- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091510150
感想・レビュー・書評
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初体験と江戸修学。のびのびとしている。
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【要約】黒船がでてきた。鉄がどうのこうのゆっていた。おもしろい。。。
《感想》おもしろいのでよんでみてみてください。 -
坂本龍馬の生涯をフィクションも交えつつたどる魅力溢れる作品です。小学生のとき、アニメ化されてNHKで放送していたんですよね(メインは少年時代)。僕は以蔵さんの大ファンでした。武田鉄矢の主題歌が意外と印象深かったなあ。
漫画は、龍馬に限らず幕末の志士をはじめとした脇役の個性が際立っていて、内容も一品。幕末の歴史を学ぶうえでも重宝する仕上がりになっています。志士たちがどんどん非業の最期を遂げていくため、涙なしには読めません(泣)。 -
竜馬、江戸に行く。 竜馬は日本一の剣士になるために江戸への修行を志願した。当時、「日本一」という観念は地方の藩にはなかったという。藩が今で言う国のようなものだったからだ。そのときに竜馬は日本一を目指し、それを行うために江戸に行く。竜馬は江戸で黒船や吉田松陰、佐久間象山などの当時の重要人物と出会う。階級差別の激しい土佐の田舎と都会の江戸は違う。郷士の竜馬は藩士に認められ行動を共にする。黒船の襲来を経験し、竜馬の見識は広がった。その後、吉田松陰は黒船に乗り込もうとした罪で幕府に罪を問われる。このような熱い人物の存在がその後の日本を支えたのだと思う。
そういえば、なんとなく思い出したのだが、明治時代、夏目漱石は英国にわたり文学を学ぼうとした。夏目漱石は開国後、日本国民の「精神的な鎖国」を破ろうとしたのではないかと考えられる。国が開国しても心が世界の田舎ものではしょうがない。夏目漱石は新聞に執筆し、外国の思想的異物を日本国民にぶつけることにより自分が「黒船」の役割を担おうとしたのではなかったか。漫画の中で、若き日の高杉晋作が「命などさっさと天に預けてしまえ!!」と言ったセリフと、夏目漱石の「則天去私」が自分のなかで重なった瞬間だった。