たーたん (1) (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 459
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091386847

作品紹介・あらすじ

童貞×JC≒父娘? 西炯子、超意欲作!

15年前、全く冴えない28歳の童貞男だった上田敦は、
友人から赤ん坊を預かる。その友人は殺人を犯し刑務所に入ったのだ。
赤ん坊の名は鈴。敦は鈴を娘として懸命に育てた。
鈴は父を「たーたん」と呼ぶ。
父は出生について娘に何も話していない。鈴は何も知らない。
ワケあり父娘の心ヒリヒリコメディ!
西炯子初の青年漫画誌連載作にして意欲作、待望の単行本第1巻。
ビッグコミックオリジナルにてシリーズ連載中。


【編集担当からのおすすめ情報】
月刊フラワーズの人気連載『初恋の世界』単行本第1巻も同時発売。
『たーたん』1×『初恋の世界』1同時発売記念プレゼント企画開催中です。
詳しくは、それぞれの単行本のオビをご覧ください!

感想・レビュー・書評

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  • おじさんが女の子を育てる系の物語。
    面白いのは、育てられている少女の方が、父を実の父じゃないと知らずに15歳まで育ってしまっているところ。
    実は血が繋がっておらず相手はそれを知らないけど、家族愛は育まれている。こういうシチュエーションは好きなので、ビビっときました。

    女の子を育てる系統の物語は、どうしても女の子が育てた男に恋をする物語へ収束していきがち、という偏見を私は持っています。
    ただ、これは「本当の父親でない」ことを女の子の側が知っているからこそ成立するもので、本当の父親と思っていたらどうなっていくのか? こういった物語を読んだことが無いので、今後が楽しみです。

    不満点としては、男の方が「本当の父親でない」ことを告白しなければと考えているのに、行動に起こせていないところ。
    自分から全く行動できず同じところをグルグル回るような男は、ゼロ年代では主流だったかと思いますが、2010年代後半の作品でこれは見ていてちょっとキツイなと感じます。
    とはいえ、まだ1巻で導入のフェイズなので、これからどのように物語が展開していくのか、楽しみです。

  • 設定が面白い。主要人物の性格が良くて、読んでいて嫌な気持ちになる事がない。後、おっさんが可愛らしく描いていてそこがまたストレスフリーだった。

  • 犯罪を犯した中学時代の同級生の生まれたての娘を引き取り育てる羽目になった童貞男と、中学生に成長した娘との親離れ子離れ的な話第1巻。結構面白い。

  • 読了。面白かった。2巻買いに行こう。

  • そんなことあるんかな。ほのぼのしていて良い話。

  • 実際難しいよなぁ…。「実の親じゃない」だけならまだしも、「実の父親が殺人で服役中」なんて…。思春期だし、伝えた後の事を考えたらなかなか言えないよ。しかも、たーたんはヘタレ。
    だけどタイムリミットが迫ってるから、伝えない訳にもいかない。頑張れたーたん。
    伝えた後どうなるか、実の父親がどんな人物か気になる。
    この方の漫画をちゃんと読んだのは初めてだけど、テンポが良くて読みやすいし、繰り返される毎日に日常感があってよかった。
    でも中学生の体が小さすぎる。

  • タイトルに惹かれて、手にとった。

  • 『早く伝えろ』と思ってしまいます……。

  • これは名作の予感。娚の一生から、姉の結婚、軍艦、映画監督のやつ、カツカレーと読み継いできたけど、これは名作の予感。娘のキャラクターが青年誌対応してるけど、まぁご愛嬌ということで。

  • 久々に西炯子さんの作品では興味がある作品(他が嫌いな訳ではないのですが)。あまり茶化すような事なく、心の機微に触れるようなお話になるのを期待します。

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著者プロフィール

鹿児島県出身。1988年『待っているよ』でデビュー。代表作は『娚の一生』『姉の結婚』。

「2018年 『キスする街角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西炯子の作品

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