすくなり、作品をより良いものになったのではないかと思いました。

    後半は毎巻涙し、ラストはより感動しました。
    本作を読んで旧作を読みなおしたくなりました。

  • 最後までよみおわりました。間違いなく多喜子が四国中の巫女の中で(女宿曰く)一番強く、一番良い女だと思います。結末は前作でもう語られていたけれど、やっぱりそのときがきたら顔をグシャグシャにしてボロ泣きしてしまいました。どこの時代でもいい、どこの世界でもいい、彼らが再び廻り合いもう二度と離れることのないように私も願いたいです。

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