クロサギ (10) (ヤングサンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.51
  • (25)
  • (14)
  • (78)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 370
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091510976

作品紹介・あらすじ

▼第98~101話/トリック詐欺(I~IV)▼第102~108話/巨額投資詐欺(I~VII)▼シロサギ・データ・ファイル

●主な登場人物/黒崎(人を騙し金銭を巻き上げる詐欺師の一種“シロサギ”のみを標的にする詐欺師。通称“クロサギ”)、吉川氷柱(よしかわつらら。政和大学法学部に通う検事志望の大学生。自分が住むアパートの大家・黒崎を密かに慕う)、桂木敏夫(詐欺師を裏で操る大物フィクサー。普段は「スナック桂」のマスター)
●あらすじ/氷柱の父・辰樹は、家庭を顧みず、金に困ったときだけせびりに来る甲斐性のない男。ある日、そんな辰樹がふらっと氷柱の前に現れ、ネットでブランドショップ事業を始めるのに必要な10万円を貸してほしいと言ってきた。これまでの経緯から、一度は断った氷柱だが…? 一方、次に喰うべきシロサギの情報を得るため、桂木の元を訪れていた黒崎だが、そこで渡されたのはなんと辰樹の写真で…(第98話)。
●本巻の特徴/初めての7話構成となる表題作「巨額投資詐欺」では、投資ファンド、インサイダー取引等に関わる、現実に2006年の日本を席捲した闇に鋭く斬り込む!!
●その他の登場人物/早瀬(桂木の直属の部下でボディーガードの役割も果たす)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • トリック詐欺。騙す気はなくても、被害が出たら結果的に加害者になる。儲けたい、得したい、楽したい、そんな甘い考えを持った被害者が多かったからか同情は出来ない。壊れた信頼を取り戻すには、どれぐらいの年月が必要なのだろう。
    氷柱父、登場。

  • 無知は罪なり。
    いつか何かが変わるはずだ。
    終わりなんてものは、たとえ望んでいなくてもいつか必ずくるものなんだ。
    利用するってことは少なくとも使える人間だと認めてるってことだ。

  • とりあえず、読みきってみた。
    マニュアル的要素を意識してか基本構成がずっと一緒だし(でもこんな物語要素の強い話をマニュアルとして読むのはどうかと思うけど。手口以外は参考にならないと思う)、おんなじオチっぽいものもあったりして時々中だるみ感を感じなくもない。まあ、ヒロインの氷柱ちゃんが気に入ってるので、見ている感じ。不幸体質で健気なわりに、一応距離を置いているので、この娘が出てくる回はぴりっとしてよいからね(宝石詐欺の回のぞく)。
    法学部生で検事志望というロミジュリ的設定はどこへ行ったのだろうと思いつつ。まあ着実に主人公も落ちていってるし、そろそろ動きがあるかなと期待しています。
    あとそろそろ登場人物増えてきて、登場人物紹介を巻頭に入れても良いのではと思ったりもする。

  • 読了

  • 詐欺にあったり片棒担がされたりするのは、やっぱり何か怪しいのは分かってて手を出した人も多数なんだろう。お金は地道に稼がないとね

  • 200609 実在の事件をモデルにしており、なかなか面白い

  • ドラマ化もされましたが、原作の方が面白いと思います。「美用品詐欺」など女性にも身近な詐欺の手口や対策などがあとがきに書かれていますので漫画だと馬鹿には出来ません

  • ドラマは数字取れてたのでしょうか?<BR>
    まあ、ぼちぼち見てましたが<BR>
    黒崎君はミスキャスト。<BR>
    しかし、原作は無難に普通に面白いです。<BR>
    ドラマ化、と言う台風も去ったので<BR>
    まったり読んでいきます。<BR>
    随分登場人物達に「ゆらぎ」が<BR>出てきました。<BR>
    クライマックスに向けての準備でしょうか?<BR><BR>
    無理に急いでる感じもなく、<BR>
    一応詐欺問題を扱うという本題からも逸れずに<BR>いい感じに進んでいると思います。<BR>

  • 氷柱ちゃんのお父さんの話と、早瀬さんがらみのお話。
    黒崎と桂木の複雑で微妙な関係になんともいえない気持ちになります。
    しかし、世の中にはいろいろな詐欺があるもんですね…。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

既刊に『クロサギ』シリーズ(原案・夏原武)、『UNDERGROUNDOGS』全3巻(以上小学館)、『絶滅酒場』全5巻、『くだけるプリン』全1巻(以上白泉社) 等。

「2022年 『東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒丸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×