大長編ドラえもん (Vol.4) のび太の海底鬼岩城(てんとう虫コミックス)

  • 小学館
4.06
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本棚登録 : 269
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・マンガ (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091406019

作品紹介・あらすじ

●あらすじ●今回の舞台は海底。海底へ遊びにきたドラえもんたち仲よし五人組は、チョモランマと富士山を足した長さの海溝を下ったり、口の悪い水中バギーに乗って、海底ドライブを楽しんだりと、大満足のキャンプになるはずだったのに、とつぜん、現れた海底人によって、ドラえもんたちは一瞬にして囚われの身に!! なんと海底には高い文明を持つ海底人の国、ムー連邦があったのだ! 海底人のやさしい少年、エルからくわしい話を聞いたドラえもんたちは、ただただ驚くばかり。ムー連邦の首相は、この国の存在を陸上人からかくそうと、ドラえもんたちを一生国内に閉じこめようと考える。そして、国境を無断で越えれば死刑になると知りながらも、脱出を試みるドラえもんたち。はたして、無事国境を越え、再び陸上にもどることができるのか!? 海底人の追っ手が猛スピードでやってくる!! にげきれるのか、ドラえもん!? 大長編ドラえもん激動の第4作!!

感想・レビュー・書評

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  • もう何度目だろう? 何度読んでも面白い!

    もし、ドラえもん映画で最もすぐれているのは何か、と聞かれたらすごく迷うだろうけど、大長編ドラえもんだったらこの四作目、『のび太の海底鬼岩城』だな。

    このころの絵が一番硬質で、緊迫感がある。
    敵の本拠地アトランチスの不気味な暗さ、
    鉄騎隊の金属のとげとげしさ、
    そしてそして親玉ポセイドン!
    てんとう虫コミックス198ページでポセイドンが
    「時はきた!わが前にいけにえを!その娘の首をはねよ!」
    と叫ぶコマ、これなんかゾクゾクしちゃうな~。
    そのあと全然セリフのないコマが3コマ続くところがたまんない!
    必死の形相で「あんたを爆破してやる!!」とポセイドンをにらみつけていたしずちゃんがすっかり無抵抗になっているのが、まさに絶望!って感じでね、かっこいいの!

    でもすごいな、と思うのは、アトランチスの戦いってたった三十ページちょっとだっていうこと!
    本編だって207ページ。それだけで「大長編」なんだもんね、それがすごいよ。

    ドラたちが本格的に冒険に巻き込まれるのは半分過ぎてから。
    それまでは夏休みに海底で楽しくハイキングしながら、じわりじわりと変な感じが重なっていく、これがまたいいんだ。消えては現れる幽霊船。バーミューダトライアングルの伝説。水圧死寸前になるジャイアンとスネ夫。「死ヌンデスカ。人間ナンテイバッテテモ、コウナルトダラシナイモノダネ」というこの突き放したセリフ!

    もちろんハイキングの楽しさもちゃ~んと描いててね、ほんっとこれ楽しそう!
    ポンプ式でプカプカふくらませて建てるテントアパートほしい!
    38ページの4コマ目で急に真上から見下ろす構図になって、ジャイアンだけ満面の笑みで寝転がっているのがいい!
    昼ごはんに食べたいものが
    「ぼくお子さまランチ」
    「パンケーキ」
    「カツどん大盛り」
    「フィレミニョンステーキをレアで」
    と、みんなすごく「らしい」とこがいい。
    のび太が「くらげごっこ」なんていう、じつにひまったらしい遊びを提案するのがなごむ。
    「くらげみたいにユラユラうかんで昼寝するの。どこまでただよっていくか目がさめたときのお楽しみ」
    そしてみんながそれをまったく無視してしずちゃん提案の「深海魚をみるツアー」を採用するところがまたいい。
    深海底まで何キロも続いている大陸斜面を見てのび太が
    「サンドスキーのゲレンデにしたらおもしろいだろうね」
    となかなか気のきいたことを言うとドラがすかさず
    「そりゃあ、おもしろいにきまってる。ただし、スキーがすべれればだけど」
    といつものイヤミを返すやりとりとかも読んでてニヤニヤしてくる。
    98ページから101ページにかけての水の上の食事はもう極楽!これぞ極楽!と思う。『ドラえもん』に出てくる食事ってどうしてあんなにおいしそうなんだろう?
    79ページと80ページ、五人がセリフを分担しながらマリアナ海溝の底の底までまっさかさまに下りていく……ああ、一度でいいからこんなことやってみたい! 絶対無理だけど、無理だからやってみたい!

    やっぱりドラえもん最高!

  • 大長編ドラえもんの4作目・海底鬼岩城。

    なんといってもこのお話はバギーに尽きる。
    なんでも叶えてくれそうなドラえもんですが、悲しいかな資金繰りは火の車らしい。今回に限らず、いろんな所でお金に困っているというシーンがありますね。
    のび太がすぐに「助けて助けて」言うからか。

    ただ、苦しい懐事情で買ったバギーだからこそ、人間味あふれるキャラクターを持ちあわせていました。
    偏屈で惚れっぽいけど、大切な人を守るために自らを犠牲にすることをためらわない。

    映画やドラマにマンガ・小説と数多くの物語ある中で、自分が涙するのは、誰かの決意と覚悟。
    その発露に涙します。

    今思うと、海底鬼岩城のバギーが最初かもしれないなぁ。

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  • 安定のおもしろさ。大長編はハズレがないので安心して楽しめる。

    スネ夫とジャイアンが大西洋進行中にテキオー灯が切れて、
    ピンチになったときのバギーの台詞「死ヌンデスカ。人間ナンテ
    イバッテテモ、コウナルトダラシナイモノダネ。」に薄ら寒さ的な
    恐怖を感じる。
    人口知能がさらに発達した未来にこんなことにならなければよいが・・・。

  • 冒険自体も勿論面白いのだが海に行く前にのび太にみんなが宿題を応援するシーンが良い。
    しずかちゃんの言葉でやる気が出たというのび太にいきなりバット振り回し「ならさっさとやれ!」喝を入れるジャイアンに笑った。

  • 海の底行ってみたいなあー。

  • 小さい時2番めに数多く読んでました。何でかっつったら自分も海が好きだったからですかね。都市伝説から妄想をふくらませた終末ストーリー。遥か昔に滅びた無人の核施設がドーンとなるっつーシロモノで、敵なき敵、ってところが不気味ですよ。それ自体はSFの常套句ではありますが、それがドラえもんで展開されるというのがね……鉄人兵団もその一つ。このヤバさってのをしずちゃんは理解しています。「なにもかもおしまいなのね……」彼女の背負ったものが重すぎる。一方のドラちゃんは大人たちの信頼をガッチリつかんでいた。

  • バギーがいい。そしてしずかちゃんがいてよかったと思う。

  • 辻村深月さんという方の
    「凍りのくじら」という本に出てきて懐かしくなったので
    遠い遠い昔以来の再読。
    長男の愛読書を借りました。

    ドラえもんって
    こんなに社会科的要素が強かったっけ?って
    何回も感心してしまいました。
    小学館に愛されるワケが今になってよく解かります。

    のび太の学校が夏休みになって
    どこかへ行こうという話で盛り上がるお決まりの序章。
    そこで海も山も堪能できる深海へ出発し
    テキオー灯や深海用海草胞子、
    海底クッキングマシーンや水中バギーなどのひみつ道具とともに
    バミューダ三角海域に潜むアトランティス連邦の
    自動報復システムと闘うことになります。

    長男に
    「どこが一番印象的だった?」と尋ねられ
    「バギーちゃんとしずかちゃんの友情かなあ」と答えたら
    「ぼくはのび太が山へ行きたいって言って
     ジャイアンたちが海へ行きたいって言って
     みんなが一度に喋ったらわからないよ!って
     ドラえもんが言うところ」と返ってきました。
    いろんな意味で
    あたしは大人になっちゃったんだなあと気付かされた余談(笑)

  • 大昔、小学生のころにファミコンでやったということぐらいしか記憶が残っていなかったが、あらためて読んでみると、どきどきわくわく感あり、ほろりと感動場面ありと、大人になった今でも楽しんで読むことができた。

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