ドラえもん(ぴっかぴかC) (16) (ぴっかぴかC)

  • 小学館 (2007年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (96ページ) / ISBN・EAN: 9784091480705

感想・レビュー・書評

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  • 1位
    まず簡単な書誌学から。『ドラえもん』の単行本といえばふつう小学館のてんとう虫コミックス(通称てんコミ)全45巻を指します。ここに収録されているのは823話。しかし『ドラえもん』は全1316話あります(数え方によって多少の誤差あり)。てんコミ1~45巻は全てF先生の自選集なので新刊は出ません。
    そこでファンは中央公論社の著作集「藤子不二雄ランド」(通称FFランド)301巻のうちの『ドラえもん』45巻(小学館とは編集が違う)、絶版のカラーコミックス、雑誌「ぼく、ドラえもん」の附録(全25巻)、てんコミと同系統の装丁である『ドラえもん+』(全5巻)そして近年小学館が出しているカラー作品集(現在7巻まで)とぴっかぴかコミックス(現在17巻まで)などからてんコミ未収録作品を探します。
    もっとすさまじい人になると初出の雑誌を集めるところまでいくのですが、私にはとてもそんな根性ありません。
    くせものなのがFFランドとぴっかぴかコミックスで、これはてんコミ収録済のと未収録のとがまじっているもんですから、買うか買わないか、いつも悩みの種になるんです(しかもFFランドは古本だから高値がついてる!)。

    だいたい『ドラえもん』ほどの超名作に完全版がないことが問題なのですが、それを知ってか知らでか(いや、きっと知ってんな)小学館は十話ほどのぴっかぴかコミックスの中に未収録を一話とか二話とか、小出しに入れてくるんですよ。このケチな商法にひっかかってしまう方もしまう方なんですが、惚れたが負けなんだから仕方がない。

    もともとぴっかぴかコミックスは幼年向けなのに妙にマニアックな編集で、『のび太の恐竜』カラー版とか『怪物くん デーモンの剣』カラー版なんてかなり貴重ですし、『モッコロくん』なんてはじめての単行本化!これはほんと驚きましたよ。『バケルくん』や『ポコニャン』の復刊もあるしね。

    2007年は『ドラえもん』14~17巻が出版されました。その中からなんとなく16巻をチョイス。未収録は「ぼう遠メガフォン」「かんせいウェーブ」「雪ふらし」の三話。「かんせいウェーブ」のリズミカルなこと!このなんてことない楽しさがいいんだなあ。
    収録済の話にしたって、何回読んでも色あせない。「水加工用ふりかけ」の、水をねんどやスポンジにして工作するこのワクワク感!「人食いハウス」のバカホラー!「見たままスコープ」のしずちゃんのひとり芝居!「タンポポ空を行く」のタンポポの叙情的なひとり語り!(F先生の魅力ってモノローグにあるんだなあ)そして「おすそわけガム」の「シャクシャク」!でましたよ「シャクシャク」!おすそわけっていうのがみみっちくていい。「なめらかな、したざわり。さわやかな歯ごたえ。すばらしいかおり。」ねえ!

  • 僕が初めて買った漫画はてんとう虫コミックスの『ドラえもん』18巻と31巻と34巻でした。以後、漫画、アニメ、映画からいかに影響を受けまた学んだものか…。勇気や友情をはじめ、人生に大切なものはほとんどすべて『ドラえもん』から学んだと言って過言ではありません。

    しずかちゃんのお父さんが語る「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人間〜」は、確かに僕の理想の人間像を形成しています。全45巻(そしてプラス)に永遠の名作とそのもとが溢れていますね。

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